紙で指を切ってしまったり、
料理中に手を滑らせて包丁で指を切ってしまうなど、
どんなに気をつけていても日常生活の中で
切り傷が出来てしまうことってありますよね。
そんな時、
皆さんはどのような治療をされていますか?
実は切り傷を早く治し、
極力傷跡が残らないようにする方法があります。
切り傷で出来た傷跡が
残らないようにするために早く治療する方法と、
おすすめの薬をご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
切り傷を早く治す方法1
●モイストヒーリング
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皆さんはモイストヒーリングという
治療法(治し方)を聞いたことがありますか?
この治療法は患部を湿らせた状態にしながら、
人の細胞が持つ自然治癒力を高めて
切り傷を早く治す方法です。
切り傷ができてしまうことで、
人体の細胞は傷を修復しようと
再生を促すための体液を分泌します。
この体液によって細胞が再結成され、
傷が早くきれいに塞がっていくのです。
もちろん軽傷の場合の話で、
すぐにでも病院に行かないと危ないような
深い切り傷(事故などによってできる傷)の場合は、
自然治癒の力なんて呑気なことは言ってられませんよ。
ですが、軽傷ならこの方法で十分
早く治すことが出来ます。
ポイントはさっと水洗いして消毒などは行わず、
傷周りの水分を拭き取り
モイストヒーリング用の絆創膏を貼って、
傷口を保護するだけでOK。
あとは細胞による自然治癒力に身を委ね、
しばらく経過観察してください。
この治し方で治療すれば、
傷跡が残らず早く治療することが出来ますよ。
一度試してみてくださいね。
切り傷を早く治す方法2
●ワセリンを使った治療法
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冬場の乾燥から肌を守る目的で利用されるワセリン。
実はこのワセリンを用いて、
簡単に切り傷を早く治す方法があるんです。
まずその前に簡単に傷口を水洗いし、
止血しましょう。
血流が止まったら、
患部に軽くワセリンを塗ります。
この際、あまりワセリンを塗りすぎないように
綿棒などを使って傷口に付着させるように塗るのがポイント。
あとはラップを患部に巻き、
3時間くらい放置するだけ。
この治し方で綺麗に傷口は治ります。
ただし、これは軽傷の場合の話です。
傷が深い場合など、状況によっては
この方法を用いても傷口がズキズキ痛んだり
腫れが引かない場合もあります。
その場合は病院へ行って
医師に診察してもらいましょう。
切り傷だからといって安易に考えてしまうと、
傷跡が残ってしまうどころか、神経なども傷つけ
取り返しの付かないことになりかねませんよ。
そんなことにならないように、
最悪の場合はすぐに病院に行きましょうね。
切り傷を早く治す方法3
●目からウロコの止血方を用いた時短治療
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切り傷を早く治すには
どうしても止血しなければ治療できませんよね。
でも、意外と止血に時間がかかるもの。
そのため、
傷口が治るのに時間がかかることもあります。
傷口の治りが遅くなれば
その分傷跡も残りやすくなりますし、
できれば早く止血して治したいものです。
そこで、目からウロコの止血の方法を用いた
切り傷の治し方をご紹介します。
基本的にはラップをぐるぐる巻いて
細胞の自然治癒力を活かした方法と同じですが、
止血の方法だけ異なります。
傷口を圧迫させて止血させるのではなく、
手の指を5本「もちろん切り傷がある方の手)を
密着させ図上位まっすぐ上げブルブル振るという
斬新な方法を用います。
この方法を用いることで、
意外と早く血が止まるんです。
もちろん効果には個人差がありますが、
実に目からウロコの方法なので、
みなさんも一度試してみてくださいね。
切り傷を早く治す方法4
●ビタミンB・C・亜鉛を摂取する方法
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これはどちらかと言うと、
切り傷の治し方云々というよりも
切り傷を治すために活躍してくれる
細胞を活性化させる方法です。
人はビタミンB・C・亜鉛を摂取することで
新しい細胞を作ったり皮膚や粘膜を健康にしたり、
粘膜が緻密になり傷の治りを早くしたりする
働きが活性化されます。
もちろん本来は、
ビタミンBが含まれるレバー・鶏肉、
ビタミンCが含まれているほうれん草・レモン、
亜鉛が含まれている牡蠣・アサリなどの
食物をバランス良く摂取するのが一般的ですが、
なかなかバランス良く摂取するのも難しいですよね。
なので、サプリメントなどを活用して
ビタミンB・C・亜鉛を少しでも多く
摂取するよう心がけてみてください。
とはいえ、これは細胞を活性化させ
若干キズを早く治すための方法なので、
直接応急処置をしないことには、
これだけで治るわけではありません。
先程ご紹介した
モイストヒーリング法などと併用して、
うまく活用して傷を早く治す参考としてみてくださいね。
また、サプリメントと言っても
過剰摂取は厳禁ですよ。
あくまで使用上の注意を守った上で
正しく活用しましょうね。
切り傷を早く治す方法5
●アーシングを用いた治療法
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皆さんはアーシングという言葉を
聞いたことがありますか?
