家族連れのレジャー、学校行事(修学旅行)などでのバス旅行などなど、
大人子供関係なく、楽しい旅行には車での移動はつきものですよね。
しかし、せっかくの旅行なのに、
車酔い罹ってしまい、
旅行先でフラフラになってしまっては、
楽しい旅行も台無しで気分も憂鬱ですよね。
そこで、本記事では、
レジャーや通勤移動などで車酔いに罹ってしまう原因や、
車酔いに罹った時にどのように治し方を用いれば最短で治療出来るのか、
そのおすすめの方法をご紹介いたします。
ぜひ、車酔いに苦しんでいる方は、参考にしてみてくださいね。
車酔いをする原因とは?
参照元URL:https://slism.net/
夏休みやゴールデンウィーク、お正月休みなど、
まとまった休日を使い、
家族でレジャーされる方はたくさんいらっしゃいますが、
車酔いに苦しみフラフラになってしまう方って意外と多いですよね。
私自身、子供の頃に、
少し離れた祖父の自宅に家族で遊びに出かけたことがあったのですが、
1時間ちょっと車に乗りっぱなし状態が続き、
そのことで車酔いに罹って祖父の自宅に付いた後も、
しばらく気持ち悪くて寝ていたなんてこともよくあります。
それも、当時は車酔いなのか何なのかすら分からず、
その治し方も当然分からず、
ただ気持ち悪さだけがこみ上げてくるという状況でした。
しかし、特に車を運転して車酔いしなくなっている今を考えると、
何が原因で車酔いに罹っていたのか分からず、
実に不思議な感覚を受けます。
そこで、改めて、何故、人は車酔いに罹ってしまうのか、
その原因を調べてみました。
その中で、私自身、最も大きな原因となっているのは、
急激な加速度(G)の影響によるものだと考えています。
例えば、ジェットコースター程ではないとしても、
車で移動すれば、当然、発進・停車による急激な速度変化によって、
体が揺らされてしまいますよね。
急激な速度変化に慣れているF-1レーサーや、
日頃から車を運転して慣れている方なら、
まだ多少は順応できますが、
普段全く車に乗らない様な人は、
速度変化に順応しづらく、
常に体が揺さぶられるような感覚に襲われ、車酔いしてしまうんだそうです。
▼この動画のようなテスト走行程度でも、
三半規管が刺激され車酔いしてしまう人も…
参照元URL:https://www.youtube.com/watch?v=UtDGopWiIKY
そもそも、人の耳の内側には「内耳」という聴覚や平衡感覚に影響する器官があります。
▼内耳(イラスト)
参照元URL:http://www.memai.jp/
みなさんも三半規管という言葉を聴いたことがあると思いますが、
この三半規管は、平衡感覚をもたらす器官と言われ、
内耳の手前で繋がっているんだそうです。
猫のように三半規管が発達している動物は、
バランス感覚が非常に強いので、
高いところから落ちても意外と平気だったり、
速度変化にも順応しやすかったりしますが、
さすがに人は、猫と異なり、
誰しも三半規管が発達しているかと言われると、そうとは限りません。
▼動画のように、猫なら、多少高いところから落ちても平気なんですが…
参照元URL:https://youtu.be/ktleKj1stPM
中には、この三半規管があまり発達せずに、
ちょっとした速度・重力の変化によって、
体調を悪化させてしまうことがあるのです。
これが、車酔いの大きな原因の一つと言われています。
もちろん、これだけが車酔いの原因というわけではありません。
人は急激な変化に拒絶反応を示すことがあります。
それは、その変化が、
人によっては重度のストレスとなり、
自律神経を乱してしまうからです。
皆さんは、精神的不安や極度のストレスを抱えた時に、
急に気持ち悪くなったりしたことがありませんか?
