高度な冷凍技術や冷凍輸送の発達で
様々な魚が年中楽しめるようになって久しいですが
それでも旬の時期の魚がやはり一番美味しいですよね?
春夏秋冬、どの季節の魚でも例外ではありません。
普段特別好んで魚を食べない人も、
それこそ魚によっては旬の時期ならOKの人も
多いのではないでしょうか?
今回は春に旬を迎える魚について
春魚の種類や価格帯、おすすめしたい食べ方やレシピなど
ランキング形式でご紹介します。
春の旬な魚ランキング!『第10位』
●アジ
春の旬な魚ランキング!第10位は『アジ』です。
「えっ?アジの旬って春なの?」という人も多いでしょう。
最もアジの産地は日本全国点在しており、
おおむね旬は春から夏(3月~8月)とされますが
特に西日本産が春季に該当します。
その中でも今回ご紹介するアジは
旨味が詰まったふわっとした身が特徴の
長崎産の天然モノの「真アジ」。
獲れたてを3枚に加工し急速冷凍、
たっぷり20枚のアジの切り身がパックされ
解凍するだけで鮮度そのままの新鮮なアジが
1280円(税込)で楽しめるのです。
鮮度が良い味(アジ)が命のアジのなめろう!
参照元:https://item.rakuten.co.jp/
そもそも「味(アジ)が良い魚」といわれるだけあり
刺身やタタキ、焼物にフライ(絶品!)、
煮付けと様々な楽しみ方があります。
その中でもたたきにして醤油や味噌、みりんなどで
混ぜて作る「なめろう」をおすすめします。
また、身体に必要な栄養素以外にもDHAやEPA、
必須アミノ酸も多く含んでいるので、アジは
お子さんは元より全世代におすすめしたい魚なのです。
春の旬な魚ランキング!『第9位』
●シラス
春の旬な魚ランキング。第9位は『シラス』です!
シラスとは各種イワシやイカナゴなど多岐にわたりますが
いずれも色素がない稚魚を意味します。
シラスの産地は日本全国点在しており、
特に兵庫県淡路島、愛知県、静岡県駿河湾が有名ですが
シラスの旬も実は春(5~6月)と
秋(10~11月)と年2回迎えます。
その中でも上記でご紹介の生シラスは
黒潮に揉まれ身がしっかりと弾力があり上等品とされます。
その新鮮な静岡県の御前崎産のものを急速冷凍した生シラスが
1パック100g×3パック入って2100円で楽しめるのです。
新鮮な生シラスでしか味わえない生シラス丼!
参照元:https://item.rakuten.co.jp/
そのまま生でお寿司の軍艦巻きや
桜エビやアジ一緒に3色海鮮丼(沼津丼)、
またポンズで合えるのも◎でしょう。
何といってもおすすめは写真画像のような
シンプルに「生シラス丼」!
気になる栄養素も、カルシウムやタウリンをはじめ、
多くのビタミン群や鉄、亜鉛など、
かなり種類豊富に含まれているので
世代や性別選ばずに楽しめるシラスなのです。
春の旬な魚ランキング!『第8位』
●シラウオ
春の旬な魚ランキング!第8位は『シラウオ』です。
上記での「シラス」とは別物の「シラウオ」ですが
おおむね旬は春季2月~4月とされ、
有名な産地も茨城県霞ヶ浦や島根県宍道湖、
有明海等とかなりピンポイントです。
今回ご紹介する白魚は、旬の時期のその茨城県霞ヶ浦産の白魚を
水揚げ後すぐに生冷凍したもの。
生食用ではありませんが、解凍後に加熱することで
柔らかいふわっとした食感を味わうことができます
ちなみに、500gブロック状態のものが
1400円(税込)で購入できますよ。
新鮮な白魚と卵、黄金律な相性の白魚の卵とじ!
参照元:https://www.photo-ac.com/
今回ご紹介の商品は調理用ですが
天ぷらやみそ汁の具、蒸し物などに十分利用できる鮮度です。
鮮度が良いものが手に入れば
そのまま刺身(踊り食い)もありでしょう。
淡泊な食感にしては、栄養的にはカルシウムや
マグネシウム、リンがあり、レチノールも多く含まれていることから
生活習慣病対策になるといわれています。
白魚の食べ方としても、
ふわふわな食感の白魚に卵のコクが絡むとして
有名な「白魚の卵とじ」もおすすめですね。
春の旬な魚ランキング!『第7位』
●サワラ
春の旬な魚ランキング!第7位は『サワラ』です。
漢字で表記すると「鰆」
春を告げる魚の1種としても有名。
最もサワラは回遊魚であるので実は地域によって旬も変わり
春(3月~5月)を旬とするのは実は関西以西となります。
今回ご紹介するサワラは兵庫県淡路島の由良港で水揚げされた
なんと刺身やタタキ用のサワラの短冊ですよ。
注文後すぐに新鮮生で発送されるので到着してすぐに
柔らかい食感ながら旨味が強いサワラの刺身
(約2人前200gブロック)が1290円で楽しむことができるのです。
淡泊な味の鰆は西京焼きがおすすめ!
