高校生ともなれば大人同様の

おしゃれや振る舞いをすることに対して、

男子も女子も敏感になる年頃です。

 

学校外での行動範囲も広がるので

色々と背伸びしたことに、

トライできる機会も多いはず。

 

ただ、それらが校則に反していた場合

学校側からの最悪の処分である

退学はありえるのでしょうか?

 

今回は高校を退学処分になった人の

理由や判例をまじえつつ、

毛を染めたりタバコを吸ったら

退学になるのかをご説明していきます。

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高校を退学処分になる基準って?


参照元:http://01.gatag.net/

高校を退学処分になる基準と言うのは、

実は国の法律でガイドラインが

一律で定められているものです。

 

これは学校教育法施行規則の13条3項に

言及されているものですが、

以下の4項目が退学という懲戒を与えるのに

やむなしと認められるものです。

・性行不良で改善の見込みがないと認められる者

・学力劣等で成業の見込みがないと認められる者

・正当な理由なくて出席常でない者

・校の秩序を乱し、その他学生又は生徒としての本分に反した者

上記の規定は公立私立に関係なく、

ほぼすべての高校に取り入れられています

 

わりとファジーな印象も受けますが、

ここから染髪や服装などの細かい規定

それぞれの学校でオリジナルに

取り決められていくわけです。

 

喫煙や飲酒に関して言うならば、

この学校教育法の性行不良や

本分に反するに該当するのみならず、

未成年者飲酒禁止法と未成年者喫煙禁止法を

犯すことになるので重大とみなされますよ。

 

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高校を退学処分になった理由や判例は?

それでは実際に先の項目で説明した

学校教育法施行規則に反するとみなされ、

高校を退学処分になった例はあるのでしょうか?

 

以下に実例と理由をご紹介してみます。

 

高校の退学処分の理由実例1:教師への傷害・暴行


参照元:https://www.photo-ac.com/

最初にご紹介する高校を

退学処分になった理由実例は、

教師への暴行です。

 

その教師と問題生徒間で

解決できるならいいのですが、

入院などになると話は変わってきます。

 

公立では猶予が与えられることが多くとも、

私立高では厳罰で退学処分も。

 

 

高校の退学処分の理由実例2:妊娠


参照元:https://www.photo-ac.com/

次にご紹介する高校を

退学処分になった理由実例は、

妊娠です。

 

本人の自主退学のケースもありますが、

学業継続が難しいとみなされるので

退学処分対象になることも多いようです。

 

 

高校の退学処分の理由実例3:生徒への傷害・暴行事件


参照元:https://peoples-free.com/

次にご紹介する高校を

退学処分になった理由実例は、

生徒への傷害・暴行事件を起こした場合です。

 

同校内・他校に関わらず、

相手を入院させるほどの

暴行事件を繰り返すと

退学処分も検討されるものです。

 

厳しい私立高では一回起こしただけでも

退学処分の対象になりえます。

 

 

高校の退学処分の理由実例4:度重なる窃盗


参照元:https://www.photolibrary.jp/

次にご紹介する高校を

退学処分になった理由実例は、

度重なる窃盗です。

 

高校で多いトラブルが

窃盗事件と言われています。

 

校内での窃盗が繰り返されたり、

また外部でも起こしているケース

かなり多いものです。

 

公立は幾度か警告懲戒で

猶予が与えられるかもしれませんが、

私立校では割とすぐに退学処分に。

 

 

高校の退学処分の理由実例5:わいせつ事件を起こした場合


参照元:https://www.pakutaso.com/

次にご紹介する高校を

退学処分になった理由実例は、

わいせつ事件を起こした場合です。

 

強制わいせつなどが行われれば、

当然退学処分となります。

 

学校処分のみならず、

警察での処分もある案件ですね。

 

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高校の退学処分の理由実例6:度重なる著しい器物破損


参照元:https://www.irasutoya.com/

次にご紹介する高校を

退学処分になった理由実例は、

器物破損を繰り返し、かつ著しく行った場合です。

 

学校の窓ガラスを意図的に割ったり、

机や椅子を壊したりなどの器物破損。

 

これを1度起こして注意でも改められないと、

当然退学処分の対象になります。

 

器物損壊罪にも相当するからです。

 

本人が学業を怠っているのは明らかですし、

学業で使うものを壊すことによって

他生徒の勉学の妨げにもなりますから

退学処分は免れないものに。

 

 

高校の退学処分の理由実例7:違法薬物の使用


参照元:http://gahag.net/

次にご紹介する高校を

退学処分になった理由実例は、

違法薬物の使用です。

 

警察も出てくる案件になりますし、

学校の風紀を乱した以外にも

法律違反になりますので

退学処分の可能性は強くなります。

 

これは公立・私立に関係なく

厳罰として退学処分が取られるものです。

 

 