例えば、極度のプレッシャーが掛かるようなことが控えている最中、
急に吐き気を催すなんてこともあると思いますが、
それも精神的不安を抱えた時のストレスが原因と言われています。
また、タバコや排気ガスなどの匂いが、
ストレスの原因となり気持ち悪くなってしまうなんて方もいらっしゃいます。
▼車内でタバコを吸うと、十分に換気しても煙が車内にこもってしまうことも…
参照元URL:http://magazine.kakaku.com/
こういったちょっとしたことが、
耐えられない方は、車酔いに掛かりやすくなってしまうのです。
そして、車に乗るという動作が引き金になって、
車酔いに陥るかもしれないという不安に襲われ始め、
どんどん車酔いを悪化させてしまう負のスパイラルに陥ってしまうのです。
人間って順応性があるようで、
実はそれほど順応できる器用さを持っているわけではありません。
もちろん個人差で、
環境に慣れやすい方もいらっしゃいますが、
さすがに猫のような順応性を持ち合わせていないという方が大半です。
そのため、急激な速度変化による三半規管への衝撃や、
過度の緊張・ストレスによる自律神経の乱れが起きてしまうと、
その変化についていくことができず体調を悪化させてしまう…
これが車酔いの原因・メカニズムなのです。
車酔いの治し方(その1)ガム・唐辛子を食べる
参照元URL:http://www.skincare-univ.com/
車酔いを引き起こしたときのために、
それ専用の薬を飲むとか、
外の空気を入れ替えて新鮮な空気を吸うとか、
色々方法はありますが、
即効性があり、しかも簡単に手に入るアイテムで、
手っ取り早く改善できる方法があるんです。
それは至って簡単!
車酔いし始めた頃に、
ガムや唐辛子を食べると意外なことに、車酔いが改善できるのです。
もちろん、効果には個人差が必ず生じますし、
応急処置的な治し方であるには違いありませんが、
意外と、この治し方で車酔いが改善したという方も多いようです。
なので、騙されたと思ってやってみる価値は十分あると思いますよ。
そもそも、何故、ガムや唐辛子を食べると,
車酔いの治し方として効果的なのかというと、
実は、刺激を口にふくむことで、
意識がその刺激に集中してしまい気分が紛れるために、
車酔いであることを忘れてしまうために、症状が緩和されると言われています。
なるほど…
まさに、言われてみれば理にかなっている話ですよね。
例えば、虫歯で歯痛を抱えている時に、
何か別の作業(私なら執筆作業とか…)に集中していると、
意外と、その痛みを忘れていたりするものです。
人間は、器用なようで器用でない生物なので、
一つのことに集中していると、
もう一つのことは忘れてしまうもので、
それは車酔いにおいても例外ではなく、
このことを利用するというのは、車酔いの治し方として画期的な話なのです。
もちろん、何度も言いますが、
その効果は人によって異なりますし、
本来は病院で診てもらうのが一番の治し方であることに違いありません。
あくまで応急処置的なものでしかありませんが、
特に旅行先などで急に車酔いに罹ってしまったときなど、
病院に駆け込むことができないケースも多々あると思います。
そういうときにこの治し方は、
最も手軽でおすすめできますので、一度試してみてくださいね。
車酔いの治し方(その2)遠くを見る
参照元URL:http://yadokari.net/
先程、三半規管が乱れることで、
車酔いに罹ってしまうとお話しましたが、
遠くを見ることで、
乱れた三半規管のバランスを整えることが出来、
この方法も車酔いの治し方としては効果的でおすすめです。
これは私の印象でしかありませんが、
全体的に見て、
普段から車を運転されている方よりも、
意外と助手席や後部座席に乗っている人の方が,
車酔いに罹りやすいという印象を受けます。
でも、それは、この「遠くを見る」
という治し方が少し関係していたからなのです。
運転者は、当然事故を起こさないように,
前方に注意を(バックするときは後方にも注意)して運転されていますよね。
一方、助手席や後部座席に乗車されている方の視点は、
大抵、運転手や他の人というケースが多く、
限られた距離感でものを見ているケースが非常に多いです。
その違いが存在し、車酔いへの罹りやすさも違っていたのでしょう。
