八重桜の名所って？日本全国の人気スポットや見頃、開花時期、種類についてもご紹介！

豪奢で華やかの極みの

美しさを見せる八重桜。

 

春に桜の花見に行くと考えると、

ソメイヨシノと八重桜を

同時に観られるものと混同しがちです。

 

しかし八重桜の開花時期と見頃は

ソメイヨシノと異なり、

花見ピーク時を外してのゆっくりした

観賞が可能なんですよ。

 

今回はそんな八重桜を楽しめる

全国の有名スポットを、

見頃と開花時期を合わせて

ご紹介していきましょう。

 

八重桜の見頃や開花時期って？

八重桜の特徴はポピュラーな

ソメイヨシノよりも、

開花時期が遅いことがまず挙げられます。

 

ソメイヨシノが全国平均として

3月下旬から4月上旬、中旬が

大体開花と見頃を迎えますね。

 

それに対して八重桜の見頃は

4月中旬から4月下旬が、

平均的な開花時期から見頃なんです。

 

当然北へ行くほどこの開花と

見頃時期はもっと遅くなるので、

最北の北海道は5月中旬から5月下旬が

八重桜の開花と見頃を迎えるわけです。

 

一番人気な花見の仕方は

やはり清楚で可憐なソメイヨシノと、

豪奢で艶やかな八重桜を

一緒に楽しむこと。

 

そうすると4月の中旬を

少し過ぎたあたりが、

両者を合わせて観覧できる時期に

なるといえるでしょう。

 

ソメイヨシノは散りかかっていますが、

桜の見所は古来では散る姿にありました。

 

色彩グラデーションも異なるので

フューシャピンクの八重桜に、

薄桜色のスプレーのソメイヨシノの

花びらが降りかかる様は

この上なく贅沢な眺望です。

 

八重桜ファンの方にはこの、

2つの時期をすり合わせての絶景を

楽しむことをおすすめします。

 

 

八重桜の種類って？

八重桜、というのは実な

桜の品種の名前でありません。

 

多弁咲の桜の総称を

八重桜と呼ぶものなんですよ。

 

通常のソメイヨシノは花弁が

5枚になっていますので、

この枚数以上の花弁を持つ桜が

“八重桜”と呼ばれるカテゴリーに

区分されるというわけです。

 

花の形も密集して咲いたフォルムが

丸い球状になるのが特徴。

 

有名な品種としては古いものですと

室町時代から存在する“普賢象”や“八重紅枝垂れ”、

そして“関山”や“一葉”、

萌黄の花色の“御衣黄”などがあります。

 

また先ほどの八重桜の枚数の話ですが、

私たちが考えるよりずっと

八重桜の花弁数が多いのも興味深い点です。

 

6枚以上の花弁で八重咲、

6枚から15枚が半八重咲と呼ばれ、

5枚の花と6枚から10枚の花が

混合する一重・八重咲は割と

なじみ深いものかもしれません。

 

しかし花弁が20枚から70枚、

そして何と100枚以上の菊咲という

豪奢の極みのような八重桜品種もあるのです。

 

このような、もはや美しい彫刻作品や

レースのような極めて巧緻な八重桜の品種は、

好事家が憑りつかれてしまうのも

納得がいきますよね。

 

 

日本全国の八重桜の名所は？

さて、これまでのご説明で

皆さんも八重桜をメインに、

花見をされたくなったことでしょう。

 

そこで以下に全国に有名な

八重桜の名所を集めましたので、

どうぞご参照下さい。

 

八重桜の名所1：造幣局 桜の通り抜け(大阪府)

参照元：https://www.pakutaso.com/

最初にご紹介する八重桜の名所は、

大阪府の造幣局 桜の通り抜けです。

 

言わずと知れた日本を代表する

八重桜の名所中の名所です。

 

たったの500m超の1本道に134種

350本の八重桜がひしめき、

定番種から珍種まで網羅できるのは

この造幣局のみです。

 

「今年の桜」、「今年の新種の桜」も

毎年選出されてイベント要素盛り沢山！

 

明治時代の風趣ある建物や

菊の御紋の高貴さとあいまった、

八重桜の華美に酔いしれましょう。

 

八重桜の名所2：はままつフラワーパーク(静岡県)

