“青丹よし 奈良の都は 咲く花の

にほふがごとく 今盛りなり”-。

 

万葉集にもすでに歌われる

桜の名景が楽しめるのが奈良県

 

平城京の昔から貴族がこぞって

桜の花見に押し寄せた奈良県の桜の名所は、

一度見れば人生観が変わるとも言われる

名景ぞろいになっているんです。

 

今回はそんな奈良県の桜の花見の

名所や穴場スポットを、

満を持してご紹介致しますよ。

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桜の花見ができる奈良県の名所は?

奈良県は古代人から連綿と

愛され続けている桜の名所の宝庫。

 

いにしえの人々と思いを同じくできる

桜の名所にはどんなところがあるでしょうか?

 

桜の花見では奈良県の吉野山下千本が名所!


参照元:http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/

見頃:4月上旬 ~ 4月中旬

見所:展望台から眺める200種3万本の白ヤマザクラに染まる谷

花見の時間:終日観覧可、ライトアップは18時~22時まで

料金:無料

住所:吉野郡吉野町吉野山(標高約230m~350mのポイント)

最初にご紹介する奈良県で

桜の花見ができる名所は、

吉野山下千本です。

 

下千本は吉野山の中で最も早く

桜が開花するスポットです。

 

“一目に千本見える豪華さ”と言われ、

かの秀吉もその壮麗さを愛して

毎春足を運んだとか。

 

実は桜もさることながら

「春紅葉」と呼ばれる

もみじの樹が桜と同時に色づくのは、

この下千本のみなんです。

 

吉野山の中でも敷物を広げられる

緑地スペースがあるのもここだけなので、

桜繚乱と紅葉の赤とピンクの競演を

贅沢なピクニックで堪能しましょう。

 

 

桜の花見では奈良県の吉野山上千本が名所!


参照元:http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/

見頃:4月上旬 ~ 4月中旬

見所:一目千本の言われ通り、桜の羽衣をまとった吉野山大パノラマ一望の圧巻

花見の時間:終日観覧可、ライトアップは18時~22時まで

料金:無料

住所:吉野郡吉野町吉野山(標高約370m~600m)のポイント

次にご紹介する奈良県で

桜の花見ができる名所は、

吉野山上千本です。

 

上千本は標高が高いので

比較的遅めのお花見も可能ですから、

シーズン終わりに行くのがおすすめ。

 

散り狂う桜が山を吹雪のように包み、

花矢倉展望台からの眺め

魂を奪われるほどの美しさ。

 

この頃になると夜間のライトアップも

人出がかなり少ないため、

ゆっくりとロマンチックに鑑賞できます。

 

カップルでのお出かけに最適な

桜の花見スポットと言えるでしょう。

 

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桜の花見では奈良県の長谷寺が名所!


参照元:http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/

見頃:4月上旬 ~ 4月下旬

見所:境内から一望する約1000本のソメイヨシノやヤマザクラのグラデーション

花見の時間:8時30~17時(繁忙期は18時まで)

料金:大人(中学生以上) 500円/子供(小学生以上) 250円

住所:奈良県桜井市初瀬731-1

次にご紹介する奈良県で

桜の花見ができる名所は、

長谷寺です。

 

紫式部や清少納言といった

平安女性たちに愛された桜の名所は、

寒緋桜、大島桜、河津桜を始め

何と10種もの桜のグラデーションが

楽しめてしまうという贅沢の極み。

 

祈りの回廊と呼ばれる

回廊を渡りながら桜を眺めれば、

まるで桜の空の中を浮遊しているかのような

現実離れした感覚を楽しめます。

 

早朝は靄がかかって非常に幻想的

なおかつ人も少ないですから、

是非早起きは三文の徳を実感してください。

 

 

桜の花見では奈良県の信貴山 朝護孫子寺が名所!


参照元:http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/

見頃:3月下旬 ~ 4月上旬

見所:2000基もの石灯篭のぼんぼりによる桜のライトアップの幽玄

花見の時間:終日観覧可、ライトアップは日没~22時まで

料金:無料

住所:奈良県生駒郡平群町信貴山2280-1

次にご紹介する奈良県で

桜の花見ができる名所は、

信貴山 朝護孫子寺です。

 

鳥獣戯画の縁起絵巻で知られる

信貴山の桜は、

まるであの動物たちが躍り出てきそうな

愛らしくも親しみやすい美しさです

 

夜の2000基の石灯篭に照らされる

桜のおとぎばなしのような景観は、

絵巻の世界に迷い込んだかのような

不思議な気持ちにさせられるでしょう。

 

お子さん連れでもしっかり楽しめる

万人向けの桜の名所です。

 

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桜の花見では奈良県の吉野山中千本が名所!


