木材からプラスチック、金属まで
ちょっとした修理に使用できるアロンアロファは、
とっても頼りになる存在ですよね。
しかし便利な反面、やっかいなのが
間違って予定していない場所に付着した時です。
こちらが望んでいない場所でも
強力さを発揮してくれるので
指についてパニックになった!という
経験をお持ちの方も少なくないのでは?
そこで今回はアロンアルファの取り方を、
ついてしまった場所や
素材ごとに紹介していきます。
そんなもので簡単に取れるの!?
という取り方もあるので、
参考にしてくださいね。
アロンアロファが手についた時のはがし方は?
誤ってアロンアルファをつけてしまいがちなのが
やはり指先や手ではないでしょうか。
無理やり取ると薄皮まではがれてしまったり
硬くなったアロンアルファの膜が残ってしまったりと
不快感が残ってしまいますよね。
そんな困りものの手にアロンアルファがついた場合の
取り方を3選紹介していきます。
アロンアルファが手についた時は除光液を!
最初に紹介する手にアロンアルファが
ついた時の取り方は除光液を使った方法です。
除光液にはアロンアルファを溶かす成分となる
アセトンが含まれているため
ついてしまった場所に塗るだけで
簡単にアロンアルファを取ることができます。
除光液なら手につけても心配ありませんし
特に女性の方なら家にあることも多いですよね。
100均で買ったものでも問題なく使えますので
手軽なアロンアルファの取り方と言えるでしょう。
アロンアルファが手についた時ははがし液を!
2番目に紹介する手にアロンアルファが
ついた時の取り方は専用のはがし液を使った方法です。
専用はがし液は、手や指についた場合以外にも
机にこぼれたアロンアロファを溶かすのにも
使うことができます。
以前にアロンアロファの取り方を失敗して
痛い目を見た、という方は
用意しておくと安心かもしれません。
アロンアルファが手についた時はお湯につける!
参考元:https://www.photo-ac.com/
3番目に紹介する手にアロンアルファが
ついた時の取り方はお湯を使った方法です。
こちらの取り方もとっても簡単で
40℃程度のお湯にアロンアロファがついた箇所を漬けて
ゆっくりと馴染ませるように付着面を
ほぐしていくだけです。
少し残ってしまうこともありますが
無理にはがそうとしなければ
やがて自然にはがれていきます。
アロンアルファが手についたけれど
役立つアイテムが無い!
という時のためにも、
覚えておきたい取り方ですね。
アロンアロファが服についた時のはがし方は?
実は体についた時以上に面倒くさいのが
服にアロンアロファがついた時の取り方です。
服、と一口に言っても素材や
デザインも様々ですし、
残念ですがアロンアロファが
染み込んでしまったら
取ることが難しいものも存在します。
そのためアロンアロファを使う場合は
汚れても良い服装で挑んだ方が
良いかもしれません。
以下に、一般的な服にアロンアロファがついた場合の
取り方を3選紹介していきます。
アロンアロファが服についた時はアイロンで溶かす!
参考元:https://pixabay.com/
最初に紹介する服にアロンアルファが
ついた時の取り方はアイロンを使った方法です。
この取り方ではアイロンの他に
クッキングペーパーとガーゼを使います。
まずアロンアロファがついた箇所の
裏にガーゼを挟み、
アロンアロファがついた箇所の上に
クッキングシートを乗せます。
そしてクッキングシートの
上からアイロンをかけて、
熱でアロンアルファを溶かしていくのです。
この取り方は、そもそもアイロンが使用できない
シルクなどには使用できませんので
注意してくださいね。
手軽な手段ではありますが、
完全に溶かしきることは
難しいかもしれませんので
洋服が傷まない程度のところで中断しましょう。
アロンアルファが服についた時はアセトンを!
