冬から春に変わる時期って、白の世界から
色数が少しずつ増えるイメージがありませんか?
野菜にしろ果物にしろ、色が増えカラフルになる中、
実は春らしい色の魚食材もあるのです。
もちろん色づきと同時に旬を迎える各食材であり
おいしくない理由なんて考えられません。
そこで、魚や野菜、果物やフルーツなど、
春に旬を迎える様々な食べ物をランキング形式でまとめてみました!
春の旬の食材ランキング『第10位』
●鰆(さわら)
魚に春と書いて「鰆」とされるほど、
昔から春の魚としての認知度が高い「鰆(さわら)」。
鰆の旬は、実は地方によって差があり
冬季を旬とするのは関東地方ですが
主な産地として福井県、石川県、京都府などを筆頭に
関西より西は春季3月~5月を旬としています。
今回ご紹介する鰆も兵庫県淡路島産のもので
約300g(約3人前)ブロックで1,890円(税込)で、
しかも水揚げされたばかりの生食用なので鰆の刺身が楽しめるのです。
味が深い鰆の西京焼きは鰆ならではの楽しみ方!
参照元:https://www.pakutaso.com/
もちろん、鮮度が良い鰆は刺身や焼霜造りがおすすめです。
一方で淡泊でありながらしっかり旨味がある鰆ですが
身が柔らかいので、ポワレやソテーなど洋風にしたり
フライにするなど加熱して仕上げるメニューが多いのも事実。
栄養的にも鰆は脂質やコレステロール値を下げるオレイン酸が多く、
またEPAやDHAや良質なたんぱく質も豊富に含まれており
消化も良いので世代を選ばずおすすめできる食材ですよ。
多くの人が旨いと感じたから
定番メニュー化されたのであります。
その定番メニューの鰆の西京焼きが
やはり「最強」ではないでしょうか?
春の旬の食材ランキング『第9位』
●蕗(ふき)
「蕗」とは、近い品種が少ない日本独自の野菜で、
地下茎から伸びた葉の「柄」にあたる部分をいいます。
蕗の主な産地は
愛知県を筆頭に群馬県や大阪府と続き、
春季3月~5月を旬としていますよ。
その愛知県産もしくは大阪府産の完全無農薬の朝採れ蕗が
4kg(8束)2,860円(税込)で手に入り
柔らかく瑞々しい春を堪能できるのです。
4kg(8束)はさすがに多いので
友人知人等で共同購入はいかがでしょうか?
独特で風味豊かな蕗をご飯に混ぜて春を体感する!
参照元:https://www.photo-ac.com/
癖があるので好き嫌いが別れますが、
逆をいえば明らかに春のこの時期でしか味わえない「蕗」。
鮮度が落ちやすく手に入ったその日中の調理が必然必須であり
他の食材との煮物で蕗を楽しむケースが多いのではないでしょうか?
栄養価的に蕗は食物繊維の他にB-カロチンや各種ビタミン、
ミネラルなど豊富に含まれており
生活習慣病予防に効果が期待できる春の食材なのです。
また、細かく刻み味を薄めにして加熱した蕗を
炊き立ての白飯に混ぜ込んだ「蕗ごはん」もおすすめですよ。
春の旬の食材ランキング『第8位』
●初鰹(はつかつお)
元々、鰹には旬が春(4月~5月)と初秋の2回あり、
その春(4月~5月)に旬を迎える鰹が「初鰹」とされます。
産地も高知県と宮崎県が有名であり、特に高知県の土佐清水市は
「鰹のたたき発祥の地」として知られています。
上記でご紹介する初鰹は、宮城県気仙沼産を筆頭に
その時々の産地で仕入れた天然ものです。
貴重な初鰹1匹を4分の1(1kg〜1.5kg)に捌いたものが
5,480円(税込)で,あっさりした味ともっちりした食感を
堪能する事ができるのです。
変わった方法で鰹を楽しみたいなら「かつお飯」が絶品!
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鰹といえば真っ先に「鰹のたたき」をイメージする人も多く、
実際に好きな人も多いのではないでしょうか?
また鮮度が良いものは刺身でも楽しめる一方で、
ユッケ風にしたものや漬け丼も充分ありですよ。
初鰹は良質なタンパク源でもあり
栄養的にも優秀でDHAやEPAだけではなく、
特に各種ビタミンB群は多く含まれており
血合いにはかなりの鉄分が含まれています。
そこでおすすめしたいのは「かつお飯」、
そのかつお飯でも様々なバージョンが存在しますが
例えばづけにした鰹の切り身を細かく刻み、千切り生姜や薬味をのせ
出汁をかけていただく、ある意味「出汁茶漬け」です。
変わった方法で鰹を楽しみたい時にいかがでしょうか?
