『アトラスオオカブト』はインパクトの強い
三本の大きな角が特徴で、大人から子供まで人気があります。
今回は、アトラスオオカブトの飼育や産卵方法、
販売値段や幼虫に育て方について
成虫から幼虫に分けて紹介していきます!
ぜひ、アトラスオオカブトを飼育する際のは
本記事を参考にしてくださいね。
アトラスオオカブトってどんなカブトムシ?
アトラスオオカブトは、フィリピンやインドネシアなどの
東南アジアに生息しているカブトムシ。
アトラスオオカブトと同じグループには
コーカサスオオカブトなどが属しています。
アトラスオオカブトの特徴は、
『大きな3本の角』『光沢ある背中』そして『長い前足』です。
大きさは、東南アジアに生息しているカブトムシの中では小さめで
大きいサイズであっても10センチ程度。
小さいアトラスオオカブトだと、5センチくらいなんです!
気性が荒い性格ですが、飼育はそれほど難しくなく、
カブトムシの飼育初心者でも問題なく育てることができますよ。
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アトラスオオカブトの寿命って?
アトラスオオカブトの成虫の寿命は、
成虫になってから約3か月~4か月程度。
『カブトムシの王様』と言われるヘラクレスオオカブトは
半年以上生きるので、他のカブトムシと比較すると
アトラスオオカブトの寿命は短めですね。
ただし、飼育環境にも大きく影響されますので、
元気に長生きさせるには正しい知識で飼育することが大切ですよ。
アトラスオオカブトの販売値段の相場は?
アトラスオオカブトを飼育する時に、
どのくらいで販売されてるのか?気になりますよね。
インパクトある3本の角がかっこよく人気なので、
ここからはアトラスオオカブトの販売価格の相場を
幼虫と成虫に分けてご紹介します!
アトラスオオカブト(幼虫)の販売値段の相場は?
アトラスオオカブトを飼育するときに
幼虫から育てて羽化する瞬間も楽しみたい方におすすめするのが
アトラスオオカブトの幼虫です。
正しく知識をもって飼育すれば、
アトラスオオカブトの幼虫を育てるのは難しくありませんよ。
アトラスオオカブトの幼虫のそうの販売価格の相場は、
1匹200円~1000円で販売されているのが一般的でしょう。
ただし、金額は幼虫が生まれた地域によって異なり、
高い幼虫では2,000円台になることもありますよ。
アトラスオオカブト(成虫)の販売値段や相場は?
かっこいい成虫の姿から飼育したい方は、
上記のようなアトラスオオカブトの成虫を購入しましょう!
成虫に比べて飼育がしやすいのがポイント。
アトラスオオカブトの成虫はサイズによっても異なりますが、
オスとメスのペアで1000円〜2000円程度が一般的とのこと。
海外産のカブトムシの中でもお手軽価格ですよね!
上記はアトラスオオカブトの成虫の
オスとメスのペアが10セット計20匹で12800円になっています。
たくさんのアトラスオオカブトの成虫を
一気に飼育したい方におすすめですよ。
アトラスオオカブトの成虫を飼育する時に必要な物は?
アトラスオオカブトの成虫は、
東南アジアで生息しているカブトムシの中では
さほど大きくありません。
しかし、日本に生息しているカブトムシよりは大きいサイズなので
飼育道具も大きめサイズを選ぶことをおすすめします!
そこでここからはアトラスオオカブトの成虫を
飼育するために必要なアイテムを紹介していきます。
アトラスオオカブトの成虫を飼育する時にはケースを!
アトラスオオカブトの成虫を飼育する際は、
中型~大型サイズのケースを用意しましょう。
上記のケースは大型サイズなので、
アトラスオオカブトの成虫を飼育するのに最適ですよ。
カブトムシを飼育する際は、
コバエがケースに入ってきてしまうことがよくあります。
ですがこのケースは、フタ部分にスポンジを使っているので
どんなに小さなこコバエの侵入も防いでくれますよ。
アトラスオオカブトの成虫を飼育する時にはエサを!