2番目に紹介する服にアロンアルファが
ついた時の取り方はアセトンの原液を使った方法です。
除光液に含まれているアセトンですが、
この原液を使うことで
衣類についたアロンアロファを溶かすことができます。
この方法にはいくつか注意点があるのです。
下に紹介していきますので、
確認してくださいね。
・アセトンの引火性
アセトンの引火性はとても高く
通常の気温であっても発火する恐れがあります。
揮発性も高いため
アセトンを使う場合は火気の無いところで、
窓を開けて換気をしながら
使用してください。
・アセトンの有毒性
アセトンは有機溶剤中毒予防規則において
第二種有機溶剤に指定されています。
そのため毒性のある溶剤であることを
しっかり認識して扱う必要があるのです。
現在ではジェルネイルを
落とすリムーバーにも、
アセトン100%、原液使用を
うたっているものもありますよね。
アロンアルファをはがすのに使う場合も
ネイルアートで使う場合も、
必要なアセトンの量はごく少量になります。
しかし有害な溶剤ですので、
有機溶剤用のマスクやポリエチレンの手袋
などを使用して防護したうえで使用しましょう。
小さなお子さんやペットのいるご家庭では
特に注意をしてくださいね。
このように注意が必要なアセトンを使用した
アロンアルファの取り方ですが、
やり方自体はシンプルです。
まずアロンアロファが
ついてしまった場所の下に、
ガーゼを何枚か入れて
アセトンが染み込まないようにします。
あとはアセトンを含ませた
ガーゼで叩くようにして、
アロンアルファを溶かしていくだけです。
ただ、比較的強い溶剤を使用するために
衣服が色落ちしてしまう可能性もありますので、
もしアセトンを使った取り方に挑戦する場合は
服の目立たない場所で色落ちがないか試してから
挑戦することをおすすめします。
アロンアルファが服についた時はクリーニング屋さんに任せる!
参考元:https://www.irasutoya.com/
3番目に紹介する服にアロンアルファが
ついた時の取り方は
クリーニング店で取ってもらう方法です。
上で紹介した取り方に比べると
金銭的な負担は発生してしまいますが
一番綺麗に取ってもらえる方法です。
特にシルクやウールなどを使った服にアロンアルファが
ついた場合は、初めからプロにお任せしましょう。
アロンアルファが机についた時のはがし方は?
焦ってこぼしてしまった、など
机にアロンアルファがついてしまうことも
割とよくありますよね。
下に机にアロンアルファがついた時の
取り方を3選紹介していきます。
アロンアルファが机についた時は中性洗剤を!
最初に紹介する机にアロンアルファが
ついた時の取り方は中性洗剤を使った方法です。
少量の中性洗剤をぬるま湯に溶かし
これをガーゼなどの布に含ませて
優しくこすって落とすという方法です。
拭いただけでは取れない場合は
アロンアルファがついた箇所に
中性洗剤をつけたガーゼを置き、
上からラップをかけて放置してみてくださいね。
アロンアルファが机についた時は専用のはがし液を!
2番目に紹介する机にアロンアルファが
ついた時の取り方は、
専用のはがし液を使った方法です。
アロンアロファがついた場所に
はがし液を染み込ませ、
ラップをかけ数分待ってから
拭き取るという手順で行います。
机の表面がウレタンで
塗装されている場合などは、
アロンアロファと一緒に
コーティングもはげてしまう
恐れがありますので
注意してくださいね。
アロンアルファが机についた時はアセトンを!
3番目に紹介する机にアロンアルファが
ついた時の取り方は、
アセトンを使った方法です。
取り方の手順は洋服についた場合と同様で、
アセトンを染み込ませた布で
アロンアロファがついた箇所を
拭いて落とします。
換気などの注意点も先の項目で
紹介した時と同様ですので、
注意してくださいね。
アロンアルファが金属についた時の落とし方は?
アロンアルファが
指輪についてしまった!
といったように、
金属についてしまうこともありますよね。
続いては金属にアロンアルファがついた時の
取り方を2選紹介していきます。
アロンアルファが金属についた時は爪で削ってみる!