実は、この方法はツール・ド・フランスなどで、
疲労した選手たちの回復法として使われている治し方。
切り傷の治療にも効果を発揮させ、
傷跡がきれいに治るとも言われています。
どういうことかというと、
人は太古の時代から太陽の恵みを受けて
自然治癒力を高めてきたと言われ、
大地に裸足を付けて太陽のパワーを受けることで
自然治癒力を高めるというのです。
実に摩訶不思議な話ですが、
この考えはアメリカで流行し
アーシングとして定着しはじめ、
なんと自宅にいながら
アーシングが実践できるツールも発売されています。
実際に、多くの人達が切り傷を早く治すために、
このツールを購入しているのですから驚きですよね。
また、意外なことにこの方法を用いて
傷が治ったという話も聞いています。
もちろん、必ず治る保証はありませんし
そもそも効果には個人差が必ず生じます。
あくまで、自然治癒力を高めるだけなので、
応急処置は別途必要となります。
ただ、この治し方を全く知らないよりは
知っていた方が少しは役に立つのも事実。
あくまでこういう治し方もあるということを
頭の片隅にでも入れておいてくださいね。
そして、モイストヒーリング法などと
うまく併用しながら、
傷の治りを早めるように努めてみてくださいね。
切り傷の傷跡が残らない治し方は?
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基本的には、さきほどご紹介した方法を用いて
応急手当すれば切り傷でできた傷跡が
残らないように早く治すことが出来ます。
ただ、応急処置をする際に
一つ注意することがあります。
それはくれぐれも消毒はしないということ。
実は大きな誤解を受けている方が多いのですが、
切り傷を消毒液で直接消毒してしまうと、
自然治癒に必要とされる細胞たちまで
殺してしまうことになりかねません。
そのため治りも遅く、
かさぶたが出来てしまい傷跡も残ってしまうのです。
もちろん、さっと水洗いして
汚れを落とす必要はありますが、
しっかり消毒するのは厳禁です。
そのことだけは間違えないように
応急処置しましょうね。
切り傷を早く治すために使用する薬は?
切り傷を早く治すために、
モイストヒーリング法を中心に
幾つか治療法をご紹介いたしましたので、
消毒液や薬は基本的にほぼ皆無で大丈夫です。
しかし中には、既に怪我をしてから
1日以上経過しているケースもありますよね。
では、そういう場合は
どう対処すれば良いのでしょうか。
ここで、改めてモイストヒーリングで
用いる医療用具と、1日以上経過している場合に
必要な薬をご紹介しておきますね。
切り傷を早く治すにはバンドエイド(キズパワーパッド)がおすすめ!
切り傷を負ってしまった時、
少しパニックになり慌てて消毒液で
傷口を消毒してしまうという話をよく耳にします。
そして、絆創膏を貼って応急処置されていますが、
先程からお話ししている通り、
早急に傷跡を残さず切り傷を治したいなら
この方法は間違いです。
とはいえ、絆創膏も貼らずに
傷口を直接外気に晒し続けるのも
傷口を乾燥させてしまうのでNG。
では、どうやって
傷口を保護すれば良いのでしょうか。
実は先程ご紹介したモイストヒーリングの
治療法にも用いられる傷口の保護のための
バンドエイドが、医療用品として発売されているのです。
そのバンドエイドは、
「バンドエイド・キズパワーパッド」。
このバンドエイドで傷口を覆い、
細胞からキズを治すために分泌される
ジュクジュクした体液を保護することで、
早く傷を治すことが出来て傷跡もきれいになります。
普通の絆創膏はキズに付着してしまうために、
ジュクジュクが固まりかさぶたとなり、
さらに絆創膏を剥がした時に
またかさぶたがめくれてしまうこともよくあります。
しかし、このキズパワーパッドは
モイストヒーリングのために
用いられるバンドエイドなので、
キズに付着することはありません。
あくまでキズを覆うだけなので、
傷口をしっかり保護し
乾燥を防いでくれるのです。
あくまで薬ではなく医療用品ですが、
このバンドエイドを使うと使わないとでは
傷跡の残り方も雲泥の差ですし、
絶対に使ったほうが良いですよ。
ぜひ、切り傷を早く治す応急処置を施す場合は、
キズパワーパッドをお使いください。
切り傷を早く治すにはマキロンsキズ軟膏がおすすめ!
所詮は切り傷と甘く考え応急処置を怠り、
1日以上経過してしまった場合、
傷をきれいに早く治すのは難しいです。
もちろん、早く治すだけなら可能ですが、
かさぶたが出来てしまうケースが多いですし
傷跡はどうしても残りやすくなってしまいます。
そうなった場合は、
自然治癒力に頼っている場合ではありません。
傷口から細菌が入り込んで
症状が悪化してしまう場合もありますので、
すぐにでも傷口を消毒し
これ以上傷を悪化させないように
治療するしか手立てはありません。
そこでおすすめしたいのが、
「マキロンsキズ軟膏」です。
このマキロンsキズ軟膏は
二次感染を防ぐための殺菌効果や、
皮膚の修復能力を促す効果がもたらされ、
炎症やかゆみも和らげてくれるので、
切り傷の薬としては非常におすすめです。
また、透明でべたつかないところも
非常に使い勝手が良いので、
いざという時にあると便利な薬(軟膏)です。
基本的にはモイストヒーリングを行うのが
切り傷を早く治す方法として有力なので、
特に必要とはしませんが、
時間が経過してしまった後の切り傷の治し方として
ぜひ、この軟膏を試してみてくださいね。
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日常生活の中でちょっとしたことでも
指を切ってしまうことはありますし、
切り傷を完全に無くす(防ぐ)ことは難しいです。
しかし、いざ切り傷を負ってしまっても
慌てずに対処すれば、
十分傷跡を残さず早く治すことは可能です。
今回は、モイストヒーリング法を中心に
切り傷を早く治し傷跡を残さない治し方や、
あると効果的な薬をご紹介していきました。
ぜひ、一つの参考にしてみてくださいね。
以上『切り傷を早く治す方法!傷跡が残らない治し方やおすすめの薬は?』の記事でした。