クラシックは堅苦しい音楽というイメージもあり
なんとなく高尚過ぎてとっつきにくい感じなので
『聴かず嫌いだ』という方も少なくないですよね。
ですが、作られて長い月日が経っても色あせない
時代を超えた素晴らしい音楽が揃うクラシックは
誰もがどこかで耳にしたことのある曲も沢山あり
改めてじっくり聴くと心を動かされる名曲ばかりなんです。
という事で今回は、そんなクラシックの珠玉の名曲の
超有名どころをピアノ曲やオペラ、交響曲など
様々なジャンルから選りすぐってご紹介したいと思います。
クラシック音楽の名曲ランキング『第8位』
●J.Sバッハ ー G線上のアリア
参照元URL:https://youtu.be/DmOJ53HB0R4
ヴァイオリンの弦の中の最低音G線のみで演奏される
バッハの『G線上のアリア』はアニメやドラマ、CM等で
BGMとして頻繁に使われるクラシックの名曲なので
きっと多くの方が耳にした事があるのではないでしょうか?
ゆるやかに展開するヴァイオリンの美しい旋律に
耳を傾けていると心が洗われるクラシックの名曲ですので
最近、ちょっと疲れ気味で元気がない方には
ぜひおすすめしたい癒しの音楽ですよ。
因みに、現代ではバッハの代表曲として広く知られる
『G線上のアリア』ですが、厳密にいうと
原曲がバッハの『管弦楽組曲』第2曲のアリアという事で
私達がよく耳にしているのは、ウィルヘルミという
バイオリニストが19世紀に編曲したバージョンなんです。
とはいえ、原曲が作られたのが300年近く前で
編曲後『G線上のアリア』として広く親しまれてからも
優に100年以上が経ち、今なお人々の心を捕える音楽は
やはり偉大なクラシックの名曲の一つですよね。
クラシック音楽の名曲ランキング『第7位』
●ラフマニノフ ー ピアノ協奏曲第2番第1楽章
参照元URL:https://youtu.be/rNrTNZcktSA
ピアノ協奏曲の最高傑作とも評される
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番第1楽章は
甘く美しい旋律がロマンチックなクラシックの名曲で
浅田真央さんがソチ五輪のフリーで使用した音楽としても
よく知られていますよね。
ところで、その華麗で美しい旋律を聴く限り
ちょっと想像しづらいかも知れませんが、
この曲は超絶技巧を駆使したピアノの難曲中の難曲としても
有名なクラシックの名曲でもあるんです。
因みに、作曲者のラフマニノフは
19世紀後半から20世紀前半にかけ活躍したロシア人音楽家で
作曲だけでなく天才的なピアニストとしても知られており、
甘くメランコリックな音楽が好きな方には大変おすすめですよ。
尚、ピアノ協奏曲第2番はは全3楽章からなりますが
2,3楽章も様々な映画やポピュラー音楽に多く使われている
大変美しい音楽で、全楽章を聴いても30分余りですので、
時間のある時ぜひ全体を通して聴いてみて下さいね。
クラシック音楽の名曲ランキング『第6位』
●パッヘルベル ー カノン
参照元URL:https://youtu.be/MOBYK_reo-4
続いてご紹介するパッヘルベルのカノンは
最もポピュラーなクラシックの名曲の一つで
3つパートで構成された美しいハーモニーが耳に心地よく
聴いているととても癒される音楽なんです。
因みに『カノン』というのは音楽のスタイルのひとつで
同じ旋律が時間をずらせて繰り返し演奏されることにより
絶妙のハーモニーが生まれるのですが、
特にパッヘルベルのカノンは繰り返し登場する
美しいメロディが心の琴線に触れる名曲ですよね。
尚、こんな素晴らしい音楽を作ったパッヘルベルですが
『カノン』以外では、あまり有名な名曲もなく
作曲家としては、一発屋?的なタイプみたいですが
時代を超えて愛される名曲を一つ残しただけでも
彼の偉業は計り知れないのではないかと思います。
尚、荘厳で華麗な『カノン』の調べは卒業式や結婚式などの
BGMとしても長く親しまれている音楽なので
クラシック嫌いの方にも、ぜひ騙されたと思って
一度トライして頂きたいおすすめの名曲となっております。
クラシック音楽の名曲ランキング『第5位』
●スメタナ ー 交響曲 わが祖国第2曲『モルダウ』
参照元URL:https://youtu.be/RYnVXJeJx9s
一度聴いたら忘れない美しい旋律が心にしみる
スメタナ作曲の『モルダウ』は交響曲 わが祖国の中の名曲で
