テレビやアニマルファームで

一定の距離を置いて見る分には、

可愛らしい動物として眺めることが多いイノシシ

 

しかし、そのイノシシが

自分の生活圏内で共住しているとなると、

話は少し変わってきますよね。

 

農作地や自宅敷地内に侵入されると、

破壊行動や傷害行為が被害になります。

 

地域によっては害獣指定となるイノシシが、

近頃家の敷地を荒らしているようでどうしよう?と

困っている方に、今回はイノシシの駆除に関する必要事項

販売もので手に入る罠の作り方などをお教え致しますね。

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イノシシの罠を仕掛けるのは免許がいるの?


参照元:https://www.photo-ac.com/

イノシシを駆除したいと思ったら、

すぐに行動に取り掛かれるわけではありません。

 

まず管轄市町村区へ、狩猟許可を申請して

認可を受ける必要があります。

 

認可されている狩猟方法は

猟銃・罠・網が一般的で、アマチュアは罠か網が無難です。

 

認可された方法以外では違法になることも

注意するポイントです。

 

さらに、申請時にガイドブックなどで

ルール説明をしてもらうはずですが

年中駆除をしていいわけではなく、

ちゃんと地域ごとに期間が決まっています。

 

狩猟の認可を貰ったからといって、

捕らえたイノシシを勝手に解体販売もできません。

 

別ものとして食肉業者・販売処理免許がいるので、

この点も認識しておきましょう!

 

 

イノシシの罠を仕掛ける時に注意することは?


参照元:https://www.pref.shimane.lg.jp/

イノシシは野生動物ですから、

感染が危険な病原菌を保有していることは

頭に入れておかねばなりません。

 

イノシシの罠を仕掛けるべき彼らの痕跡がある場所は、

手袋などで保護して作業をしましょう。

 

またイノシシになるべく接触しないようにすることも大切ですよ。

 

本来イノシシは、臆病で大人しいものですが、

既に手負いのキャリアがあったり

繁殖期や仔イノシシを連れていると、

攻撃的で何もしなくとも向かってくる恐れがあります。

 

脚や指は簡単に食いちぎるくらいのパワーがありますので

もし出くわしたら速やかに静かに立ち去ることが大切ですね。

 

また、箱罠や括り罠は、

とりわけ人間の子どもの遊び場であると

好奇心から触って怪我をすることもあります。

 

人間にはわかりやすいような

注意を促すことも忘れずにしましょう!

 

 

イノシシが罠で取れたら売れるって本当?


参照元:https://machipo.jp/com/

地域によっては捕獲したイノシシを買い取り、

子どもの食育の一環でジビエとして

給食に出す試みを行なっているところもあります。

 

したがって、まずは管轄市町村区で

捕獲イノシシの補償金を交付してくれるかどうか

問い合わせてみましょう!

 

もし市町村で買い取りをしなくとも、

民間の食肉業者が買ってくれることは確実です。

 

捕らえたイノシシが死んだ状態では

鮮度と食肉用処理の可能性から売るのは難しいことがあるので、

生け捕りですぐに買い取りの当てをつけることが重要ですよ。

 

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イノシシの罠でおすすめな販売商品1

置き罠ではイノシシに気づかれにくく、

しかも設置しての罠の作り方が簡単なんです!

 

運搬も便利なコンパクトさには、

『シシカブー』という商標の括り罠に勝るものはないでしょう。

 

しかも、小型獣からイノシシのような

大型獣までサイズを選ばずに使用できるんですよ。

 

また初心者でもおすすめの安価さで入手できて

ネットではまとめてのセットでお得に販売されています。

 

ここではそんな一例の、

お得セット販売されている

猪狩人(シシハンター)シシカブーをご紹介しますね。

 

イノシシの罠ではシシカブーがおすすめ!