参照元:https://www.photo-ac.com/
サワラの美味しい食べ方としては、
鮮度が良いものはやはり刺身。
ですが、元々身が柔らかいので
火を通すなら煮魚よりは焼き魚、
もしくはポワレやムニエルが適しています。
ただ、淡泊な味のサワラと味噌の相性が良いので
最もおすすめしたいのはやはりサワラの西京焼きでしょう!
気になる栄養価でもDHA、EPAが豊富に含まれている上に
ビタミンDやB12が含まれており
万人におすすめしたい食材でもあるのです。
春の旬な魚ランキング!『第6位』
●キビナゴ
春の旬な魚ランキング!第6位は『キビナゴ』です。
産地でもある鹿児島の郷土料理で有名なキビナゴですが
身が旨いとされる冬季12月~2月を旬とする一方で
産卵前の春季3月~6月を旬とする考え方があります。
ご紹介する上記のキビナゴも鹿児島県の甑島産のものであり
冷凍ものではなく2kgものきびなごが朝採れの新鮮な状態で
3980円(税込)で堪能できるのです。
複数回旬が存在するので、
注文時期によって食感も変わるのが
上記のキビナゴの特徴。
春季3月~6月のきびなご狙いなら、
時期を見ての注文をおすすめします。
丸ごとキビナゴが味わえる刺身が最強です!
参照元:https://www.photo-ac.com/
鹿児島の郷土料理は
それこそ丸皿に綺麗に並べられた刺身であり
最もおすすめしたいきびなごの食べ方ともいえます。
身が柔らかいので、調理の際は指で捌くのが特徴ですね。
栄養価もカルシウム、ビタミンDや、
EPA、DHA等もバランスよく含まれおり
それこそ育ち盛りの子どもや高齢者におすすめしたい春の魚。
ただそれでも春季ものは塩焼きや天ぷらなど、
子持ちを生かした調理法が良いでしょう。
春の旬な魚ランキング!『第5位』
●イトヨリ
春の旬な魚ランキング!第5位は『イトヨリ』です。
年中市場に出回っているイトヨリですが
旬の考え方も産地によって幅があるものの、
晩秋〜冬もしくは春季4月~6月と産卵期前が旬という考え方があります。
主な産地は関東以西、主に長崎県、福岡県、山口県などとされ
上記のイトヨリも長崎県の五島灘で漁獲された天然もの。
ちなみに1kg(300~500g前後のもの2~3尾)で
3410円(税抜)で冷凍ものや養殖ではない
天然もののイトヨリが楽しめますよ。
旨味が豊富で身が柔らかいイトヨリは霜降り造りがおすすめ!
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椀物や蒸し物、イタリアンでのアクアパッツアにもよく使われ、
また美しい皮目を活かした焼物でも旨味が堪能できます。
栄養価においては、脂肪分が少なく
非常に良質なたんぱく源でもあり
一方では身体に必要な各種アミノ酸も豊富に含まれています。
しかし最もおすすめしたい食べ方は
鮮度が良いもの限定ですが
旨味が詰まった皮も楽しめる霜降り造りでしょう。
春の旬な魚ランキング!『第4位』
●サヨリ
春の旬な魚ランキング!第4位は『サヨリ』です。
下あごが細長く尖っておる外見が特徴の
サヨリの旬ですが12月~3月までとされ、
産地も日本海側は北陸から以西、
または瀬戸内海沿岸の各地と多岐にわたります。
ちなみに上記のサヨリは山口県または広島県産の
いわゆる瀬戸内ものであり水揚げ後すぐに発送なので
冷凍ものではありません。
到着次第サヨリの刺身が楽しめるのです。
ちなみに約20~30匹入って3980円(税込)で
新鮮獲れたてのぷりぷり食感サヨリが堪能できますよ!
刺身だと、癖がない上品な旨味が味わえる!