ジャズやロックにアレンジされて演奏されることも多い
クラシックの世界に留まらない名曲のひとつです。
タイトルの『モルダウ』はスメタナの故郷チェコを流れる
川の名前で、チェコ語ではヴルタヴァと言いますが
日本ではドイツ名の『モルダウ』の方の呼び方で
よく親しまれている、とても有名な音楽ですよね。
因みに『モルダウ』はタイトル通り、
ボヘミアの森に源を発する小さなせせらぎが集まり
やがて大河となり街や村を過ぎて国境を越え流れていく
悠久の川の流れの様子が音楽で表現されているんです。
耳に残る哀愁を帯びたメロディが心を動かされる
クラシックの名曲中の名曲となっておりますので
ぜひ、国境を越えて流れる雄大なヨーロッパの大河を
実際に想像しつつ、耳を傾けてみて下さいね。
尚、今日でも広く演奏される名曲『モルダウ』ですが
何といっても地元、チェコ交響楽団による演奏が
名盤として広く認知されていてイチオシです。
クラシック音楽の名曲ランキング『第4位』
●プッチーニ ー 蝶々夫人より『ある晴れた日に』
参照元URL:https://youtu.be/khPrm3aFxd4
プッチーニのオペラ『蝶々夫人』のクライマックスで
蝶々夫人が歌うアリア『ある晴れた日に』は
日本の長崎が舞台のオペラの中の音楽という事もあり
耳にすることが多いクラシックの名曲ですよね。
『ある晴れた日に』は本国に帰ったアメリカ人の夫を信じ
港の見える丘の上の家で彼の帰りをひとりで待つ
蝶々夫人の心情を歌った切なくも美しいアリアで
信じていた夫に裏切られ自ら命を絶つ蝶々さんの最期を
より悲劇的に演出している名曲なんです。
尚、CMやドラマ、映画などでもよく耳にするこの名曲は
20世紀最高のソプラノ歌手と言われたマリア・カラスの
十八番だったことでも有名で、この曲の名盤となっています。
因みに、蝶々夫人のモデルとされる人物は
グラバー園の持ち主だった方の奥さんのツルという人ですが
その方は蝶々夫人のように夫に裏切られることもなく
長崎の墓地に旦那さんと一緒に眠っているそうですよ。
クラシック音楽の名曲ランキング『第3位』
●ショパン ー 別れの曲
参照元URL:https://youtu.be/0gM4dWVc0fM
多くの名曲を生んだ事で知られるショパンですが
中でも、物悲しくも美しい旋律が胸を打つ『別れの曲』は
数多いクラシックの名曲の中でも
特に多くの人に愛される素晴らしい音楽です。
因みに『別れの曲』という題でこんな美しいメロディなら
劇的なエピソードがこの名曲の裏には隠されていそうですが
実はこれ、ショパンの伝記映画の題から取られたもので
原題は『練習曲OP.10‐3』という味も素っ気もないもの。
とはいえ、原題にも「悲しみ」という副題がつけられていた
という説などもあり、聴く人の心を捕えずにはおかない
クラシックの世界に燦然と輝く名曲となっております。
尚『別れの曲』は、寅さんや相棒、鋼の錬金術師に至るまで
様々な映画、ドラマ、ゲームのBGMに使われており
クラシックに興味がなくても
すっと心に入り込んでくるおすすめの名曲ですよ。
クラシック音楽の名曲ランキング『第2位』
●ベートーベン ー ピアノソナタ『悲愴』第二楽章
参照元URL:https://youtu.be/K27pE1xq700
歴史上最も偉大な音楽家の一人であるベートーベンは
今日でも広く親しまれている数々の名曲を残していますが、
中でも、ピアノソナタ『悲愴』の第2楽章は
クラシックの垣根を超え心を打つ素晴らしい音楽なんです。
『楽聖』ベートーベンが創作した
最も有名なメロディの一つともいわれる『悲愴』第2楽章は
穏やかでどこまでも優美な、そしてどこか物憂い旋律が
しみじみと心に響く最高傑作ですよね。
尚、この美しい名曲はベートーベン27歳頃の名曲で
現在もポップやロックなど幅広いジャンルの音楽の
様々なアーティスト達がこぞってカバーしている
時代を超えて愛される不朽の名曲となっております。
因みに、この『悲愴』というタイトルは
ベートーベン自身が名付けたものと言われていますが
第2楽章に関しては悲壮感というよりは、
優しさと少しの物悲しさが入り混じった甘美な旋律が
とても魅惑的なクラシックの名曲ですよ。
クラシック音楽の名曲ランキング『第1位』
●ホルスト ー 惑星より『木星』
参照元URL:https://youtu.be/bHKUohqS6RU