参考元:https://pixabay.com/
最初に紹介する金属にアロンアルファが
ついた時の取り方は爪で削ってみる方法です。
シンプルな方法ですが、
下手に溶剤などを使うことで
アロンアルファがついた箇所が変色してしまっては
元も子もありませんよね。
まずはアロンアルファが乾いたことを確認してから
爪で引っかいてはがせないか確認してみましょう。
アロンアルファが金属についた時はミネラルオイルを!
2番目に紹介する金属に
アロンアルファがついた時の取り方は、
ミネラルオイルを使った方法です。
ミネラルオイルと聞いてもピンとこない方も
少なくないかと思います。
ミネラルオイルはベビーオイルにも
多く含まれる成分で、
マッサージで使用されることが多いオイルです。
そのためベビーオイルでも代用可能ですよ。
取り方はアロンアルファがついた箇所に
ミネラルオイル(ベビーオイル)を垂らして、
馴染ませてから拭き取るという手順で行います。
金属にアロンアルファがついた場合も
もちろんアセトンやはがし液を使えるのですが、
自宅にベビーオイルがある方は
こちらの方が安全な取り方ですので
お試しくださいね。
アロンアルファがプラスチックについた時のはがし方は?
接着しようとした場所と
ずれた場所についてしまった、
といったようにちょっとしたミスで
プラスチックについたアロンアルファを
取りたいこともあるでしょう。
プラスチックにアロンアルファがついた時の
取り方を2選紹介していきます。
アロンアルファがプラスチックについた時は爪で削ってみる!
参考元:https://pixabay.com/
最初に紹介するプラスチックにアロンアルファが
ついた時の取り方は爪などで削って取る方法です。
プラスチックにアロンアルファがついた時に
アセトンやはがし液を使用すると
プラスチックが腐食してしまう可能性があります。
そのためアロンアルファの
取り方として万能と思われる、
これらの溶剤がプラスチックには使用できません。
そのため、まずはアロンアルファが
乾いていることを確認してから、
引っかいてはがせるかを
挑戦してみてくださいね。
アロンアルファがプラスチックについた時はイソプロピルアルコールを!
2番目に紹介するプラスチックに
アロンアルファがついた時の取り方は、
イソプロピルアルコールを使った方法です。
消毒にも使われる
イソプロピルアルコールを
布に染み込ませて、
アロンアロファがついた箇所を
拭き取って取る方法となります。
ただ、この方法でも塗装がはげてしまう可能性や
プラスチックが変色する可能性もあるため、
まずは目立たない場所につけてみるなどしたから
挑戦してみてくださいね。
アロンアルファがゴムについた時のはがし方は?
合成ゴムの接着にも
使用できるアロンアルファ。
しかし接着した面から
はみ出してしまったり、
1度つけたアロンアルファを
はがしたいこともありますよね。
最後にゴムにアロンアルファがついた時の
取り方を2選紹介していきます。
アロンアルファがゴムについた時は除光液を!
最初に紹介するプラスチックに
アロンアルファがついた時の取り方は、
除光液を使った方法です。
除光液をつけた布で
アロンアロファがついた箇所を、
拭いて取る方法です。
範囲が狭い場合などは、
綿棒の先に除光液をつけて
叩くようにして取るのもおすすめですよ。
アロンアルファがゴムについた時は専用のはがし液を!
2番目に紹介するゴムにアロンアルファが
ついた時の取り方は、
専用のはがし液を使った方法です。
こちらの取り方も除光液同様に
はがし液をつけた布で、
アロンアロファがついた箇所を
拭いて落とします。
アセトンを使っても同じ取り方ができますよ。
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いかがでしたでしょうか?
様々なものが手軽に修復できる
アロンアルファですが、
誤った場所についてしまうと
なかなか綺麗にはがれなくて
困ってしまいますよね。
アロンアロファを使用する場合は、
専用のはがし液や除光液など
アロンアロファを取る時に使えるアイテムを、
予め用意してから挑むようにしましょう。
以上『アロンアルファの取り方!手や服、机や金属、プラスチックについた時のはがし方は?』の記事でした!