12月といえば?クリスマスや年末年始など
イベントラッシュで冬ならではの料理は
否が応でも堪能する時期ですよね。
また、12月とはいえ日本は縦に長い島国なので
すでに雪が舞っている地域もあれば
比較的温暖な地域などもあるので
住んでいる地域によっても微妙に旬の解釈が違います。
四季がある日本に住んでいる以上、
意外に多い冬に旬を迎える食材を使った温かい料理や
瑞々しいスイーツ等で
季節を感じながら時間を過ごしたいですよね?
そこで、今回は魚や野菜、果物やフルーツなど、
12月に旬を迎える様々な食べ物をランキング形式でまとめました。
12月が旬の食材ランキング『第10位』
●マッシュルーム
「ホワイト」「ブラウン」「オフホワイト」「クリーム」の4種類あり
最近はジャンボ種も多く見かける「マッシュルーム」。
年中スーパーで並んでいる感がありますが
それもそのはずで大半が菌床栽培された物のみですが
それでも10月~12月が最も多く流通されます。
ある意味、その時期が旬と解釈できるのではないでしょうか?
主な産地は岡山県、千葉県、茨城県とされ
今回ご紹介するマッシュルームも、
岡山産の「ホワイトマッシュルーム」です。
生のもの2kgを箱に詰めており、
独特のシャキッ!ホクッ!とした食感が
2,600円(税込)で充分に堪能できるでしょう。
また、明らかに大量なので
購入後は良く洗い、ジップロックなどに入れて
冷凍保存することをおすすめしますよ。
卵とチーズとベーコンとマッシュルームのカルボナーラは最強!
参照元:https://www.photo-ac.com/
チーズや牛乳などの相性が良く
クリームシチュー、グラタン、クラムチャウダーなど
洋食の食材にされることが多いマッシュルーム。
食感を活かしアヒージョ、ガーリックでソテーするなど
シンプルに調理するのもありでしょう。
ホワイト種ならレモンをかけて
サラダに入れるなど生食も可能ですよ。
また栄養素もカリウム・パントテン酸・食物繊維が多く、
ローカロリーなので調理によってはダイエット食材にもなりますね。
しかし、最もマッシュルームらしいレシピは、
食感や敢えてそのローカロリーさを利用した
「カルボナーラ」ではないでしょうか?
12月が旬の食材ランキング『第9位』
●蕪(かぶ)
ここでいう蕪とは、
後にご紹介する大根と似て非なる、
あの白い「蕪(かぶ)」の事です。
ローカルニュースで「千枚漬け」仕込みの記事を見ると
「もう12月か?」と感じる人も多いのではないでしょうか?
その蕪ですが、千葉県や埼玉県、
青森県が主な産地とされ、旬もズバリ10月~12月です!
ご紹介する蕪は、基本的に千葉県産の小蕪であり、
1ケース7kg〜10kg
(12束前後/1束につき600g~900g:3玉から7玉)が
4,320円で堪能できますよ。
少々量も多いので知人との共同購入をおすすめ。
牡蠣の味を含んだ蕪が旨いクリームシチューは冬のみのメニュー!
参照元:https://www.photo-ac.com/
前述の通り蕪は千枚漬けをイメージする人も否定できませんが
蕪蒸し、そぼろあんかけ、サラダ、サーモンと蕪のパスタなど
必ずしも千枚漬けだけではないレシピがあります。
ちなみに栄養素も
根にはでんぷんの消化酵素でもあるアミラーゼや、
少量ですがビタミン類がありますよ!
実は葉にもβカロティンやカルシウムやカリウムなどの
多くの栄養素が含まれています。
そこで「牡蠣と蕪のクリームシチュー」はいかがでしょう?
市販のルー+牛乳+とろけるチーズ+(場合によってはブイヨン)と、
具材として蕪と冬の食材である牡蠣だけで充分、成立するのです。
蕪を丸ごと使えるので
12月らしい逸品ではないでしょうか。
12月が旬の食材ランキング『第8位』
●温州みかん
定番ですが「猫とコタツにみかん」をあるように、
コタツと猫と相性が良い
上記の「温州みかん」。
その温州みかんの「温州」とは
中国の温州地方が名前の由来とされていますが、
温州みかんそのものは国内独自のみかんです。
主な産地も愛媛県や和歌山県、静岡県であり
旬も11月~12月とされますが、
今回ご紹介する温州みかんも愛媛県産、
しかも農家直送です!
