アウトドアが楽しい季節、
太陽の日を受けて
海や山、プールサイドで
過ごした後は
体に日焼けのあとが。
焼けた体がさめていくにつれて
焼けたところが
赤く腫れることがあります。
熱を持った肌から
いつまでも熱が引かず
場合によってはかゆくなったり
痛みが出たりすることがあります。
どうしたらいいのでしょうか。
今回は日焼けした後で
腫れる症状の対処法を中心に
その原因や期間などについて
の情報をまとめてお伝えします。
日焼けで腫れて痛い時の原因は?
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日焼けの後、
肌は太陽光線で傷ついています。
傷ついた肌を
体は直そうとしますので
焼けた肌の下では
毛細血管が広がって
血流を高め、
痛んだ組織を修復する過程が
進められます。
このため、
焼けた肌の下は
熱を持ってきます。
体が自分で自分を
修復するための反応です。
このような人体の修復機能による
発熱は自然な現象で、
肌の状態が改善するにつれて
熱も引いてゆきます。
しかしながら、
日焼けがひどい場合には
肌が紫外線で炎症を起こしてしまい
肌に浮腫を生じて
熱を持つことがあります。
発熱や悪寒を伴うことがあり
焼けた肌には水膨れができ。
熱はなかなか引かなくなります。
このような肌の炎症によって
腫れる現象は
日にあたった肌が
損傷しすぎてしまった状態です。
ちゃんとして手入れをすれば
多くの場合は
自然に直せますが
状況によっては
医師に相談する必要があります。
もうひとつ、
気をつけるべき事は
日焼けの後で肌が
腫れるからといって
腫れるのが日焼けのせいだとは
限らないことです。
長時間、日にあたったことで
光線にアレルギーを起こした場合や、
海水浴で水中のバクテリアに
感染した場合、
長時間立っていたために
リンパ節が炎症を起こして
下半身にむくみが出ることもあります。
腫れがなかなか
引かないようであれば
いろいろなケースを考えて
病院へ行ってみてもらうことも考えましょう。
日焼けで腫れて痛い時にやってはダメなことは?
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日に焼けた体が腫れるのは
皮膚が炎症を起こしているためです。
皮膚は一生懸命
自分で直そうとしているのですから
治りかけの皮膚を
更に日に焼くような
事をしてはいけません。
また、皮膚を保護しようと
ワセリンのような
油脂系の材質をぬると
腫れている肌の熱が
逃げることができず
熱が下がらなくなってしまいます。
薬品を塗るときは
炎症を抑える働きのあるものを
選ぶようにしましょう。
腫れる肌に
水膨れができている場合は
水膨れを破らないように
しましょう。
破ってしまうと
直っていない皮膚が露出して
肌が直接、刺激を受けてしまい
直すのにさらに
時間がかかることになります。
炎症が治まれば
水膨れは引きますので
あえて傷つけるような事を
するのはやめましょう。
日焼けで腫れて痛い時は病院へ行くべき?
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炎症を起こした皮膚は
時間はかかりますが
自然に治癒します。
日焼けの後、
腫れること自体は
普通に起こることですので
病院にいく必要はありません。
但し、腫れがひどく
熱が引かない場合や
湿疹が出ているなどの場合には
炎症によって腫れるのとは
違う原因の可能性があります。
このような場合は
病院へ行ってください。
体が腫れるのは
日焼けの炎症の他に
アレルギーや感染、
リンパの炎症や
心臓、肝臓の機能の
影響による場合もあります。
該当する症状で
治療を受けた経歴のある方は
そのことを告げた上で
医師の診療を受けてください。
日焼けで腫れて痛いのがおさまる期間は?
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日焼けの後の肌の炎症によって
腫れる場合には、
炎症が治まって肌が回復すれば
腫れも収まります。
日に焼けた肌は
2~4日で修復されますので
腫れ上がった部分の熱が引いて
痛みがおさまるには
3~5日かかることがあります。
これを超えてまだ
腫れや痛みが消えない場合には
病院へいってみてもらいましょう。
同じ日差しに当たっても
肌の腫れる状態は
人によって差があります。
日光に長時間当たると
皮膚は紫外線の
悪影響を避けるために
皮下組織にメラニンという
物質を生成します。
このメラニンが多い人ほど
日焼けに強く
生成できる量が少ない人は
日焼けによって肌が傷みやすいのです。
メラニンが作られることで
皮膚は黒くなります、
普通に日に焼けて肌が
「黒く焼ける」人は
メラニンを作る力が働いているのです。
一方で肌が弱い人
日焼けすると黒くならずに
赤くはれあがってしまったり
一度黒くなっても
すぐに元に戻ってしまう人は
メラニンを精製する能力が
高くありません。
一般に肌の白い人は
紫外線に対する抵抗力が弱く
日焼けすると炎症を起こしやすいので
気をつけてください。
日焼けで腫れてかゆい時は?
