ペットを飼ってみたいけれど
初心者向けの動物って何?
せっかく飼うのなら、
自分になついてくれる
可愛らしい動物がいいですよね。
昔からペットとしてなじみの深い
犬や猫といった動物達の他にも
たくさんの動物がペットショップに
ならんでいます。
飼い主になついてくれる
おすすめの動物は
どんな動物達でしょうか?
ペットにおすすめのなつく動物『第1位』:ウサギ
出典:https://pixabay.com/
ペットにおすすめのなつく動物、
一つ目はウサギです。
犬、猫についで昔からペットとして
飼われている動物ですが
人が愛着を持ちやすく
ウサギのほうも人になつきやすい
という点で
飼い主になつくペットとしては最も
おすすめの動物と言えるでしょう。
もともとが草食性なので性格は温順、
臆病な動物で物陰や暗い場所に
いることを好みます。
特に買い始めて最初の一週間ほどは
新しい環境に緊張して
不安でいっぱいなので、
慣れるまで
そっとしておいてあげてください。
飼い主が安全であることが解れば
なついて警戒心が薄くなり、
飼い主が身体に触れることで
安心感をもつようになります。
アナウサギはもともと
地中に大家族で生活している動物
なので一人になることに
「寂しい」という感情を持つようです。
ウサギは一人にしておくと
寂しさで死んでしまうなどと
いわれるのも、
このウサギの性質を表したものでしょう。
ウサギは環境の変化に大変敏感で
熱すぎたり寒すぎたりすることが
ストレスになります。
ウサギを置いて出かけてしまうときでも
室内の環境は快適であるように
気にしてあげてください。
ウサギは草食ですが前歯が鋭く、
この歯はねずみのように
終生伸び続けるので
とにかくそこらにあるものを
かじりたがります。
なついたウサギを
家の中に放し飼いにすると
特に木製の家具などは
ぼろぼろになるようなことがあります。
また、床に伸びているコード、ケーブルも
噛り付いて、毟ってしまい、
感電や漏電といった重大な事故を
起こすことがありますので
コードにはカバーをつけるか、
ウサギが近づけないようにしましょう。
ウサギは身体が非常に弱い動物で
皮膚が剥がれたり
関節が折れたりといった
ことで病院の世話になりやすい
動物でもありますので
気を使ってあげましょう。
なお、ウサギは自然の状態でも
警戒心が緩むと、
暖かい日に草陰で仰向けになって
寝ていたりすることがあります。
おっとりした性格なので
飼い主の家の環境が快適であれば
微笑ましい性格を見せてくれます。
ペットにおすすめのなつく動物『第2位』:フェレット
出典:https://pixabay.com/
飼い主になつくおすすめのペット、
二つ目はフェレットです。
フェレットは大変に好奇心の強い生き物です。
無鉄砲と言うか、
恐れを知らないところがあって
目に付くもの何にでも
興味をもって近寄ってきます。
夜行性のため、日が出ている時間は
じっとしていることが多く、
日が沈んでから活動を始めるので
普通に会社勤めをしている方には
生活リズムを合わせやすいところも
おすすめのペットです。
性格的に人懐っこい動物で、
頭のよい動物なので
人の気持ちを理解することができ
名前をつければ覚えてくれます。
ウサギ同様、本来は
地中に穴をほって住んでいるので
気温、湿度の変化には敏感で
熱すぎたり、寒すぎたりすると
体調を壊しやすいので
気をつけてあげてください。
身体が細長く、
ちょっとした隙間に滑り込んで
姿を消してしまうので
脱走の名人でもあります。
家の外の世界にも興味津々で、
知らない間に家から出て行ってしまったりするので、
しっかりとケージの中に
入れて飼うことをおすすめします。
ペットにおすすめのなつく動物『第3位』:デグー
出典:https://pixabay.com/
飼い主になつくおすすめのペット、
三つ目はデグーです。
デグーは南アメリカのアンデス山脈出身の
集団で生活するねずみの仲間ですが
とても頭のよい、人懐っこい動物で
よくなつくペットになります。
大きさは手のひらにぴったり乗るくらいで
ハムスターを一回りおおきく、
少しぼってりさせたような感じ。
寒い山の上に住んでいるので
全身の毛がふわふわで
触っていると温かさが伝わってくる
のが気持ちいいですね。
運動量の多い、活発な動物で
とにかくちょこちょこと走り回って
見ていて飽きませんが
運動しないでいると
ストレスがたまって
病気になったりします。
定期的にケージから出して
走り回らせてあげるのが一番ですが
それが難しい場合は、
走ったり上ったりできる
大き目のケージで飼うか、
廻り車を入れてあげるのが
おすすめです。
特に、デグーは砂浴びをする習性
がありますので、
場所があれば砂を用意してあげると
喜ぶでしょう。
好奇心が強く、
人間を含めて他の動物にも
自分から近寄っていきます。
デグーはとても賢い動物で
高い学習能力を持ちますので
なつくだけではなく
道具を使ったり、
芸をしたりすることが知られています。
手のかからない動物で
人によくなつくので
ペットとして人気が高まっています。
ペットにおすすめのなつく動物『第4位』:モルモット
出典:https://pixabay.com/
飼い主になつくおすすめペット、
四つ目はモルモットです。
モルモットはデグーと同じく
南米生まれの動物で
自然状態では群れで生活する
夜行性の動物です。
もともと群れで生活する動物は