以前、平原綾香さんが、
『ジュピター』のタイトルでカバーバージョンを発表し、
大ヒットしたことでも知られる
ホルストの組曲惑星の中の名曲である『木星』は
第4主題の雄大かつ美しい旋律が
まさに鳥肌ものの大変人気の高いクラシックの名曲です。
少し哀愁を帯びた第4主題のフレーズは
一度耳にすると忘れられない人の心を捕える何かがあり、
日本人にも大変愛されるクラシックの名曲となっております。
尚、ホルストの惑星といえば
何といってもヘルベルト・フォン・カラヤンの指揮による
ウィーンフィルの演奏がこの名曲を世に知らしめた
名盤として知られており、大変おすすめですよ。
因みに、作曲者であるホルストの祖国イギリスでは
『I vow to thee, my country』のタイトルで
以下のような歌詞がつけられ第二の国歌ともいえるほど
広く愛される名曲なんです。
“I vow to thee, my country, all earthy things above
Entire and whole and perfect, the service of my love
To love that asks no question, the love that stands the test…”
われは汝に誓う わが祖国よ 地上のあらゆるものよ
あまねく 全てのものにして完全なるもの わが愛への奉仕
何も問わない愛 試練に耐える愛…(出典:Wikipedia)
参照元URL:https://youtu.be/bvouc8Qs_MI
クラシックのバージョンもさることながら
壮大なコーラルが感動的な歌詞付きのバージョンも
とても心を動かされる名曲ですので
ぜひ以下の動画も併せて楽しんで頂ければと思います。
クラシック音楽におすすめな音楽機器は?
さて、クラシックでおすすめの名曲を集め
ランキング形式でここまでご紹介してきましたが
クラシックの音楽を楽しむうえでは音質の良し悪しが
とても重要になりますよね。
という事で、クラシック音楽を楽しむのに最適の音楽機器も
併せて最後にご紹介しますので、
ぜひ参考になさって下さいね。
クラシック音楽にはブックシェルフスピーカーがおすすめ!
クラシックをこれから本格的に楽しんでみたいという方は
先ずは、音楽が流れてくるスピーカーに拘ってみるのもいいアイデアなんです。
上記のハイコンポF109 シリーズ のブックシェルフスピーカーは
クラシックの本場ヨーロッパの感性とDENONの技術が融合した
高品質のクラシック向きのスピーカーで、
妥協のない高音質が楽しんで頂ける逸品です。
自然な音の響きを再現するソフトドームツィーターを採用した
艶やかかつ伸びやかな音質は、クラシックは言うまでもなく
幅広いジャンルの音楽を高いクオリティで堪能できる
大変おすすめのスピーカーとなっております。
クラシック音楽にはヘッドフォンがおすすめ!
クラシックを楽しむ際は大音量で
臨場感のあるサウンドを楽しみたいものですが
周りの騒音にならないようクオリティの高いヘッドフォンが
あると大変重宝しますよね。
上記のヘッドフォンは
精緻な高音域と豊かで滑らかな低音域が楽しめる
フルレンジオーディオを提供してくれる
クラシックやジャズの鑑賞に最適のヘッドフォンなんです。
ヘッドフォンを通してのサウンドとは思えない
奥行と広がりのあるステレオイメージの音質が楽しめる
高品質の逸品は、お値段は多少張りますが
その価値は絶対にあるおすすめのアイテムとなっております。
この記事を読まれた方からは、
こちらの記事も人気です。
<関連記事>
・秋にぴったりな洋楽は?2022年のおすすめな洋楽をご紹介!
・冬にぴったりな洋楽は?2022〜2022年のおすすめな洋楽をご紹介!
・ドライブでは洋楽を!2022年におすすめな洋楽をランキングでご紹介!
・車で音楽を楽しむおすすめな用品は?iPhoneやiPadと連携する用品は?
という事で、広く親しまれているクラシックの名曲を集めて
各曲の魅力や解説なども併せて詳しくご紹介しましたが
いかがだったでしょうか?
クラシックがもともとお好きな方は言うまでもありませんが
普段、余りクラシックに馴染みのない方も
ぜひこの機会に時代を超えた素晴らしい音楽の世界に
耳を傾けてみて下さいね。
以上『クラシック音楽の名曲ランキング!おすすめな名盤とは?』の記事でした。