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日焼けの後の肌が
腫れるだけでなく、
かゆくなることがあります。
このような場合は
市販のクリームを塗って
かゆみを抑えることができます。
カーマインロションや
コルチコステロイド、
ハイドロコルチゾンなどが
配合された
肌の保湿、かゆみ止めの効果のある
クリームを使ってください。
日焼けで腫れて痛い時の対処方法は?
日焼けで肌が腫れるのは
体のどの部分でも起こることがありますが
日焼け止めなどの
日差しに対するケアがしにくい場所
または日に当たる時間が長いところに
起こりやすい傾向があります。
おでこや顔、首、
は要注意です。
真っ赤に腫れるので
首から上が熱を持ち
頭がぼんやりしたり、
皮膚が治るまでのあいだ
腫れた皮膚が剥がれて
とても人前に出られないような
状態になることがあります。
足首も日焼けしやすい部分で
立ちっぱなしで足首を
ひどく日に焼くと
炎症をおこした足首から
膝下のすね、ふくらはぎまで
腫れることがあり
ひどくなると
歩くことができなくなったりします。
日焼けで腫れる肌のケアの方法を
上げておきましょう。
日焼けで腫れて痛い時は体を冷やす!
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日焼けは軽度のやけどです。
従って、
日焼けで腫れる肌には
やけどの治療をするのが
基本です。
なによりもまず
腫れている肌を冷やしましょう。
冷水や
アイスパックをタオルにくるんで
腫れた肌を冷やします。
冷たい水風呂に入って
全身を冷やすのも効果的です。
水風呂から出た後、
体をごしごし拭いてしまうと
痛んだ肌を傷つけてしまうので
かるくたたくように
水分を拭取って
ゆっくりした服装で休みましょう。
こちらはアイスまくらです。
日焼けトラブルの対策は
何よりも冷やすことが先決です。
頭の下において首筋や
後頭部を冷やしながら
すこし横になって休みましょう。
日焼けで腫れて痛い時は水分補給!
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炎症の皮膚を直すために
体は水分を必要とします。
日焼けの後は水分をたくさんとることで
肌の腫れるのを抑え、
早く直すことにつながります。
水やスポーツドリンクなどを
いつもよりも多めに摂り、
食事の時にはビタミンの多い
食材を摂ることで
肌の状態を改善できます。
日焼けで腫れて痛い時は肌に潤いを!
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肌の外から水分を与えることも重要です。
保湿効果のあるジェルや
保湿剤を溶かした
ぬるめのお風呂にはいって
肌をしっとりさせることも
効果があります。
アロエベラのジェルや
ベーキングソーダのペースト
などで腫れている肌を
プロテクトしてあげましょう。
顔や額が腫れるときには
美容液でシートマスクをして
顔全体をパックすることで
潤いを与えることもできます。
アロエやグレープシードオイル、
シア・バターなどの
自然素材のオイルを使います。
肌の腫れている部分に
冷ました紅茶をガーゼにひたして
たたいてやると
皮膚の表面に湿りを与えて
腫れるのを抑えることができます。
こちらのフェイスマスクは
顔の保湿のための
モイスチュアマスク。
シートマスクを選ぶときは
美肌用のものではなく
保湿効果を重視してください。
化粧品などの化学物質が
含まれていないものを購入しましょう。
日焼けで腫れて痛い時は薬品を使う!
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薬を使うときは
炎症を抑える効果のある
痛み止めを使います。
アスピリンや
アセトアミノフェン
イブプロフェンといった
成分を含む薬が効果があります。
かゆみや熱を抑える場合には
カーマインローションや
ハイドロコルチゾン配合の
クリームを使うとよいでしょう。
ステロイド系のクリームを
使うときは小さい部分に限って使います。
顔に塗るときは
目に入らないように気をつけて
連続して使わないようにしてください。
なお、薬を使う場合は
アレルギーがない事を確認したうえで
使用するように注意しましょう。
日焼けで腫れて痛い時はバランスのよい食事を!
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日焼けした皮膚を再生する
ためにはバランスのよい食事が
必要です。
タンパク質とビタミンを
豊富に取る必要があります。
赤身の肉、野菜、果物などを
バランスよく取り入れた食事を取り
水分を多めに取りましょう。
日焼けで腫れて痛い時はゆとりのある服装を!
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焼けた皮膚が治り始めている間は
肌にぴったりした服を着るのは
避けましょう。
服を着たままで
肌の表面が傷つかないように
手足をカバーできる
ゆったりした服を着て
過ごしてください。
こちらは緩めのリゾートウェア、
体をすっぽり覆えるワンピースになっています。
UVブロックがついた素材で
色は三色用意されていますので
お好みでどうぞ。
日焼けで腫れて痛くなる前の予防方法は?
