パソコンゲーム機など、

年々使っていくことで本体のプラスチック部分

黄ばみが出ることってありませんか?

 

長年使っているとその黄ばみも結構目立ちますし、

スッキリ落としたいと思う人は多いハズ。

 

それにしても何故プラスチック

黄ばみが付いてしまうのでしょうか。

 

今回は、プラスチックの黄ばみの原因

落とし方の手順をご紹介します。

 

また、併せて黄ばみ落としのおすすめグッズ

ご紹介しますので参考にしてみてくださいね。

 

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プラスチックの黄ばみの原因は?


参照元URL:http://cdn-ak.f.st-hatena.com

皆さんは、長年愛用していたプラスチック用品

黄ばんでしまったということはありませんか?

 

同じプラスチック用品でも

黒や黄色などは色が目立たないため

黄ばみが分かりづらいかもしれません。

 

しかし、白・グレー系の汚れが目立ちやすいカラーの

プラスチック用品はすぐにでも黄ばみが分かってしまい、

新品で使っていた頃の気持ちを考えると

少々がっかりしてしまうこともありますよね。

 

例えばノートパソコンのキーボードや

エアコンのリモコン、電子鍵盤の白鍵部分など

様々なプラスチック用品がありますが、

これらのプラスチック用品は長年愛用していると

例外なくある理由から黄ばんでしまうのです。

 

その理由であるプラスチック用品につく

黄ばみの原因とは一体何なのでしょうか?

 

一つは長年使い続けてきたことによる

プラスチック自体の劣化

 

そもそもこのプラスチック用品の多くは

加工しやすく衝撃耐性も高いという理由から、

・Acrylnitrile (アクリルニトリル)

・Butadiene(ブタジエン)

・Styrene(スチレン)

という素材を用いて加工され作られています。

 

ちなみにこのプラスチック樹脂は

それぞれの素材の頭文字を取って

ABS樹脂と呼ばれています。

 

この中のブジエタンという物質が

プラスチックの劣化とともに変色し、

黄ばみの原因となっているのです。

 

二つ目の理由は、

ABS樹脂に添加されている

酸化防止剤に起因するものと難燃剤が起因して

発症してしまうことが理由と言われています。

 

特にこれらの添加物暗所に長時間保管することで

化学変化を起こしてしまい、

プラスチックを黄ばませてしまうのです。

 

これを暗所黄変というのですが、

みなさんも倉庫に大事にしまっていた

プラスチック用品が、

しばらく経って取り出してみると

何故か黄ばんでしまっていたことがありませんか。

 

まさしく、これは暗所黄変の表れなのです。

 

ABS樹脂と言っても、

先程ご紹介した3つの素材だけで

出来ているわけではありません。

 

添加物なども当然含まれていて、

その添加物による化学変化によって

黄ばみは発生してしまうのです。

 

そして、最後にあげられる理由は

タバコのニコチンやカレーなどの食べ物などによる

外的要因による黄ばみ。

 

これは、言うまでもなく汚れる要因そのもの

ダイレクトにプラスチックに付着し、

黄ばんでいるだけなので

考えられる要因の中では一番軽症と言えます。

 

以上が主な黄ばみの理由なので、

どうしても気になる方は

これらの要因を疑ってみると良いですよ。

 

 


プラスチックの黄ばみの落とし方は?

エアコンのリモコンやノートパソコンのキーボードなど、

愛用していたプラスチック用品

時間とともに黄ばんでしまうメカニズム

先ほどお話したとおりです。

 

では、その黄ばみの落とし方は無いのでしょうか?

 

もちろん劣化が原因の場合など

どうにもならない場合もありますが、

絶対に落ちないというわけではなく

黄ばみの落とし方はちゃんとあります。

 

では、その落とし方の手順をご紹介していきます。

 

プラスチックの黄ばみの落とし方1


参照元URL:https://lan-kouji.com

まずプラスチック用品のカバーを取り外し、

水を含ませた目の細かいスポンジで吹きます。

 

これは、単純にプラスチックだけのものなら

心配無用なのですが、

電子機器の場合だと水に弱いために

水を含ませたスポンジで拭いただけでも

壊れてしまう可能性があります。

 

また、スポンジで吹くだけでは落ちない場合、

他の方法で水を使うため

電子部品・精密機器の部分だけ

取り分ける必要があります。

 

もちろん、どうにも分解できないものも

中にはあります。

 

その場合黄ばみを落とすのは難しいですが、

もしカバーだけ外せるようであれば

プラスチックの黄ばんだカバーを外しておきましょう。

 

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プラスチックの黄ばみの落とし方2


参照元URL:https://image.middle-edge.jp

黄ばみを落としたいプラスチックが収まる容器に

目的のプラスチックと、

過酸化水素水漂白活性化剤を入れてつけ置き漂白します。

 

その際、日差しの強いところに天日干しし、

紫外線を加えてましょう。

 

というのも、プラスチックの黄ばみを除去するには

過酸化水素水・漂白活性化剤・紫外線

加える必要があるため、

日陰でしばらくつけ置きしても、

あまり漂白効果は得られないのです。

 

つけ置き期間は約1週間をめどに

見てあげるといいですよ。

 

 