高校の退学処分の理由実例8:染髪や喫煙への注意を守らなかった場合


参照元:https://www.photo-ac.com/

次にご紹介する高校を

退学処分になった理由実例は、

染髪や喫煙への注意を

守らなかった場合です。

 

1度、2度くらいでしたら

退学処分にまではならないでしょう。

 

ただし度重なって教師の目に留まり、

それを改めるような態度が見られなければ

最悪、退学処分もありえます。

 

ミッション系の私立、とりわけ

伝統を重んじる女子高は、

すぐにでも退学の可能性はあります。

 

 

高校の退学処分の理由実例9:飲酒による傷害事件


参照元:https://www.photo-ac.com/

次にご紹介する高校を

退学処分になった理由実例は、

飲酒による傷害事件を起こした場合です。

 

飲酒がまさにタブーではありますし、

それにプラスして他者に危害を加えて

入院でもするような程度だと懲戒は免れません。

 

公立だと厳重注意や謹慎処分

多いかと思いますが、

私立だと1度でもあると退学処分のところが

多数を占めています。

 

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高校を退学処分になるのを逃れるには?

高校の退学処分という

事態を逃れるためには、

一体どのような方法があるでしょうか?

 

以下に幾つかの方法を

ご紹介してみますね。

 

高校を退学処分になるのを免れる方法:校則を守ることを誓約


参照元:https://www.photo-ac.com/

最初にご紹介する高校を

退学処分になるのを免れる方法は、

校則を守るのを誓約することです。

 

退学処分が下される前にまず、

本人が今後更生していく意思があるのかどうか

確かめられるでしょう。

 

その際に校則を今後は守っていく

誓約をするならば、

退学処分は免れて謹慎程度になります。

 

 

高校を退学処分になるのを免れる方法:学業で結果を出す


参照元:https://www.photo-ac.com/

次にご紹介する高校を

退学処分になるのを免れる方法は、

学業で結果を出すことです。

 

そもそも高校に通う本分は

学業の研鑽を積むことです。

 

おそらく本人が望む望まないに関わらず、

学校側から退学処分の妥協案として、

成績でどの程度まで成果を見せられるか

条件をつけられることも多いですよ。

 

 

高校を退学処分になるのを免れる方法:保護者とともに謝罪する


参照元:http://01.gatag.net/tag/

最後にご紹介する高校を

退学処分になるのを免れる方法は、

保護者とともに謝罪することです。

 

保護者に間に入ってもらい、

深謝と今後の更生を約束すれば

退学処分から謹慎などになります。

 

そもそも本人が望まなくとも

恐らく退学処分が検討されるほどの

ルール違反を起こせば、

必然的に保護者は呼び出されて話し合いに。

 

 

高校を退学処分になったら人生終わりなの?


参照元:https://www.photo-ac.com/

高校を退学処分になったら

人生が終わりか、という問題ですが、

これは本人のその先のヴィジョンと

立て直す意志の問題によるでしょう。

 

高校は義務教育ではありませんので、

進学をしない人もいるわけです。

 

退学処分になっても後で、

もっと高等教育を受けたければ

大検を取るなどの道もあります。

 

ただ他校に入り直す、と言う場合、

退学処分になった履歴はついて回るので

ハードルは高くなるでしょう。

 

人生を終わりかどうか考えるのは

本人が望んでいたヴィジョンが、

その退学処分によってフイになるのかどうか、

そのレベルでの判断になるのではないでしょうか。

 

柔軟に考えればいくらでも

人生の選択肢はあるので、

必ずしも終わりとは言えません。

 

ある側面から見れば退学処分は

人生の終わり!と見ることもできますし、

別の側面では別の人生の始まり

みなすこともできるわけです。

 

ただ退学処分になった原因が、

他者に危害を加えたりするものであるなら、

その事実は大きく受け止める必要があります。

 

あなたがとった退学処分に繋がる行動が、

その相手にとって「人生が終わり」

思わせてしまった可能性は大きいですよね。

 

自分にとって「人生が終わり」と思うことは

考え方次第で変えられるものですが、

他者に「人生が終わり」と

思わせてしまったことは

変えられるものではありません

 

その部分を重く受け止めて、

1つ大人になる必要がありますね。

 

 

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いかがでしたでしょうか?

 

本記事では高校を退学処分になった人の

理由や判例をまじえつつ、

毛を染めたりタバコを吸ったら

退学になるのかをご説明して参りました。

 

1度校則をおかしたぐらいでは

そうそう退学にはならない、というのが

実際のところのようです。

 

ただしもともと厳しい校風で知られる

私立校などですと、

厳密に学校教育法施行規則

適応する場合もあるのは確か。

 

高校は入学前から自分で校風を

調べて決めることができますから、

未成年である以上は校則を

なるべく守って生活するのがおすすめです。

 

以上、『高校を退学処分になった人の理由や判例!毛を染めたりタバコを吸っても退学になる?』の記事でした。

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