日焼けして腫れるのを予防するのであれば
日焼けしないことと
日焼けした後に肌が炎症を
起こさないようにすることが大切です。
気をつけるべき事を
上げておきましょう。
日焼けで腫れて痛くなる前に日中の熱い時間に焼かない!
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一日の中で最も日差しが強いのは
午前10時から午後4時。
昼日中は家の中にいるようにすれば
日焼けするのを避けることが出来
肌が腫れるのを心配することも
不要になります。
一般に太陽に当たってできる
あなたの影が
実際のあなたよりも長いときには
太陽の紫外線は弱くなっています。
自分の背よりも
影のほうが短い間には
できるだけ外出を避け、
どうしても出なければ
いけない場合は
日差しを受ける時間を
出来るだけ短くしましょう。
日焼けで腫れて痛くなる前に帽子、服を着る!
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日差しの中を外出する場合には
出来るだけ体の広い部分を
覆う服装をします。
ロングスリーブの
シャツとパンツを着て
しっかりした材質の
ルースフィットのものを
選びましょう。
色調は明るいものよりも
暗い色の服のほうが
より多くの太陽光線を
遮ってくれます。
帽子をかぶったり
サングラスをかけたりするのも
肌が腫れるのを防ぐ効果があります。
日焼けを防ぐにはつばの広い帽子がおすすめ、
こちらはレディースのフルサイズの麦藁帽子です。
夏の日差しの下で身につけるなら
無地のシンプルなデザインがよいですね。
ワンポイントのリボンもおしゃれです。
日焼けで腫れて痛くなる前に日焼け止め!
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日焼けは太陽の
紫外線の作用で起こります。
紫外線には三種類あることが
知られていますが、このうち
皮膚を破壊する紫外線は
UVBと言われるタイプの光線です。
肌の老化を促進するのがUVAです。
日焼け止めの効果を示す
SPFは太陽光線防護係数
(Sun Protection Factor)の略で
塗布した場合に皮膚が受ける
ダメージをどのくらい軽減できるか
を数値で示しています。
例えばSPF値30の日焼け止めであれば
何もつけない状態で15分
日に当たったのと同じ日焼けを
30倍の時間、450分かかるように
保護してくれます。
PAはUVAの対する効果をはかるもの、
日焼け止めの効果を高めるには
SPFとPAの双方の効果がある
ブロード・スペクトラムの
日焼け止めを選ぶとよいでしょう。
紫外線の肌への悪影響を防ぐためには
SPFの方が重要です。
短時間だけ日差しの下を
外出する場合にはSPF15程度で
大丈夫ですが
長時間ないし、明るい間ずっと
外に出ているような場合は
SPF値30以上のものを、
肌が白くて直ぐに焼けてしまう方は
SPF値50以上のものを
お使いいただくことをおすすめします。
日焼け止めを塗らずに
長時間強い紫外線を浴び続けると
特に肩や首では
強い日に当たる時間が長くなり
皮膚が死んで皮膚呼吸ができなくなったりします。
顔を長時間強い紫外線にさらすと
肌の弱い方は額や頬の他
唇や眼の粘膜を傷めることがあります。
まぶたが腫れ上がって眼が開かない、
唇が腫れて食べたり飲んだりできない、
眼が腫れると眼球の動きが制限されたり
光に過敏になったりものが二重に見えたりします。
強い日差しの下で日焼けした体には
ちゃんとしたケアを施すように
くれぐれもご注意ください。
こちらはファンケルの日焼け止め、
SPF値50、PA++++の
ブロード・スペクトラムタイプです。
肌を焼きたくない方向けですので
少し色をつけたいと言う人は
SPF35のものをどうぞ。
日焼けで腫れて痛くなる前に肌に水分を与える!
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日焼けによる肌の損傷を
最も効果的に防ぐ方法が
水分の補給です。
日焼けは肌の水分を奪って
皮膚を乾燥させるので
肌に湿り気を与えてやることが
肌を正常な状態に戻す上で
重要なことになります。
日焼けした直後に
ぬれたタオルで焼けた皮膚に
湿り気を与えましょう。
10分から15分づつ
何度か繰り返すことで
腫れるのを防ぐことができます。
全身が広い範囲に亙って
日焼けしている場合は
ぬるいシャワーを浴びるか
お風呂に入るとよいでしょう。
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いかがでしたか。
日焼けで肌が腫れるのは
紫外線で傷ついた肌が
炎症を起こしているから。
日焼けした後には
まずは体を冷やし、
体の内部と外部から
水分を補給して
皮膚に潤いを与えます。
重ねて日焼けしないように
十分に間を取って外出し
バランスのよい食事をとって
ゆったりした服装で過ごしましょう。
以上、『日焼けで腫れる原因や痛み、腫れをやわらげる方法、おさまる期間やおすすめの薬は?』の記事でした。