参照元:http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/

見頃:4月上旬 ~ 4月中旬

見所:下千本、上千本を見渡して桜の海に浸るような幻想世界を味わえる

花見の時間:終日観覧可、ライトアップは18時~22時まで

料金:無料

住所:吉野郡吉野町吉野山(標高約350m~370mのポイント)

次にご紹介する奈良県で

桜の花見ができる名所は、

吉野山中千本です。

 

中千本はちょうど上千本と

下千本の間で谷に位置します。

 

桜にサンドイッチされた形で

むせかえるような春のピンクの海を

泳ぐような感覚が楽しめるのが特徴。

 

およそ3万本ともいわれる

吉野山全体の桜の迫りくるような、

迫力を味わうならばここです。

 

名物の桜羊羹が購入できる

茶店もここしかありませんので、

立ち寄りを忘れてはいけませんよ。

 

 

桜の花見では奈良県の大中公園が名所!


参照元:http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/

見頃:3月下旬~4月上旬

見所:川の両岸を縁取るソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤマザクラ1200本の桜帯

花見の時間:終日観覧可、ライトアップは18時30~21時

料金:無料

住所:奈良県大和高田市大中

最後にご紹介する奈良県で

桜の花見ができる名所は、

大中公園です。

 

赤いぼんぼりが立ち並ぶ

川沿いに1000本およそ2.5kmの

桜の回廊が出現します。

 

屋台も数多くシーズン中に出るため、

賑やかな雰囲気と桜の舞のコラボ

春のレジャーらしい華やかさ。

 

とりわけ家族連れで出かけて

お子さんに四季の花を愛でる楽しさを、

知ってもらう入門スポットとして

おすすめしたい名所です。

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桜の花見ができる奈良県の穴場は?

桜の都として昔から親しまれてきた奈良、

花見の穴場は難しいと思いきや

知る人ぞ知るのスポットも隠れています!

 

桜の花見では奈良県の後藤又兵衛の屋敷跡が穴場!


参照元:http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/

見頃:3月下旬から4月上旬

見所:樹齢300年を超える枝垂桜の荘厳な姿は、桃の花とともに楽しめる

花見の時間:終日観覧可

料金:桜維持の保護金として100円

所:奈良県宇陀市大宇陀本郷

最初にご紹介する奈良県で

桜の花見ができる穴場は、

後藤又兵衛の屋敷跡です。

 

1本で数万人を集める枝垂桜は

さすがの荘厳の姿で魅了し、

かの勇将・後藤又兵衛の魂が

乗り移っているとも言われています。

 

桃の開花も同時に始まるため、

濃いピンクの背景に優しい桜色の

見事なコントラストは

近年インスタ映えスポットとしても

名を馳せ始めています。

 

1本集中型なので人出はあっても

家族連れが少なく

ゆったり名木を堪能できますよ。

 

 

桜の花見では奈良県の吉野山奥千本が穴場!


参照元:http://www.yoshinoyama-sakura.jp/

見頃:4月上旬 ~ 4月中旬

見所:西行ゆかりの寂び寺を景観にひっそり咲くヤマザクラの侘び

花見の時間:終日観覧可、ライトアップは18時~22時まで

料金:無料

住所:吉野郡吉野町吉野山(標高約600m~750mのポイント)

次にご紹介する奈良県で

桜の花見ができる穴場は、

吉野山奥千本です。

 

吉野山というと上千本・中千本、

そして下千本の名景に

フォーカスされがちですが、

ここ奥千本は通好みの桜の穴場スポット。

 

西行も愛しただけあって山桜の

寂びたはかなげな姿が、

情緒をかきたてる眺めとなっています。

 

大人のしっとりした

静かな桜の花見には、

是非訪れて頂きたい場所ですよ。

 

 

桜の花見では奈良県の名勝依水園が穴場!


参照元:http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/

見頃:3月下旬~4月中旬と11月

見所:秋には“十月桜”と呼ばれる珍しい晩秋の桜品種を、紅葉とともに楽しめる

花見の時間:9時30~16時30

料金:大人900円/大学生810円/高校生・中学生500円/小学生300円

住所:奈良市水門町74 依水園

次にご紹介する奈良県で

桜の花見ができる穴場は、

名勝依水園です。

 

春の花見でもいいのですが

その頃は大分人込みがあります。

 

しかしこのスポットの本領は

秋の桜の花見という全国でもレアな部分!

 

晩秋11月に“十月桜”という

華奢な桜がひっそりと咲くんです。

 

紅葉に混じって咲き誇る桜、という

通好みの花見にはおすすめな穴場です。

 

 

桜の花見では奈良県の月ヶ瀬梅渓が穴場!