上記にご紹介するのが

イノシシ罠として初心者にもおすすめな、

猪狩人(シシハンター)シシカブーお買い得5個セットです。

 

一級建築士の考案によるシンプルかつ確実な設計で、

パイプの落とし穴に落ちたイノシシの足を

ワイヤーがギュッと締め付けるというシステム。

 

設置の罠作り方になんら難しいことはなく、

イノシシの行動範囲さえ調べておけば

餌付けで慣らしをする必要がありません。

 

設置半ばでイノシシが異変に気付いて

逃げられて涙をのむことがないので

大変画期的な商品なんです。

 

5個で20000円程度と、

1つあたり5000円近くするものなので

お得なところもおすすめですよ。

 

 

シシカブーの罠の仕掛ける場所は?


参照元:http://www.shishiwana.com/

シシカブーはイノシシの生息地である

山野のけもの道に設置します。

 

木が倒れている場所や

尖った枝が突き出しているところ、

崖は通りづらいのでイノシシのけもの道からは外れます。

 

木へ身体をこすりつけた後がある場所、

新しい糞や足跡のある場所付近は要チェック場所ですね。

 

さらに崖斜面でも

ちょっと平らになっているところは

足場としてイノシシは通ります。

 

力が踏み込むのでシシカブーに落とし込むには

最良の仕掛け場所となりますよ。

 

 

シシカブーの罠の仕掛け方は?


参照元:http://img.youtube.com/vi/kfvgG7qAyQY/0.jpg

シシカブ―の罠の作り方ですが、

まず落とし穴部分になるパイプ部分

埋めるための穴を掘ります。

 

ワイヤーをパイプ周りに巻き付けたら締め付けて

パイプを引いてバネを縮めて、

ネジを締めたら出来上がりです。

 

落とし穴部分を枯れ葉や枝で

カモフラージュすることも忘れてはなりませんよ。

 

作り方はこのように難しいことはないのですが、

精度のあがる仕掛け方としては

事前にけもの道とみた部分に隠しカメラを設置し、

確実にイノシシが通るかどうか確認するのがおすすめです。

 

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イノシシの罠でおすすめな販売商品2

箱罠はイノシシのような大型獣を確実に捕らえられます。

 

また止め刺しに当たっても

人間側が怪我をする危険もないので

おすすめのイノシシ罠ですね。

 

金網・鉄鋼を扱っているお店で販売されているパーツを買って、

一から自分で作る作り方も可能です。

 

ですが、安定性や耐性の正確さを考えると

自分での作り方よりも一式販売されている箱罠

購入した方がおすすめですね。

 

今回は代表的なネット販売されている箱罠

初心者も使いやすく持ち運びに便利な、

片扉式箱罠をご紹介します。

 

イノシシの罠では箱罠がおすすめ!

上記にご紹介するのが

イノシシ罠として初心者にもおすすめな、

マイスター 片扉式 小型いのしし箱罠です。

 

しっかり太目の鉄筋性で耐重性に優れ、

6枚組をボルトで留め付けるだけの

組み立て式の作り方も簡単な箱罠なんです!

 

両扉式ですと素人の組み立て作り方では

少しの衝撃でずれて片方が閉まらず、

せっかくのイノシシを取り逃すこともありますが

これなら確実にかかったイノシシを逃がしませんよ。

 

 

箱罠の仕掛ける場所は?


参照元:https://www.pref.shimane.lg.jp/

箱罠はその形状から考えて、

砂利がゴツゴツしていない平らな地面の場所を選んで設置します。

 

またイノシシは強力で数十キロの重さのものを

跳ね返すくらいパワーを持っています。

 

そのため傾斜面などですと、逃れるため、

暴れているうちに箱罠ごと転げ落ちていって破壊した罠から

逃れ出ていってしまう危険がありますよ。

 

さらには、基本的に野生動物一般の特徴と同じく、

臆病で少しの物音に敏感です。

 

箱罠に仕掛けられた餌を食べに入ろうとして、

ちょっとでも箱罠がきしんだりすると

その音で警戒もしくはおびえて逃げてしまいます。

 

柔らかい草がクッションになって音が出ないような、

しっかりした平坦な場所に罠をしかけましょう

 

イノシシがよく出没する餌場、水浴び場などを

見つけておくのも重要なポイントですよ。

 

 

箱罠の仕掛け方は?