なつきやすいのですが
モルモットの社会は階級制のため、
特にその傾向が強く
人になつくという点ではウサギと同じ位
おすすめのペットです。
警戒心が強く、特に小さいころは
非常に臆病なので驚かさないように
気をつけてあげてください。
飼い主になつかせるためには
むしろ生まれて間もないうちに
飼い始めるほうがなつきやすいので
生後1~2ヶ月くらいのモルモットを
買ってくることをおすすめします。
モルモットは温和な性格をしていますが
個体によっては警戒心が強く
人に慣れにくいものがいます。
できればペットショップで
実際に手のひらに乗せてみるなど
飼い主と相性がよいことを確かめてから
飼うことをおすすめします。
飼い始めた数日間は
モルモットが新しい家に馴染むために
そっとしておいてあげましょう。
3日ほどで警戒心を解いて
活動をはじめますので、
そのことから徐々に関係を
近づけていってください。
モルモットは
自分の名前を理解するので
餌をあげる時や手のひらに乗せるときに
名前を読んであげると
なつくのも早くなります。
モルモットは集団生活を営む動物で
仲間同士がコミュニケーションをとって
生活しています。
飼い主がモルモットの声を聞いて
何を言いたいのか解るようになれば
モルモットとの距離は縮まり
一層なつくようになります。
機嫌のよいときの声
警戒しているときの声
寂しいときの声
空腹なときの声など、
さまざまな鳴き声とトーンで
会話をしますので
モルモットの気持ちを理解するために
耳を傾けてあげてください。
ペットにおすすめのなつく動物『第5位』:インコ
出典:https://pixabay.com/
飼い主になつくおすすめのペット、
最後はインコです。
鳥は非常に頭のよい生き物で
特にインコ、オウム類は
人の言葉を理解し、
自分でもしゃべることができる
ものがいるなど、
コミュニケーションが可能なペット。
文鳥とならんで
人に良くなつくペットとして
人気があります。
哺乳類は夜行性の動物が多いため
鼻や耳が利くものが多くて
色彩も比較的、地味ですが
鳥はそのほとんどが
明るいうちに活動する
視覚の生き物です。
インコはいくつも種類がありますが
色彩が鮮やかなものが多く
種類を選ぶことができるのも
楽しみの一つですね。
また、鳥は鳴き声も美しく
哺乳類の小動物のような
警戒する神経質な声を出さないことも
人気の一つでしょう。
普通に飼われているインコの種類は
40種類ほどですが、
自然の中では世界中の温かい地域に
広く分布している鳥で
非常に多くの種類がいます。
ペットとしては
手のひらに乗るくらいの
サイズの種類が一般的で
セキセイインコやオカメインコ
などが好まれますが
この二種類はどちらも
オーストラリアから来た鳥です。
インコは集団生活をする鳥で
野生状態では大きな群れで
暮らしています。
このため、仲間を求める気持ちが強く
飼い主によくなつくペットである上、
一度なつくとなかなか飼い主から
離れようとしない気持ちの強さがあります。
セキセイインコは
飼い主に良くなつく点と
人の言葉でおしゃべりをすることが
愛されて、最も人気のある種類です。
性格的に陽気で攻撃性が低い鳥で、
穏やかでゆっくりした動作をとるので
飼い主になつくと
肩や頭に飛んで止まったりといった
方法でつながりを確認してくれます。
セキセイインコは
ペットの鳥が逃げ出したものが
野生化して家の近くの森や
川辺に住み着くことがあるほどなので、
日本の気候に合わせて生活できます。
ペットとして飼うときでも
人にとって快適な条件であればよく、
特に温かくしてあげたりといった
手間をかける必要がないのは
たすかりますね。
ラブバードともよばれる
コザクラインコは
オスとメスの関係が深いことから
その名がついたほど愛情の強い
きわめてよくなつく鳥です。
飼い主をパートナーと認識すれば
離れることをいやがるくらい
深い関係を築くことができます。
コザクラインコはアフリカ生まれ
寒いところは苦手なので
飼うときは室内の温度が
下がり過ぎないように
注意してあげてください。
オレンジの頬紅と頭の上の冠が
愛らしいオカメインコ。
この鳥はインコの中でも特に
おとなしく、とても臆病な鳥で
飼い主によくなつく鳥、
実はこの鳥はインコではなく
オウムの仲間です。
寂しがり屋で、一度なつくと
いつでも一緒にいようとして
近づいてきます。
なんだかいつもおっかなびっくり
しているような物腰で
特に大きな音が嫌いなので
驚かせないように気をつけてください。
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人が動物たちをペットとして
飼うようになったのは
記録がないほど昔のこと
と考えられています。
自然の生き物達に対する愛着が
動物達を手元においてみたい
という気持ちを生み
人と一緒に生活する動物たちが
登場したのでしょう。
ペットの中から、人の生活にとって
有益な動物たちが選び出されて
家畜になっていきました。
ペットの歴史は
家畜の歴史より古いのです。
人は大昔から
動物達を身の回りにおいて
慈しんできました。
動物達と心を通わせることは
いつの時代も人にとって
とても大切なこと。
あなたと気持ちを通わせてくれる
よくなつくペットを見つけて
幸せな関係を続けてくださいね。
以上、『ペットにおすすめななつく動物って?初心者でも飼いやすい生き物をランキングで紹介!』でした。