立ち幅跳びといえば、
体育の時間では定番の競技ですよね。
砂場のうえ、
遠くまで飛んでいけたときの高揚感は、
なんともいえないものです。
しかしながら、
普段は「遠くまで飛ぶ」ということを
意識する経験はあまりないので、
「どうすれば遠くまで飛べるのか」
ということを考えても、答えが見つからないのではないでしょうか?
そこでここでは、
立ち幅跳びをうまく飛ぶコツについて
紹介していきます。
立ち幅跳びの性別、年代別の平均値は?
年齢 | 学年 | 男子 | 女子 |
---|---|---|---|
6歳 | 小学1年 | 114.3 | 107.4 |
7歳 | 小学2年 | 126.3 | 117.8 |
8歳 | 小学3年 | 136.2 | 127.5 |
9歳 | 小学4年 | 145.2 | 138.8 |
10歳 | 小学5年 | 153.7 | 148 |
11歳 | 小学6年 | 166.5 | 156.4 |
12歳 | 中学1年 | 182 | 166.2 |
13歳 | 中学2年 | 199.7 | 172.2 |
14歳 | 中学3年 | 213.3 | 174.9 |
15~ | 高校生 | 223 | 172 |
こちらのデータは、
文部科学省による調査の平均です。
子どもの体の成長は
個人差が大きく、特に立ち幅跳びは
身長による記録の伸びが大きいので、
平均よりも下だからといって、
飛べていないというわけではありません。
あくまでも参考値として
受け取っておきましょう。
立ち幅跳びで良い結果を出すコツは?
立ち幅跳びは、
前述ししたように身長による
記録の伸びが大きい競技です。
しかし、
「コツ」を理解すれば、
立ち幅跳びの記録を伸ばすことは
それほど難しいことではありません。
ここでは、立ち幅跳びのコツについて
それぞれ詳細に紹介していきましょう!
立ち幅跳びでは全身を連動させるのがコツ!
参照: https://www.pakutaso.com/
立ち幅跳びにおいて、
最も使う場所はどこか、と聞かれれば、
ほとんどの人は「足」と答えるかもしれません。
確かに、立ち幅跳びにおいて
最も重要なのは足ですが、
記録を伸ばすためには
足「だけ」で飛んでしまっては
いけないのです。
重要なのは、
手を使って勢いをつけ、
全身をばねのように使う
イメージをすることです。
遠くへ飛ぼうとして、
足に力をこめすぎないように気を付けましょう。
重要なのは、全身の筋肉を連動させることです。
立ち幅跳びでは手を大きく振るのがコツ!
参照: https://www.pakutaso.com/
前述したように立ち幅跳びは、
全身の筋肉を連動させてこそ
遠くへ飛ぶことができます。
そのために手を前後に振るのですが、
この際、ゆっくりと、
大きく振るように意識しましょう。
手は力をこめず、脱力をした状態で、
さながら振り子のように振ってください。
すると、より遠くへ飛ぶことができます!
立ち幅跳びでは飛び出す角度に気を付けるのがコツ!
参照: https://www.pakutaso.com/
立ち幅跳びで記録を伸ばすためには、
飛び出す角度に気を付けなければなりません。
しかし、立ち幅跳びで記録を伸ばすコツは、
「前」ではなく、「45度」に飛ぶのが重要になります。
もちろん正確に45度でなければいけない、
というわけではなく、
気持ち斜め上に飛び出すだけでも
ある程度簡単に記録が伸びるはずです。
立ち幅跳びでは空中で足を畳むのがコツ!
参照: https://www.pakutaso.com/
立ち幅跳びで記録を出すためには、
滞空時間を伸ばすのがコツです。
そのために意識したいのが、
空中で足を畳む、という点でしょう。
足を畳むことによって、
滞空時間を伸ばすだけではなく、
着地地点をより遠くへすることができます。
ただ、空中で足を引き寄せすぎると、
姿勢が大きく崩れてしまうので注意しましょう。
着地の時は前傾姿勢を取り、
より遠くへ足跡を付けるのがコツです!
立ち幅跳びでは準備運動を念入りに行うのがコツ!
参照: https://www.pakutaso.com/
立ち幅跳びで遠くへ飛ぶためには、
前述したように全身をばねのように
使わなければなりません。
その際に重要なのが、
入念な準備運動です。
準備運動は怪我をしづらくする効果だけではなく、
筋肉を柔らかくする効果もあります!
特に柔軟運動をしっかりと行うことで、
筋肉のバネを強くすることが可能です。
立ち幅跳びでは着地の姿勢に気を付けるのがコツ!
参照: https://www.pakutaso.com/
立ち幅跳びは飛ぶ瞬間が最高潮で、
着地はおざなりになっている、
という人が多い競技です。
しかし、立ち幅跳びにおいては、
飛ぶ瞬間と同じくらい、着地も重要なものになります。
着地は両足で行う必要がありますが、
その際に注意したいのが、足を体重を前に傾ける、
という点です。
この姿勢であれば、尻もちをついて
記録を下げるということがなく、
かつ、できる限り遠くへ着地することができます。
飛んでいる最中に、
意識して体重を傾けるのがコツです!
立ち幅跳びではたくさん練習するのがコツ!
参照: https://www.pakutaso.com/
立ち幅跳びに限りませんが、
記録を伸ばすために必要なのは
何よりも練習と鍛錬です。
特に立ち幅跳びは一瞬の競技なので、
踏み出しから飛ぶまで、
自分の体に最適なフォームを
覚え込ませなければなりません。
前述したことを
しっかりと体に覚えさせ、
それを実践するために練習するというのが、
立ち幅跳びの記録を伸ばすための、
最も重要なコツだといえるでしょう。
立ち幅跳びでは筋肉をつけるのがコツ!