愛媛県でも特に八幡浜産の温州ミカンは
酸味が少なくとにかく甘いと評判であり、おそらく小さいお子さんは
お菓子を食べる感覚でパクパク食べるのではないでしょうか?
その八幡浜産の温州ミカンが
3kgで1,980円(税込)〜で堪能できるのです。
※発注量(kg)によって料金が違いますので
詳細が気になる方はチェックしてみてくださいね。
ディナー後のプチデザートとしてオレンジゼリーでさっぱりと!
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フルーツなのでもちろんそのままで、
またはジュースにして飲むのもシンプルな方法で◎です。
または、オレンジソースにして、
ソテーにした魚の切り身や肉料理にかけたり
ヨーグルトやサラダのトッピングに使われるのも多いでしょう。
含まれている栄養素もビタミンB・C・E、ナイアシン、
葉酸、カリウム、βカロティン、マグネシウム、リンと非常に多く
食べる薬といっても過言ではありません。
ですが、食べ方としては
ここは敢えてスイーツをおすすめしますよ。
写真はいわゆる「オレンジゼリー」、
見たそのままみかんジュースをゼラチンでゼリーにし、
丁寧に皮をむいたみかんを乗せたシンプルなスイーツですが
ディナーの後のプチデザートとしていかがでしょうか?
12月が旬の食材ランキング『第7位』
●百合根
上記で紹介する「百合根」とは
文字通り百合の根、鬼ユリや小鬼ユリの球根であります。
多くの燐片が折り重なっている形状から
「百合」と名付けられたとされていますよ。
ちなみに現在栽培されている百合根の多くは、
苦みが少ない小鬼ユリですね。
圧倒的に北海道が産地として有名ですが、
京料理に非常によく使われる関係上京都府丹波地方でも
栽培されています。
今回ご紹介する百合根も北海道のニセコ産のものであり
1kg(約7個前後入っています)2,000円で、
ホクホクした食感の百合根が堪能できるのです。
卵と出汁と百合根の相性が良い「茶わん蒸し」としての使用が◎!
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百合根のレシピとしては卵とじや天ぷら等があります。
火を通すことでじゃがいもに似た食感が得られるので
例えばコロッケやマッシュポテト風、
ポタージュスープなどにも◎です。
何と昔から滋養強壮などの和漢薬用として使われていた経緯があり
栄養的には主な成分は炭水化物、カリウムを多く含みます。
最もおすすめしたいレシピとしては
やはり「茶わん蒸し」ですね。
中に入れる具材も様々にアレンジできる上に
卵と出汁との相性が最強で優しい味なので万人受けするでしょう。
北海道産の百合根に至っては11月~2月が旬とされ、
12月はガッツリ最盛期に入っています。
実際に正月におせち料理と一緒に
汁物として百合根を入れた
茶わん蒸しを食べる人も多いのではないでしょうか。
12月が旬の食材ランキング『第6位』
●大根
上記で紹介する大根も
今やスーパーで年中見かける野菜のひとつでしょう。
根菜のイメージがありますが、
大根の葉も食材として使える上に栄養価も高く
緑黄色野菜のひとつとされ、
また根の部分は淡色野菜でもあります。
他にも、地の大根や品種も様々ありますが、
最も多く流通している種類は青首大根であり
旬は10月~3月、12月は最盛期ともいえる時期でもあります。
また、主な産地は
北海道を筆頭に千葉県、青森県、鹿児島県が有名。
今回ご紹介するのも北海道産、もしくは長野産のもので、
※社会情勢によって産地が変わる可能性がありますよ。
冬場でも1本380円(税込)で
大根を使った料理が楽しめるのです!
「豚汁」を始めとした汁物の具としても大根は美味しくいただけます!