アトラスオオカブトの成虫のエサは、
一般的なカブトムシと同じく昆虫セリーを与えましょう。
上記は特に栄養価の高い純国産の昆虫ゼリーなんです。
カブトムシのために作られていて
必要な栄養分が最適な量含まれているので、
アトラスオオカブトの成虫を元気に長生きさせることができますよ。
無着色、無添加なので、安心して
アトラスオオカブトに与えることができるでしょう。
アトラスオオカブトの成虫を飼育する時は止まり木を!
アトラスオオカブトの成虫を飼育するときは
必ず止まり木を準備しましょう!
アトラスオオカブトの成虫は、
一般のカブトムシに比べると体が大きいため
ひっくり返ると自ら起き上がることができず、
衰弱してしまうことがあります。
上記は小さい枝と大きい枝がセットになっているタイプ!
アトラスオオカブトの成虫が足の爪で
しっかり掴むことができるのでおすすめですよ。
アトラスオオカブトの成虫を飼育する時には土を!
アトラスオオカブトの成虫を飼育する際に
マットと呼ばれる土を準備しましょう。
マットはカブトムシを飼育する際の必須アイテムなんです。
上記は成虫飼育用のマットで、
国産ヒノキを100%使用していて安心できますね。
また、防ダニのマットなのでダニの繁殖・コバエ発生を抑制するので
防臭・抗菌作用にも優れていて
アトラスオオカブトの成虫を飼育するのにおすすめですよ。
アトラスオオカブトの成虫を飼育する方法は?
アトラスオオカブトの成虫は気性が荒い性格ですが、
比較的、飼育しやすいカブトムシです。
飼育するポイントを紹介しますので
正しい知識で長生きできるよう大切に育ててくださいね。
アトラスオオカブトの成虫を飼育する時にしてはいけないことは?
アトラスオオカブトの成虫を飼育する際は
複数のアトラスオオカブトの成虫を1つのケースに入れてはいけません。
アトラスオオカブトの成虫は気性が荒く、
特にオス同士を一緒に飼育すると確実にケンカをします。
ケガや最悪の場合は死んでしまうこともあるので、
絶対に1匹ずつケースに入れて飼育してくださいね。
また、体がゴツゴツしているので、
ひっくり返ってから起き上がるのが苦手です。
上記で止まり木をご紹介しましたが、
アトラスオオカブトの成虫を飼育する際は
特に止まり木が重要になるので、少し多めに準備してあげましょう!
アトラスオオカブトの成虫を飼育する時の霧吹きの目安は?
アトラスオオカブトの成虫を飼育する際は
霧吹きで水を与えることが重要です。
土が乾いてきたタイミングで霧吹きで水をかけましょう。
水分量の目安は、マットを力いっぱいに握ってやっと固まり、
それを指でつつくと崩れてしまうのが最適な量です。
強くに握って水が染み出る場合は水が多いので注意してくださいね。
アトラスオオカブトの成虫を飼育する時の温度は?
アトラスオオカブトの成虫を飼育する際は
『22℃~28℃』の温度が適切と言われています。
東南アジアが原産ですが特別暑さに強いわけではないので、
直射日光は避けてくださいね。
また、15℃以下ではアトラスオオカブトは
衰弱してしまう危険が高まります。
冬場の寒い時期はヒーターなどで適温になるよう調整してくださいね。
アトラスオオカブトの成虫を飼育する時の湿度は?
アトラスオオカブトの成虫の飼育湿度については
飼育温度と同じ程度と考えていいでしょう。
湿度も22℃~28℃に保つことが大切。
ただし、乾燥する時期によっては、
湿度環境が変わるので注意が必要ですね!
アトラスオオカブトは特に乾燥に弱いので、
先ほど紹介した霧吹きの目安を参考にして
マットへの適度な水分補給を忘れずにしてください。
アトラスオオカブトの成虫に産卵させるには?
アトラスオオカブトの成虫に産卵させるには、
まずメスの上にそっとオスを乗せて交尾させましょう。
相性が良ければすぐに交尾しはじめ、
時間は約1時間程度で、長くても数時間で交尾が終わります。
交尾が終わってもなかなか離れない場合がありますが、
無理に離さず、自然に離れるのを待ってあげてください。
また、環境によっては交尾をしない場合もあるので
その時は2,3日間を空けてから再度、挑戦してみてくださいね。
交尾の場所は、足場が安定した止まり木の上などがおすすめですよ。
アトラスオオカブトの幼虫期間って?