参照元:http://www.takaoka-kanaami.co.jp/

箱罠はかなり大型なので、

大体設置する場所まではバラバラにして運搬します。

 

組み立てる作り方を

よく頭に入れておいて罠を仕掛ける場所で、

スピーディーに組み立てができるようにしておかなければ、

空気を察知してイノシシが寄り付かなくなってしまいます。

 

そしていきなり唐突に見慣れない箱罠を仕掛けても

イノシシはかかりません。

 

時間をかけて「慣らし」の餌付けをしていく必要がありますね。

 

罠の周辺ばかりに餌があることは不自然なので、

20m程離れた場所から点々と餌まきをします。

 

初めは箱罠内部を避けて、

5m近くほどまでにしましょう。

 

イノシシが大分近づいて警戒なく、

箱罠のすぐ近くの餌まで食べている痕跡を見始めたら

罠内部にも餌を置きます。

 

人間の痕跡を残さないこともポイントで

長時間付近にいると匂いが残りますから、

迅速に餌まきや確認作業を行なって立ち去ります。

 

付近の草木を倒さないようにする、

人間の足跡を残さないようにするなどの細心の注意も必要。

 

イノシシが箱罠内部に出入りして

餌を食べるようになった頃合いを見計らって、

箱罠内部に蹴り糸を仕掛けて

触れたら扉が閉まるようにします。

 

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イノシシが罠で取れた後はどうすればいい?


参照元:http://www.city.komaki.aichi.jp/

既に先の項目でご説明したように

一般の狩猟者でなくともイノシシを駆除するには、

管轄市町村に申請をして駆除の許可をもらわなければなりません。

 

その駆除方法も申請許可で認可された

罠か網、猟銃のいずれかの方法に則らなければなりません。

 

では、イノシシが捕獲できた場合は

どのように処理したらよいのでしょうか?

 

これは管轄市町村によって異なるので、

まず駆除許可を申請した際に

同時に説明を受けておく必要がありますよ。

 

例えば、福島県いわき市では

止めさし後のイノシシに関して

1頭当たりの補償金を払いますが、

必要記入済み書類と捕獲イノシシに指定ポジションを取らせた

解体前の日付入り写真の提出が必要なんです。

 

さらに、廃棄処理にするため

解体して指定ゴミ袋に入れて

自ら専用清掃センターへ持ち込む必要があります。

 

手間がかかるので素人では難しい部分がありますよね。

 

食肉として売りたい場合は、

食肉処理業および販売業の認可を受けている業者に連絡をしますが、

相談をすれば市町村で紹介してくれるでしょう。

 

もしくは近所の家禽肉を扱っているお肉屋さん

『イノシシ肉を売りたい場合は

どこに連絡すればいいか』聞いてみましょう。

 

狩猟肉は扱いが家禽肉とはまた異なりますので、

通常のお肉屋さんで販売してもらうための持ち込みは

難しくとも同業知識で必ず的確な情報をくれるはずですよ。

 

くれぐれも素人が自分で食肉販売用に解体、は

しないことも重要なポイントでしょう。

 

こちらも免許が必要なので、

もし規則に反した場合は違法として200万円ほどの罰金

数年の禁固刑の対象になってしまいますよ。

 

 

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いかがでしたか?

 

イノシシが自宅敷地に出没するからといっても、

自分で駆除しようと知識なく行動すると

大怪我を負うばかり違法にもなってしまいます。

 

まさにイノシシによって、

“踏んだり蹴ったり”の事態になってしまうんですね。

 

本記事でご紹介した基礎知識を十分に活かして

しかるべき対策によってイノシシを駆除するようにしましょうね。

 

以上、『イノシシの罠でおすすめな販売商品や作り方!仕掛け方や免許っているの?』の記事でした。

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