ワイルドスピード3、The Fast and the Furious: Tokyo Drift
ワイルドなスピードレースで人気の映画ワイルドスピードシリーズの第三作は、
前二作とはガラッと変わって舞台が東京に。
時間もぐっと進み前二作の主人公が、
引退した後という設定になっている映画です。
なのでワイルスピードシリーズの時間の流れでは６作目の後となります。
第一作の映画の主演ヴィン・ディーゼルが、
伝説の人としてカメオ出演している映画でもあります。
この映画の監督は一作目のロバート・コーエン、
二作目のジョン・シングルトンから引き継いだジャスティン・リン。
この映画の主役を演じるのはルーカス・ブラック。
アリゾナに暮らす高校生のショーンとして出演です。
撮影当時23歳で高校生というにはちょっと老けていますが、それくらいはご愛嬌。
この映画の舞台は東京という設定ですが、
そこはハリウッド版のニッポン映画なので出鱈目な設定がいっぱい。
そもそも首都高をあんな猛スピードで走ったらすごいことになりそうですが、
そんなことをいうのは野暮というもの。
ワイルドスピード本編から離れた外伝的映画として楽しんでしまいましょう。
映画ワイルドスピード3のあらすじ
参照元URL：http://matome.naver.jp/odai/
参照元URL：https://www.youtube.com/watch?v=etc38ap-00E#t=50
それでは映画ワイルドスピード3のあらすじをご紹介していきましょう。
この映画の主人公はアリゾナに住むショーン、
ストリートカーレースに夢中の高校生でした。
ところがレース中に事故を起こして補導されること3回目にして、
ついに母親から愛想をつかされ、
東京の米軍基地で勤務中の父親のところに送られることに。
当然のことながら、母からは「絶対カーレースをしないこと」と申し渡されます。
しかし、母の言うことを素直にきくようなショーンではありません。
日本の高校に転校するやいきなり夜の街でドリフトレースに参戦。
ドリフトキングの異名をとるタカシの存在を耳にするや、
無鉄砲にもレースを挑みます。
結果は当然ぼろ負け。
ところがレースの際に車を貸してくれたハンという男が、
ショーンのドライビングテクニックに着目。
打倒タカシを目論むハンはショーンに特訓を施すようになります。
ハンの指導で腕をあげたショーンは学校でも、
クラスメイトのニーラと良い仲になりますが、
ニーラは母の死後タカシと共に育てられたいわくつきの女性。
ショーンは車と女、ダブルでタカシから敵視されることに。
ショーンとタカシの敵対関係は、
タカシの叔父である暴力団組長カマタの登場で一気にきな臭くなります。
カマタから上納金が収められていないことを知らされたタカシは、
金の管理を任せていたハンが上納金を着服していたことを知り激怒。
怒りはハンの弟子であるショーンにも向けられ、
派手なカーチェイスの結果ハンは事故死。
何とか生き残ったショーンは、
命と罪の帳消しを賭けてタカシとの一騎打ちに挑むことになります。
そこでショーンはタカシに勝利し、
ニーラと地位を確率します。
そしてドリフトキングとなったショーンに、
ヴィン・ディーゼル演じる伝説の人ドム（ドミニク）が一騎打ちを仕掛けて、
エンディングを迎えるというあらすじです。
ショーンのライバルであるタカシを演じるのはブライアン・ティー、
沖縄生まれの日韓ハーフの37歳。
ショーンを仕込むハンを演じるのはサン・カン、
韓国系アメリカ人の42歳。
タカシの叔父である暴力団組長カマタは日本の千葉真一、
国際色豊かな顔ぶれとなっています。
本作のもう一つの楽しみは日本人俳優たちの顔出しです。
北川景子などクレジットには結構大きく名前が出ていますが、
ストーリーに追われていると見逃してしまうかも。
その他、教師役の柴田理恵、ショーンの父親の愛人真木よう子、
駐車場のスターター妻夫木聡、秋葉女子役の中川翔子など、
見つけると嬉しい面々が出てくる映画です。
映画ワイルドスピード3の登場車両
参照元URL：http://blog.goo.ne.jp/
映画ワイルドスピードといえば車ですよね。
本作もカッコ可愛い車が次から次へと現れます。
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この映画のタカシとの最終決戦で、
ショーンが搭乗するのはフォード、マスタング。
この映画ではショーンの父から譲り受けた物です。
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一方のタカシは日産、フェアレディ。
この映画ではフィアレディが負けるので、
ここは日本人としてはちょっと悔しいですね。
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ハンが最初にショーンに貸す日産、シルビアS15.
この映画ではショーンがボロボロにしていまします。
参照元URL：http://blogs.yahoo.co.jp/
この映画ではハンがタカシに追われて横転、
炎上するのはマツダのFD3S、RX-7。
映画ワイルドスピード3の搭乗車両では一番の人気ですね。
映画ワイルドスピード3の音楽
参照元URL：http://minkara.carview.co.jp/
この映画のオープニングBGMは『six days/dj shadow feat.mos def』
ニーラをかけてレースする場面のBGMでは『bawitdaba/kid rock』
ドリフトでナンパする場面のBGMでは『Resound/Dragon Ash』
エンディング場面のBGMでは『bandoleros/tego calderon & Don omer』
などの音楽がつかわれています。
ワイルド・スピード3、The Fast and the Furious: Tokyo Drift
のサントラは『TERIYAKI BOYZ』です。
音楽プロデューサーもつとめたDJ NIGOのもと、
RIP SLYMEからはILMARIとRYO-Z、
m-floからVERBALとWISEが参加しています。
映画ワイルドスピードシリーズのあらすじ、車、音楽を、
もっと知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
＜関連記事＞
映画ワイルドスピードシリーズの中では、
日本の人物や首都が多数出ていますので、
細かな発見を楽しめる映画です。
一度と言わず何度を見返しても面白いですね。
以上今回は『ワイルドスピード3の映画のあらすじ、車、音楽をご紹介。』の記事でした。