アトラスオオカブトの幼虫の期間は
個体差やメスオス、飼育環境にもよって異なりますが、
『11か月~12か月』が一般的でしょう。
幼虫の期間は長く、その間もしっかり飼育することで
大きく立派なアトラスオオカブトの成虫になりますよ!
ここからはアトラスオオカブトの幼虫を育てるときの
いくつかの飼育のポイントを紹介するので、
ぜひ参考にして、アトラスオオカブトの幼虫の飼育に
チャレンジしてくださいね。
アトラスオオカブトの幼虫の飼育に必要な物は?
アトラスオオカブトの幼虫の飼育には
成虫の飼育とは異なるものを用意した方が良いでしょう。
ケースやマットはアトラスオオカブトの幼虫に適したものを準備すると
より大きく立派な成虫に育ちますよ。
アトラスオオカブトの幼虫の飼育にはケースを!
アトラスオオカブトの幼虫の飼育にはクリアボトルを用意しましょう。
上記のようなクリアボトルであれば
成長の過程も分かりやすいですよね。
アトラスオオカブトは幼虫同士でも攻撃し合うことがあるので
幼虫の時も単独で飼育をしましょう。
最初から大きいケースで飼育することも問題ありませんが、
クリアボトルのような小さいケースを使えば
マットの消費も少なくすむのでおすすめですよ。
また、幼虫の成長に従ってケースは大きくしていってくださいね。
アトラスオオカブトの幼虫の飼育には専用マットを!
アトラスオオカブトの幼虫の飼育には
栄養価の高い、専用のマットを準備しましょう。
上記の商品は幼虫の飼育に適した栄養価の高いマットなんです。
栄養価の高いマットを選ぶことで、
大きい成虫に育ってくれるのでおすすめですよ。
ケースの中にフンが目立ち始めたらマットを交換しましょう。
アトラスオオカブトの幼虫を飼育する時の霧吹きの目安は?
アトラスオオカブトの幼虫の飼育にも霧吹きでの水分補給が必須です。
幼虫飼育の場合は25℃前後が適していますので、
夏場も冬場も適度に水を与えてくださいね。
霧吹きの量は成虫と同じでマットを力いっぱいに握ってやっと固まり、
それを指でつつくと崩れてしまうのが最適な量です。
水気が多すぎても少なすぎても幼虫が死んでしまう危険性が高まるので
注意してくださいね。
アトラスオオカブトの幼虫が蛹になったら?
アトラスオオカブトは長い幼虫期間を経て蛹になります。
幼虫の間にマットの中に『蛹室』という
蛹になるためのスペースを作ります。
ですので、アトラスオオカブトの幼虫が蛹室を作れるほどの
スペースが必要でしょう。
ケースが小さいと蛹室が作れませんので、
大きめのケースに入れ替えておくことをおすすめしますよ。
この時期は特に衝撃に弱いので、
むやみに動かしたりマットを変えたりせず
安静に羽化するのを待ちましょうね。
アトラスオオカブトの蛹が羽化したら?
アトラスオオカブトの蛹が羽化したら
ついに成虫への成長していきます。
飼育環境にもよりますが蛹になってから
約4~8週で羽化しますよ。
羽化して間もない成虫はまだ体が固まっていない状態なので
自力で動き始めるまでは安静に見守りましょう。
羽化してからしばらくはエサはた食べませんが、
いつ食べ始めても良いように、エサの準備をしておいてくださいね。
そうすると上記のようなかっこいいアトラスオオカブトの成虫に成長しますよ。
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アトラスオオカブトの幼虫、成虫の飼育について紹介してきましたが
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した飼育方法やアイテムを参考にして、
アトラスオオカブトを元気に育ててあげてくださいね。
以上、『アトラスオオカブトの飼育や産卵方法、販売値段や幼虫の育て方は?』でした。