参照元:http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/

見頃:4月上旬~4月中旬

見所:約3000本の桜が湖水に映り桜色に染まる

花見の時間:終日観覧可

料金:無料

住所:奈良市月ヶ瀬長引21-8

次にご紹介する奈良県で

桜の花見ができる穴場は、

月ヶ瀬梅渓です。

 

桜の前に渓谷いっぱいに

咲き匂う梅の時期があるため、

桜の名所としてはあまり知られていないのが

ここ月ヶ瀬梅渓です。

 

里山らしいのどかな風景に

3000本もの山桜とソメイヨシノ

典雅な腕を差し伸べた様子は優美そのもの。

 

渡り橋から眺める桜の絶景と

湖畔に映る鏡桜の幻想を、

ゆっくりと楽しみましょう。

 

 

桜の花見では奈良県の下北山スポーツ公園が穴場!


参照元:http://www.vill.shimokitayama.nara.jp/

見頃:3月下旬~4月上旬

見所:奈良で一番早く1000本のソメイヨシノが一斉開花する

花見の時間:終日観覧可、ライトアップは日没から21時頃まで

料金:無料

住所:奈良県吉野郡下北山村大字上池原1026

次にご紹介する奈良県で

桜の花見ができる穴場は、

下北山スポーツ公園です。

 

奈良で一番早いソメイヨシノの

開花が有名ですが、

観光客到来シーズン前なので

地元の方ぐらいしか訪れない穴場スポット。

 

広々した運動公園に1000本の桜

すがすがしい清新な美しさで出迎え、

ゆっくりと散歩を楽しむことができます。

 

園内に「きなりの湯」という

温泉エリアもありますので、

温泉と桜という贅沢を是非欲張りましょう。

 

 

桜の花見では奈良県の氷室神社が穴場!


参照元:http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/

見頃:3月上旬~4月中旬

見所:樹齢100年を超える老木の枝垂桜

花見の時間:6時~21時、ライトアップは18時~21時

料金:無料

住所:奈良県奈良市春日野町1-4

最後にご紹介する奈良県で

桜の花見ができる穴場は、

氷室神社です。

 

ソメイヨシノより早い開花の

一番桜と呼ばれる枝垂桜が

境内を埋め尽くすスポットです。

 

はんなりとたおやかな

枝垂桜のカーテンが、

頭上に降りかかる様子は

春の洗礼を受けているかのよう。

 

カップルで静かに訪れて、

典雅な桜の花見をゆっくりと

楽しみやすい場所としておすすめですよ。

 

桜の花見におすすめの持ち物は?

すぐにコンビニに駆けこんで

足りないものを調達できるような、

便利な場所ばかりでないのが花見スポット。

 

必携したいおすすめの持ち物を

以下にご紹介致しますよ。

 

桜の花見では水筒がおすすめ!

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最初にご紹介する桜の花見に

おすすめしたい持ち物は、

上記のダイレクトステンレスボトルです。

 

桜まつりの頃ならば出店も出るから

現地調達で・・・、と侮ってはいけません。

 

桜の頃はどこも長蛇の列で

のどが渇いたなと感じても、

そうすぐに喉を潤すことは難しいもの。

 

まして山中などでは飲食物を

販売している場所すら少ないのです。

 

したがってたっぷり携帯水筒

水分補給用の飲み物を持っていくのが正解!

 

このようにストラップ付で

ハンズフリーになるものならば、

ゆっくり花見ハイキングも楽しめますよ。

 

 

桜の花見ではウィンドブレーカーがおすすめ!


次にご紹介する桜の花見に

おすすめしたい持ち物は、

上記のユニセックス マウンテンパーカーです。

 

3月下旬のいち早い花見や

4月でも夜桜を楽しむとなると、

盆地の奈良では朝晩かなり冷え込みます。

 

サッと羽織れて軽量なウィンドブレーカー

腰に巻くなどして持っていきましょう。

 

こちらはシンプル無地デザインながら

フードとネックのたっぷり感がおしゃれで、

ジーンズファッションなどにも

合わせやすいアーバンモードがおすすめです。

 

 

桜の花見ではウェットティッシュがおすすめ!


最後にご紹介する桜の花見に

おすすめしたい持ち物は、

上記のシルコット ウェットティッシュ

ピュアウォーターです。

 

桜の花見は戸外ですから

気づかぬうちに手が汚れることも。

 

出店でスナックを買い食いしたり

ピクニックをするならなおのこと、

手や口を拭くウェットティッシュの

携帯はマストとなります。

 

こちらのようにノンアルコールで

低刺激のものをセレクトすればバッチリです。

 

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いかがでしたか?

 

本記事では奈良県の桜の名所や

穴場のスポットをご紹介してきました。

 

一生に一度は必ず観ておくべき、

とも言われるのが

日本で初めて都ができた奈良の桜です。

 

古代人も愛でた同じ桜の古木の花見で

歴史ロマンと春の息吹に酔いしれましょう。

 

以上、『奈良県の桜の名所や穴場は?2022年の花見ができるスポットやおすすめの持ち物も!』の記事でした。

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