プラスチックの黄ばみの落とし方3


参照元URL:https://rr.img.naver.jp

つけ置きしたプラスチックを容器から取り出し

メラミンスポンジで全体を拭いてあげます。

 

これは、最終的に元に戻す時に

余分な水分が付着したままとなってしまったために、

電子機器や精密機器が

故障してしまわないようにするためです。

 

また、表面上に浮き出た汚れ

拭き取ることが出来るので、

二度手間になってしまう気もするのですが、

面倒がらずにしっかり拭いてあげましょう。

 

そうすることで

より白く磨き上げることが出来ますよ。

 

 

プラスチックの黄ばみの落とし方4


参照元URL:http://ta-no.com

最後は、取り外したプラスチックを元の位置に

組み立てなおして完成です。

 

この時に注意してほしいのは

必ずメラミンスポンジ完全に水分を

拭き取ってから組み立て直すことにあります。

 

先程から何度もお話ししている通り

精密機械は水が大敵ですので、

部品を壊してしまわないように必ず水分を

全て拭き取って組み立てなおしましょう。

 

以上がプラスチックの黄ばみの落とし方です。

 

手順通り実行すると多少手間はかかりますが、

黄ばみを落とすことで

また新品に近い状態に戻りますし、

何より白さが戻るのは実に気分の良いものです。

 

ぜひ、これらの手順を参考に

黄ばみを落としてみてくださいね。

 

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プラスチックの黄ばみを落とすおすすめグッズは?

劣化による黄ばみを除いては、

先程お話しした通りの手順で黄ばみを取ることは可能です。

 

ただ、この手順を実行するにあたって

必要となるグッズが幾つかありますので、

それらをおすすめアイテムと称して

ここでご紹介していきますね。

 

プラスチックの黄ばみを落とすにはメラミンスポンジがおすすめ!


先程もお話した通り、

プラスチックの黄ばみを落とすには

目の細かいスポンジは非常に効果的で、

これがないとかなり手間暇がかかってしまいます。

 

メラミンスポンジという

目の細かいスポンジは特に効果的!

 

このスポンジにを含ませて

軽くこすってあげるだけで

茶渋や頑固な油汚れプラスチック用品に

ついてしまった黄ばみもきれいに落とせます。

 

洗剤は使わないもののは使いますし、

基本ヤスリのように削って

きれいにするスポンジなので、

ワックスがけしているフローリング

人体に使うのはNGそされています。

 

ですが、プラスチックなら

きれいに黄ばみも落とせますしおすすめですよ。

 

上記画像で説明しているような

大きなサイズのメラミンスポンジを購入し、

必要に応じてカッターで切り使えば

非常に長持ちしますしおすすめです。

 

ぜひ、メラミンスポンジをうまく活用し、

黄ばみをきれいに落としましょうね。

 

 

プラスチックの黄ばみを落とすにはワイドハイターがおすすめ!


プラスチックの黄ばみをより確実に取るには、

やはり過酸化水素水漂白活性化剤が含まれる

ワイドハイターは欠かせません。

 

先程もお話した通り

単純に外的要因であれば、

メラミンスポンジでも十分に

黄ばみを落とすことは可能です。

 

しかし、これがプラスチックに含まれている

添加物による化学変化が起因して

発生した黄ばみなら話は別です。

 

過酸化水素水・漂白活性化剤紫外線

加えないと黄ばみを落とすことは出来ません。

 

紫外線は太陽光を使えば良いですが、

過酸化水素水・漂白活性化剤

漂白剤などを利用するしか手はなく、

その中でも上記画像で説明している通り

二つの成分が含まれるワイドハイターは、

黄ばみ落としに効果的で非常におすすめです。

 

もちろん、電子機器などには使えませんので、

プラスチックの部分だけを取り分けて使う必要はあります。

 

きれいに黄ばみを落とすことができるので、

ぜひみんさんもワイドハイターを使ってみてくださいね。

 

 

プラスチックの黄ばみを落とすには収納ケースがおすすめ!


プラスチックの黄ばみを落とそうとしたとき、

プラスチック自体に含まれる添加物が化学変化を起こすことで

発生する黄ばみなどは、漂白剤につけ置きし

天日に晒さないといけません。

 

その際に必要となるのが透明な収納ケース

 

といっても目的のプラスチックが小さい場合

タッパー風呂桶を利用してもOKです。

 

要はしばらく天日に晒して

放置しておける容器が必要なのです。

 

上記画像で説明している透明な収納ケースなら

簡単に漂白剤(ワイドハイター)につけ置きし、

太陽光に当てて黄ばみを落とすことが可能です。

 

単純に収納ケースは家にあるものを

整理する際にも非常に便利ですし、

この際に購入してみては如何でしょうか。

 

もちろん収納ケースでなければ駄目ではありませんが、

最低限黄ばみを落としたいプラスチックが入る

透明な容器は必須なので、

その条件に合う容器は準備しておきましょう。

 

 

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今回は、プラスチックに付着した黄ばみの原因や

黄ばみを落とす際に必要な手順・グッズ

ご紹介させていただきました。

 

手間暇はかかりますが、

比較的手近にあるグッズを用いて

簡単な手法で黄ばみを落とすことが出来ますので、

ぜひ、みなさんも一度試してみてくださいね。

 

以上『プラスチックの黄ばみの原因や落とし方や手順、おすすめグッズは?』の記事でした。

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