春の旬の食材ランキング『第7位』
●デコポン
元々「不知火(しらぬい)」が品種名です。
糖度13度以上、酸度1.0%以下などの
熊本果実連が定めた基準をクリアした「不知火」のみが
「デコポン」として出荷されるため
いわゆる「ハズレ」が少ないのが最大特徴。
そもそも「デコポン」は熊本果実連の登録商標であり
産地としても熊本県がダントツに有名で、旬は2月~4月頃とされます。
今回ご紹介するデコポンも熊本産であり
ぼこぼこした見た目とは反し非常に甘く食べやすいデコポンが
5kg(11~18個)ものが10,000円(税込)で堪能できますよ。
そのままもOKですが、ジュースにして春らしく楽しむ!
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デコポン明らかに柑橘類の一種なので
惣菜としてのデコポンの用途は
ザックリ刻んだデコポンと各種春野菜とさっくり混ぜた
サラダにするのもいいでしょう。
また、甘みが強いのでデコポンは
むしろヨーグルトやアイスクリームへのトッピングや
ムースやゼリー、ケーキなどのスイーツ食材に向いていますよ!
ビタミンCやシネフィリンを多く風邪予防に、
またクエン酸やペクチンも豊富にあり
それぞれ疲労回復や整腸作用に
効果が期待できる栄養素がデコポンに含まれています、
そのまま楽しむのもありですが、
新鮮なデコポンをジューサーで絞って作った
ジュースを春らしく堪能してはいかがでしょうか?
春の旬の食材ランキング『第6位』
●春キャベツ
キャベツそのものの旬は冬ですが、
実は1年中栽培されています。
また「春キャベツ」とあるように
春季3月~5月に旬を迎えるキャベツを意味し、
産地も千葉県や神奈川県が有名です。
上記でご紹介しているキャベツは群馬県産ですが、
時期や状況によって他の産地に変わる可能性があります。
ちなみに1個1.2kg〜1.6kgのキャベツの価格が
460円(税抜)とのこと。
それこそ天候や社会情勢によって
価格が変動するのはいうまでもありません。
食感が柔らかいのでパスタの具材にも最適!
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春キャベツは何よりも柔らかい食感が特徴。
なので、煮込み料理や炒め料理など
じっくり火を通すメニューよりは
各種サラダやピクルス、一夜漬けや回鍋肉などの中華、
細かく刻みカレー粉等で炒めてホットドッグの具にするなど、
生のままでいただくか火の通りが軽めのメニューに適していますよ!
栄養的にも主にビタミンCやビタミンK、
カルシウムや食物繊維などが豊富にあり
胃腸薬で有名な「キャベジン」と呼ばれる
ビタミンUが含まれているのが大きな特徴でもあります。
ですが、最もおすすめメニューとしては
あさり+春キャベツ、マグロ+春キャベツなど
他の春の食材と一緒に使ったパスタを提案します。
春の旬の食材ランキング『第5位』
●菜の花
菜の花には観賞用と食用があります。
食用でも、花が咲く前の蕾、蕾がない脇の芽、
茎の部位が実食可能部分であり、
味としては独特の苦味があるので
好き嫌いが別れる食材でもありますね。
旬としては早春季2月~3月頃であり、
産地としては千葉県や四国地方などで栽培されています。
ご紹介する菜の花も徳島県産であり、
200g:548円(税込)で十二分に春を感じさせてくれるはず。
シンプルに和え物にして食卓も春らしく!
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存在自体が「春」を象徴しているので、
汁物の具材や他の春の食材と合わせて
パスタの具材にいれてもいいでしょう。
または下味した菜の花と
炊きたてごはんを混ぜただけの
「菜の花ごはん」など、色彩豊かなメニューに向いている菜の花。
春の野菜らしく栄養価が高くβカロチンやビタミンB1・B2・C、
鉄やカルシウム、カリウムや食物繊維などが含まれており、
特に野菜不足気味の人におすすめしたい食材。
それでも春らしく、最も菜の花らしいメニューは
シンプルに菜の花の和え物ではないでしょうか?
からしやゴマ、味噌などの調味料の相性も良く、
いかやタコなどの海産物と合わせるのもおすすめですよ。
春の旬の食材ランキング『第4位』
●鯛(タイ)
ここでいう鯛(タイ)とは「真鯛」を意味します。
産卵期の3月~6月の雄の真鯛は
鮮やかな色を纏う事から「桜鯛」と呼ばれ、
脂がのって旨いとされる事から、この時期が旬といわれていますよ。
主な産地としては瀬戸内海沿岸、
日本海や房総半島と多岐にわたり
今回ご紹介する真鯛も日本一とされる兵庫県淡路産であります。
1尾(25cm 500g)が1,960円(税込)で
養殖ではなく天然真鯛を味わえる事ができるのです。
鯛の旨味とプリッとハリがある食感は何といっても刺身!