ということは、この治し方を実践すれば、
自ずと車酔いも改善できるということが,
自然と証明されているともいえるような気がします。
例えば、視点を変えて、
窓から映る遠い景色を見つめてみるのもいいでしょう。
あまり近いところばかり見ているのではなく、
たまには、遠くも見てみると気分も落ち着きますので、
ぜひ、実践してみてくださいね。
車酔いの治し方(その3)おしゃべりをする
参照元URL:https://wooris.jp/
車酔いをしている時って大抵、
そのことへの意識から逃げられず、
負のスパイラルに陥ってしまっていることが多いように思います。
車酔いにかかってしまうのではないかという不安からスタートし、
その不安が的中し車酔いに罹り、
気持ち悪いという気持ちだけに襲われ、
どうしたら改善できるのかと悩み、
その繰り返しで、どんどん症状が悪化していく…
まさに地獄絵巻のような展開ですよね。
そういう苦しみからも解放される車酔いの治し方としては、
やはり、意識を違う方向に持っていくのが良作です。
その一つとしておすすめしたいのが、
同乗者とのおしゃべりです。
楽しく同乗者とおしゃべりしていると、
意外なことに、車酔いしていたことを忘れてしまうことがあります。
おしゃべりの楽しさが、
あなたの意識を会話に集中させることで、
車酔いの苦しさを徐々に忘れさせてくれるのです。
ある意味、車酔いの治し方を模索して、
負のスパイラルにどっぷりハマるくらいなら、
いっその事、おしゃべりを楽しみ車酔いを忘れてみるのも良いと思いますよ。
車酔いの治し方(その4)音楽を聴く
参照元URL:https://irorio.jp/
車酔いの治し方というか、
これもある種、忘れ方といった方が良いのかもしれませんが、
好きな音楽を聴くことでリラックスでき、
意識を違う方向に向けることが出来るために、
車酔いを改善できることがあるようです。
最近は、ネット配信の音楽もたくさん出回っていますし、
気分を盛り上げてくれる楽曲などを聴くと、
車酔いの苦しさからも解放されやすくなります。
ただし、いくら音楽を聴くと良いといっても、
演歌や民謡のようなスローテンポな楽曲だと、
気持ちを切り替えることができずに、
かえって車酔いがさらに悪化してしまうこともあるかもしれません。
ではどんな楽曲を聴くのが、
車酔いの治し方として効果的なのかというと、
それはズバリ、社内全体が明るくなるような
J-POPやアニソンなどがおすすめです。
昨年大ヒットしたRADWIMPSの前前前世は、
映画「君の名は」主題歌として、
知らない人がいないくらい人気な楽曲ですし、
一方、世代を超えて多大なファンから支持されている
音楽グループ「DREAMS COME TRUE」の楽曲も非常におすすめです。
▼車酔い対策におすすめしたい楽曲・DREAMS COME TRUE「KNOCKKNOCK」
https://youtu.be/F6emT0c5jpY
参照元URL:https://youtu.be/F6emT0c5jpY
明るく車内で盛り上がれるような楽曲は、
たくさんありますので、
ぜひその中から、おすすめの楽曲を探して車酔いの治し方として、
試しに聴いてみてください。
きっと症状が改善し、気がついたら車酔いから解放されていることと思いますよ。
この記事を読まれた方からは、
こちらの記事も人気です。
<関連記事>
・海へドライブ!関西のおすすめなスポットやコース、持ち物は?
・上がる洋楽は?2022年の人気をランキングでまとめてご紹介!
いかがだったでしょうか?
車酔いは、三半規管が発達していない人なら、
誰しもが起こり得る症状で、
疲れや極度のストレスを抱えていたり、
急激な速度変化などの揺さぶりを受けると、
車酔いに罹りやすくなってしまいます。
本来ならば、
リラックスできる環境を作る努力
(睡眠不足にならない・締め付ける服を着ない、
時折空気を入れ替え新鮮な空気を吸うなど…)は必要ですが、
それでも車酔いに陥ることはあります。
そういう時は、応急処置的に、意識を違う方向に持っていくことが大切です。
本記事では、その幾つかの方法を、
治し方としてご紹介しましたので、
ぜひ参考にいろいろ試してみてくださいね。
以上、今回は『車酔いの治し方!原因や最短で治すおすすめ方法のご紹介!』の記事でした。