参照元：http://www.e-flowerpark.com/

次にご紹介する八重桜の名所は、

静岡県のはままつフラワーパークです。

 

東海きってのフラワーパークは、

随一の八重桜本数を誇る

スポットとしても人気なんです。

 

圧巻の600本の八重桜がふわりと

覆いかぶさるトンネルを作り、

下にはチューリップと芝桜が咲き誇って

花の世界に迷いこんだかのよう。

 

濃い目のピンクが特徴の関山、

丸みを帯びた女性らしいフォルムの一葉、

萌黄色の爽やかが印象的な御衣黄は

ライトアップで見せる表情も必見です。

 

家族連れにデートにと幅広く楽しめる

八重桜名所と言えるでしょう。

 

八重桜の名所3：千曲川堤防の桜堤(長野県)

参照元：https://www.nagano-tabi.net/

次にご紹介する八重桜の名所は、

長野県の千曲川堤防の桜堤です。

 

島崎藤村で知られる千曲川堤防は

菜の花と八重桜のハーモニーを、

およそ4㎞もの長さで楽しめるんです。

 

なじみ深い一葉の品種なので

里山らしい風景とあいまって、

のどかにサイクリングで観賞がおすすめ。

 

桜をバックに北信五岳や

志賀高原を望む絶景は、

ピクニックに最適ですので

レジャーシートをお忘れなく！

 

八重桜の名所4：造幣局広島支局(広島県)

参照元：https://www.hiroshima-kankou.com/

次にご紹介する八重桜の名所は、

広島県の造幣局広島支局です。

 

明治時代には桜と言えば

八重桜が人気だったことをしのばれる、

大阪と並ぶ造幣局の八重桜です。

 

地元民の方に主に愛されているので

大阪ほどの混雑がなく、

ゆったりと“桜のまわり道”を鑑賞可能。

 

ぼんぼりと見紛ってしまうような

大振りの八重桜の花が連なり、

空がピンクになったかのような気分に。

 

ライトアップもなされますが

静かな雰囲気が特徴なので、

歴史的建物と八重桜が醸すハーモニーを

甘いノスタルジーと味わえるでしょう。

 

八重桜の名所5：松前公園(北海道)

参照元：https://youtu.be/25AzZ91WVWs

次にご紹介する八重桜の名所は、

北海道の松前公園です。

 

明治時代から大阪の“造幣局の桜の通り抜け”、

東京の“新宿御苑の観桜会”と並んで、

日本三大八重桜名所がこちらなんです。

 

21万3500平方もある広大な敷地には

全部で1万本もの桜があると言われ、

じっくリ見ていたら1日では観賞しきれないほど。

 

桜まつりも5月中旬まで開催されて

ライトアップも楽しめますので、

家族花見旅行と銘打って

是非訪れたいスポットです。

 

八重桜の名所6：やなせ苑(兵庫県)

参照元：https://www.hyogo-tourism.jp/

次にご紹介する八重桜の名所は、

兵庫県のやなせ苑です。

 

地元の方たちが毎年心待ちにする

八重桜の名所スポットがこちら。

 

850メートルもの長いプロムナードに

35種類の八重桜が顔をほころばせます。

 

浄化センター内なので整備が整って

歩きやすいですから、

年配の方や子供さんにも安心です。

 

入口付近には情緒豊かな

日本庭園もあるので

合わせて春爛漫の散策を楽しみましょう。

 

八重桜の名所7：平安神宮(京都府)

参照元：http://kyoto-sakura.net/

次にご紹介する八重桜の名所は、

京都府の平安神宮です。

 

桜の滝とも言いたいほどの

圧巻の大紅枝垂は、

神殿の朱赤と映えて神々しいまでの

美しさを誇るもの。

 

悠久のたおやかな美を思わせる、

境内に溢れる紅しだれ桜群に

包まれながら散策することができます。

 

しっとりと落ち着いて

大人の八重桜花見をするのに、

大人気のスポットですよ。

 

八重桜の名所8：新宿御苑(東京都)

参照元：http://fng.or.jp/shinjuku/

次にご紹介する八重桜の名所は、

東京都の新宿御苑です。

 

明治から皇室行事の観桜会といえば

ここ新宿御苑の八重桜であったほど

都内の名所中の名所。

 

一葉をメインに多種多色の八重桜が

エリアごとに違う表情を見せて、

桜の奥深さを知ることができます。

 