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脂少なく身がしっかりとしていて味も淡泊なので
実に様々な料理に向いている「鯛」。
王道の「鯛めし」やアクアパッツア、煮付けや酒蒸し、
タイのあら炊き、鯛そうめんなど、
種類に暇がない程にメニューが揃っており
その理由として様々なアミノ酸が含まれているのが挙げられます。
料理に事欠かない鯛が大好きな人も多いでしょう。
それでもシンプルに鯛の生食感堪能し楽しみたいなら
シンプルに鯛のお刺身をおすすめしますがいかがでしょうか?
春の旬の食材ランキング『第3位』
●マンゴー
マンゴーの旬は夏なのでは?と考えがちですが
実際は半分正解状態でもあるマンゴーの旬の時期解釈。
代表的な宮崎産アーウィン種マンゴーの旬が4月中旬〜7月、
沖縄産のマンゴーが6月中旬〜8月中旬とされています。
今回ご紹介するマンゴーも
宮崎産のアーウィン種の完熟マンゴー、
つまり「アップルマンゴー」といわれる品種。
等級は規格外ですが味は全く遜色がなく
2~4玉前後入っていて3,580円(税込)で
とろけるような独特で濃厚な甘さが楽しめるのです。
あの濃厚な甘さはかき氷との相性が抜群!
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そのままいただくのはもちろん
イチオシなのはデザートの食材としての使い方です。
マンゴープリンやシャーベットなども相性が良いですが
あの濃厚な甘さはやはり
夏季の時期のかき氷トッピングが◎でしょう。
気になる栄養素ですが高血圧症に
良いとされるビタミンCやカリウム、
または消化を助ける各種酵素などを含まれます。
完熟ものはβカロチンが完熟前の青いものはビタミンCの含有量が
多いという特徴もあるのがマンゴーなのです。
春の旬の食材ランキング『第2位』
●苺(いちご)
春の人気フルーツのひとつ「苺」、その人気を示すかのように、
「あまおう」「紅ほっぺ」「とちおとめ」などを様々な品種があり
苺の栽培出荷数が最も多い栃木県は「とちおとめ」でも有名ですね。
品種によってすでに1月から見かけるのもありますが
おおむね春季3月~5月が苺の旬とされています。
ちなみにご紹介する苺は福岡県産の「あまおう」であり
サイズが規格外などの訳ありとはいえ
2パック2,180円(税込)でブランド苺が堪能できるのです。
見た目で春そのものの苺はケーキの定番食材!
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一品のおかずにするというよりは
ジャムにしてパンに塗ったりソースにしてヨーグルトやシリアル、
アイスクリーム、レアチーズケーキにかけるなど、が多いでしょう。
苺大福なんて定番和菓子ですよね?
苺が赤い理由はアントシアニンによるもので
眼精疲労・視力回復に効果が期待でき
ビタミンCも多いので肌荒れに効果が期待できるとされ
女性に優しいフルーツともいえます。
以上の理由で、おすすめしたい苺の食べ方やメニューは、
冷やした苺をそのまま食べる、
もしくはやはり各種スイーツの素材として使う方法ではないでしょうか?
春の旬の食材ランキング『第1位』
●筍(たけのこ)
まさに春の代名詞の「筍」ですが
旬はおおむね3月~5月中旬であります。
主な生産地は福岡県など九州地方で、
「京たけのこ」で有名な京都府も産地のひとつですよ。
ご紹介する筍もズバリ「京たけのこ」、
4kg(6本前後)で6,780円(税込)と
かなり安価でブランド筍が堪能できます。
好きな人であればその「京たけのこ」を
すぐに刺身にしてあのサクッと柔らかい
新鮮な食感を堪能する人も多いでしょう。
食事で手軽に春が感じたいならまずは筍の炊き込みご飯!
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筍といえば「若竹煮」「土佐煮」などの煮物や
「焼き筍」などの焼物、または田楽や中華料理や
汁物の具材など様々な料理に使われます。
その気になる栄養価ですが
旨味成分でもあるアミノ酸や塩分を排出するカリウム、
そしてなんといっても食物繊維を多く含んでいるので
ある意味健康食品といっても過言ではない筍。
以上の事を踏まえると
手軽にかつ美味しい春を感じたいなら、
やはり筍の炊き込みご飯になるのではないでしょうか?
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いかがでしたでしょうか?
得てして春の旬の食材を使った料理って、
見た目でもカラフルな上に美味しい料理が多いものです。
その色に釣られ、
思わずいろいろと作ってしまう人も多いでしょう。
実は今回ご紹介しました春の旬食材はごく一部です。
多くの春の食材を使って、あなたなりの春のメニューで
せっかくの春を楽しみませんか?
以上、「春の旬の食材とは?魚や野菜、果物、フルーツの食べ物ランキング!」の記事でした。