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上品な旨味と癖のなさを体感したいなら、
まずは握り鮨でしょう。
小ぶりのものは酢で〆たりカルパッチョにする場合もあり
天ぷらや唐揚げにすることでふっくらした食感が楽しめます。
そして最もおすすめしたい食べ方が、
癖がない上品な旨味や食感も楽しめる刺身なのです。
栄養価的には、サヨリは非常に良質なたんぱく質や
魚のみに含有されるビタミンB12が多く含まれている魚であり
世代を選ばない非常に優秀な春の食材ともいえますね。
春の旬な魚ランキング!『第3位』
●カツオ
春の旬な魚ランキング!第3位は『カツオ』です。
「カツオ」が春?と、違和を感じる人も多いでしょう。
実はカツオは旬が2回あり、
いわゆる「初カツオ」とされるもの。
春(3月~5月頃)に旬を迎える「カツオ」であって、
今回ご紹介するカツオも該当します。
瞬時に釣り上げた高知県の土佐鰹の初カツオを
たたきにして真空保存しています。
なので、解凍するだけで
もっちり弾力感と独特の甘みと旨味そのままの初カツオを
400g(大人4~5人分)でなんと1380円で堪能できるのです。
誰もが好むカツオのたたきは、新鮮なカツオで作るから旨い!
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刺身やユッケ、カルパッチョや漬け丼などの
メニューバリエーションが意外に多いカツオですが
やはり上記のような「カツオのたたき」がイチオシでしょう!
また、栄養価的にも優秀で
DHA、EPAが豊富に含まれている上に
中性脂肪を減少させる効果が期待できます。
新鮮獲れたては確かに刺身でもOKですが
ここはあえてたたきにして味の奥深さと
初カツオならではの
さっぱりした食感を味わうのがポイントなのです。
春の旬な魚ランキング!『第2位』
●メバル
春の旬な魚ランキング!第2位は『メバル』です。
一重に高級魚とされるメバルとはいえ
実は以下の3種類のメバルが該当し、主な有名産地も分散されています。
- アカメバル…主な産地は千葉県
- シロメバル…主な産地は千葉県、神奈川県
- クロメバル…相模湾〜三重県太平洋沿岸など
また総じてメバルの旬も以下のように時期に幅があります。
- 関東から西日本一帯…冬季1月~2月
- 東北・北陸・北海道…春季4月~5月
上記でご紹介するメバルは浜坂産の3種のメバルであります。
春季の旬の時期に収穫したメバルを
下処理し生冷凍、解凍してすぐに調理することで旬のメバルが
1匹(約19-21cm前後)494円で楽しめるのです。
※サイズによって価格が変わりますよ。
身離れの良さが身上のメバルの煮つけは新鮮の証!
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白身の魚なので様々な食べ方やメニューがありますが
やはり一番のおすすめメニューは
メバルの煮つけではないでしょうか?
下処理したメバルを
適量の水と醤油・みりん・酒などの調味料と
一緒に煮るシンプルで奥深いメニュー。
シンプルだけにメバルの良さが楽しめる一品となっています。
メバルは白身魚で、良質なたんぱく質や不飽和脂肪酸が
豊富に含んでいるので、特にお年寄りやこどもにおすすめですね。
春の旬な魚ランキング!『第1位』
●タイ
春の旬な魚ランキング!第1位は『タイ』です。
ここでいう鯛は「真タイ」を意味し
養殖は愛媛県、天然は長崎県が主な有名産地とされています。
春季3月~5月頃の鯛は鮮やかな桜色をしており
「桜鯛」と呼ばれ産卵期故に栄養を蓄えており、
脂がのって美味とされ旬ともいわれています。
上記でご紹介する鯛ですが、身が締まって食べごたえがある
愛媛県産の養殖ものの真タイが
2700円(1kgもの)で丸ごと1匹堪能できます。
鮮度の良い鯛だからこそ2種類の鯛めしが味わえる!
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新鮮なタイを1匹丸々手に入ったならおすすめの食べ方としては、
刺身はもちろんですが上記の「鯛めし」でしょう。
その鯛めしもレシピが複数あり
下処理したタイと一緒に土鍋や炊飯器で炊くバージョンや
タイの切り身を炊き立てのご飯にのせ、
生卵と薬味をトッピングに鯛だしをかけた
バージョンがありますが双方おすすめですよ。
また白身魚の代表格といわれるのは伊達ではなく
脂質が少なく良質のたんぱく質を多く含んでいるとされ
実は高齢者や離乳食にも最適な魚だったりするのです。
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いかがでしたでしょうか?
春はどちらかといえば貝や甲殻類、
イカやタコのイメージが強いですが
こうして上げると、春に旬を迎える魚が意外に多いのが伺えます。
魚の種類によってはそれこそ旬とは知らずに
普通に食べていた人も多いことでしょう。
魚の旬を知ることで、他の食材の旬を知ることとなり
強いては料理することが楽しくなるのではないでしょうか?
以上、「春の旬な魚の種類や価格帯、おすすめの食べ方やレシピのランキング!」の記事でした。