園内の売店では桜バームクーヘンや

桜クレープアイス、桜どらやきなど

限定桜スイーツも販売されるので、

花より団子の方にもおすすめなスポットです！

 

八重桜の名所9：静峰ふるさと公園(茨城県)

参照元：http://www.naka-kanko.jp/

次にご紹介する八重桜の名所は、

茨城県の静峰ふるさと公園です。

 

毎年半月ほどの長期で

「八重桜まつり」が行われる、

関東で人気の名所です。

 

芝桜の季節と重なるため、

鮮やかなピンクグラデの競演は

インスタ映えも抜群！

 

夜は毎日ライトアップもされているので

春のナイトデートにもおすすめです。

 

八重桜の名所10：奈良公園(奈良県)

参照元：http://naramachiinfo.hatenablog.jp/

最後にご紹介する八重桜の名所は、

奈良県の奈良公園です。

 

万葉の昔から桜の名所として

愛され続けてきた、

日本を代表する八重桜の名所中の名所。

 

“いにしへの奈良のみやこの八重ざくら

けふ九重ににほひぬるかな”と、

平安当代きっての美女・伊勢大輔が詠んだ

奈良八重桜が800本超で見られるのは

ここ奈良公園だけです。

 

葉の新緑とともに可憐な花が

開花していくので、

グリーンとピンクの上品な清楚さを

じっくり楽しみましょう。

 

八重桜を見に行く時におすすめの持ち物は？

八重桜の花見に行くと決めたら、

持ち物はどのようなものを

準備すべきでしょうか？

 

以下に持っていくと便利な

お役立ち持ち物をご紹介します。

 

八重桜を見に行く時はゴミ袋がおすすめ！

最初にご紹介する八重桜の名所に

出かける時のおすすめ持ち物は、

上記のカウコレ プレミアム レジ袋です。

 

八重桜の花見ではやはり

ゴミ箱が設置されていても、

持ち帰るのがマナーというもの。

 

レジ袋一つあればゴミのまとめに

お役立ちのみならず、

落花している綺麗な八重桜を集めて

持ち帰ることもできます。

 

八重桜を浮かべた桜風呂など

贅沢なバスタイムを楽しんではいかが？

 

 

八重桜を見に行く時は虫除けがおすすめ！

次にご紹介する八重桜の名所に

出かける時のおすすめ持ち物は、

上記のフマキラー スキンベープです。

 

虫除けといえば絶対的信頼の

フマキラーのミストスプレー。

 

八重桜の盛りの頃は

かぶれやかゆみを呼ぶ虫の

活動も盛んな頃ですから一吹きを。

 

シトラスマリンの春らしい

爽やかな香りですから、

つけても気にならないでしょう。

 

 

八重桜を見に行く時はレジャーシートがおすすめ！

次にご紹介する八重桜の名所に

出かける時のおすすめ持ち物は、

上記の軽量・防水 携帯レジャーシートです。

 

八重桜ピクニックに

レジャーシートを持っていくなら

こちらのような防水で軽量、

超薄手のタイプを選びましょう。

 

急な雨もある春の天気、

レジャーシートから

ポンチョに早変わりします。

 

超軽量性は荷物にしても苦にならず

羽織っても肩が凝らずで◎！

 

 

八重桜を見に行く時は水筒がおすすめ！

最後にご紹介する八重桜の名所に

出かける時のおすすめ持ち物は、

上記の水筒 スタンレー クラシック

真空 ボトル 1L です。

 

大容量の水筒にあえて

水を詰めて持っていくのがおすすめ。

 

八重桜の景勝地では水道が

そうすぐに手近にあるとは限りません。

 

お弁当前にサッと手を洗ったり、

もちろん喉を潤すのにも

マストなアイテムですよ。

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いかがでしたか？

 

本記事では八重桜の全国人気スポットを

その見頃と開花時期を合わせて、

ご紹介してきました。

 

重厚で華やかな八重桜は

ソメイヨシノよりも開花期も長く、

最後の桜のフィナーレを飾るに

ふさわしいもの。

 

八重桜名所めぐりの旅、

などという風流をこの春は

計画してみませんか？

 

以上、『八重桜の名所って？日本全国の人気スポットや見頃、開花時期、種類についてもご紹介！』の記事でした。

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