参照: https://www.pakutaso.com/
いくらコツを意識したところで、
土台となる筋肉がなければ、
よい記録を出すことはできません。
特に太ももと背中の筋肉は、
立ち幅跳びの記録を伸ばすために
重要な筋肉です。
立ち幅跳びそれ自体の練習も重要ですが、
基礎をつける筋トレを意識することも、
記録を伸ばすために重要な点だといえるでしょう。
立ち幅跳びで良い結果を出すトレーニング方法は?
立ち幅跳びで良い記録を出すためには、
日々の鍛錬と練習が重要です。
しかし、
立ち幅跳びのトレーニングといっても、
詳しくない人にとっては
何をすればいいのか
悩んでしまうのではないでしょうか?
ここでは、
立ち幅跳びの記録を出すために、
ぜひ行うべきトレーニングを
紹介していきましょう。
立ち幅跳びで良い結果を出すトレーニング1
参照: https://www.youtube.com/
立ち幅跳びにおいて、
跳躍力を生み出すのは
太ももです。
その太ももを鍛えるのが、
ご紹介するスクワットになります。
やり方は簡単で、
手を振りながら、
しゃがんだり立ったりを繰り返せば、
これが運動になるのです。
一見簡単そうに見えますが、
ゆっくりとやればやるほど太ももに負担がかかり、
しっかりとしたトレーニングになります。
やりすぎるとオーバーワークになって
体がつらくなるので、
自分に適切な負荷を見極めながら
行いましょう。
おおよそ3日に1回程度のペースで行うと、
休養と負荷の割合がちょうどよく、筋肉を成長させることが
できます。
立ち幅跳びで良い結果を出すトレーニング2
参照: https://www.youtube.com/
ボックスジャンプは、
「飛ぶ」という行為自体を練習しつつ、
太ももを鍛えることのできるトレーニングです。
やり方は簡単で、
自分が一息で飛び乗れる程度の箱を用意し、
そのうえにジャンプして飛び乗る、降りるを繰り返します。
紹介した立ち幅跳びのコツを意識しながら
ジャンプすることで、
筋肉を鍛えながら、立ち幅跳びのコツを
体に覚えさせることができる点も見逃せません。
ただ、あまり高い目標を設定してしまうと、
脛をぶつけたり、転んだりして痛い思いをすることになるので
注意しましょう。
立ち幅跳びで良い結果を出すトレーニング3
参照: https://www.youtube.com/
立ち幅跳びに使う筋肉の中で、
最も大切なものはもちろん太ももの筋肉です。
しかし、あまり知られていないことですが、
背筋もまた、同様に重要な筋肉のひとつになります。
背筋は、足全体を引っ張るための筋肉なので、
これを鍛えることによって、素早く足全体を引っ張り、
より高く飛ぶことが可能です。
同時に早く走るためにも重要なので、
動画のような形で鍛えておいて損はありません。
立ち幅跳びで良い結果を出すおすすめアイテムは?
立ち幅跳びで良い記録を出すコツは、
日々のトレーニングと、飛び立つときに
全身を使うことを意識する点です。
それを意識したうえで、
運動しやすいアイテムを身に着けることで、
より立ち幅跳びの記録を伸ばすことができます。
立ち幅跳びで良い結果を出すためには良い運動靴がおすすめ!
立ち幅跳びの競技選手は
スパイクを着用しており、
飛び立つときに踏ん張りが
効きやすいようにしています。
ただ、授業などである程度の記録を出したい、
というだけであれば、
スパイクを購入する必要はありません。
軽く、履きやすいスニーカーを着用することで、
飛び立つときに踏ん張りが効きやすくなります。
もし陸上競技として立ち幅跳びを行うのなら
スパイクを購入する必要がありますが、
そうでないのなら、
こうしたスニーカーを購入するといいでしょう。
立ち幅跳びで良い結果を出すにはトレーニング用マットがおすすめ!
立ち幅跳びの難点として、
家に砂場がないと練習が難しい、という点が
挙げられます。
そんなときは、
ご紹介したトレーニング用マットを使って、
立ち幅跳びを練習しましょう!
記録がだんだんと伸びていくのが
実感できるので、
練習にもやりがいが出てきます。
立ち幅跳びで良い結果を出すにはサプリメントがおすすめ!
立ち幅跳びで大きく記録を伸ばすためには、
基礎となる体つくりをするのがコツです。
そのためのトレーニングですが、
その際、プロテインを摂取することにより、
より効果的に筋肉をつけることができます。
ただ、あまり小さい頃から
たんぱく質を摂取すると
成長に悪影響が出る可能性があるので、
プロテインを摂取するのは
ある程度体が作られてきたころ、
あるいは大人になってからにしたほうが無難でしょう。
立ち幅跳びで良い結果を出すには記録ノートがおすすめ!
どんな競技にせよ、
良い結果を出すために必要なのは
「続けること」です。
続けなければ結果は出ませんし、
続けなければ成長はありえません。
しかし、地味なトレーニングを
続けるのはコツがいります。
それが成長の記録をつけることです。
10日に1回、
あるいはそれよりも長い感覚で
立ち幅跳びの記録を測ったり、
トレーニングの回数をつけたりすることで、
地味なトレーニングを
続けることでできるようになります。
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立ち幅跳びで良い結果を出すコツは、
とにかく全身の筋肉を使うことを意識し、
正しい跳躍フォームを体に染み込ませることです。
跳ぶという動作は普段行うことが少ないため、
いざ行おうとすると難しいかもしれませんが、
前述したコツを参考に、
ぜひ良い結果にチャレンジしてみてくださいね。
以上、『立ち幅跳びのコツ!簡単に平均の記録よりも良い結果を出す方法やトレーニングとは?』の記事でした。