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大根も非常に用途が広い食材です。
根の部分はおでんの具材、ふろふき大根や
ブリ大根などの煮物やあんかけ、
シチューの具材や大根ステーキ、または大根おろしにして
雪見鍋や焼き魚の薬味、キムチや沢庵などの漬物にも使われます。
その中でも特におすすめしたいのが汁物の具材であり
12月であれば特に「豚汁」がイチオシ!
ちなみに大根の葉は、細かく刻んで
「大根の葉のチャーハン」にすることをおすすめしますよ。
以下の通り豊富に栄養を含んでおり、
栄養価的に高いことが伺えます。
葉:ビタミンC、ビタミンE、
カリウム、カルシウム、β-カロテン
根:ジアスターゼやラファサチン、主に水分
人参や里芋、大根やゴボウなどの根菜と豚肉、
そして合わせみそ(+出汁)で作る豚汁ですが、
寒い時期ならかなり体が温まるでしょう。
他には「粕汁」の具材にするのもおすすめですね。
12月が旬の食材ランキング『第5位』
●クエ
上記で紹介している『クエ』も
紛れもなく高級食材であります。
天然に至ってはめったに水揚げされない1kg10,000円以上で
取引される幻の魚として有名ですよ!
2008年に完全養殖が成功し以来養殖も普及していますが
それでも現在でも1kg3,000円は下りません。
主な産地として天然は長崎県や三重県、和歌山県等が挙げられ、
養殖に至っては和歌山県(白浜)が有名。
さすがに、養殖は1年中食べられますが
貴重な天然ものの旬は11月~2月とされ、
12月はまさに真只中ともいえます。
そのような貴重なクエですが、
長崎産または、福岡産天然クエ切り身
300g(2~3人前)+身つきアラ250gが11,556円(税込)で
コラーゲンたっぷりなクエ鍋を楽しむことができるのです。
クエ料理で最も有名でありおすすめなのはやはり「クエ鍋」!
参照元:https://www.photo-ac.com/
実際にクエのおすすめ料理として
筆頭に挙げられるのは「クエ鍋」であります。
他にはアラ汁や味噌汁など、
各種鍋や汁物、または煮付けにしても美味とされますね。
意外な食べ方として唐揚げや刺身、
握り鮨などもあり、特に唐揚げは皮のモッチリ感と
身のジューシーさが堪能できて非常に美味ですよ。
九州では大相撲の九州場所の際での
ちゃんこ鍋の具材として使われることもあるとか!
また、そのクエ鍋も
極力野菜(春菊や水菜がBEST)などを少ないですし、
クエを純粋に楽しむスタンスが最もおすすめの食べ方ですよ。
それもそのはずで、栄養的にも豊富なアミノ酸が含まれており
濃い出汁味が出やすいのが裏付けられています。
また良質なタンパク源の上にローカロリーなので
全世代的におすすめできる高級魚なのですね。
12月が旬の食材ランキング『第4位』
●りんご
一重に『りんご』といっても凄まじく品種があり
また、それぞれ旬が見事に違うので、
それこそスーパーでも1年中並んでいる印象があります。
その中でも昔からある「ふじ」「陸奥」「王林」
「ジョナゴールド」などの品種が、
12月を中心に前後1ヵ月の期間を旬とされます。
栄養価的には「リンゴの医者要らず」の先人の知恵は伊達ではなく
胃腸の働きを促す有機酸、塩分外出を促すカリウム、
整腸作用を促すペクチンなどが含まれており、
実に様々な効果効用が期待できますよ。
りんごの主な産地も圧倒的に青森県ですが
他には長野県や東北地方全体も産地とされ
今回ご紹介する上記のりんごも
青森県産のジョナゴールドですが
「皮ごと食べてください!」を推奨している農家が作ったもの。
そのりんごが3kg(約9~12個)1,880円で楽しめるのです。
りんごの素材の良さが如実にわかる「アップルパイ」がおすすめ!
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海鮮料理や肉料理のなどのソースにも使われる場合がありますが
栄養価を踏まえると、シンプルにそのまま食したり、
ジュースにしたり、ポテトサラダの具材にすることも
普通にあるでしょう。
また、焼きリンゴやリンゴジャムにして
パンやヨーグルトにかけて使うのも◎。
甘く似たりんごをディニッシュ記事に入れ込んで
スイーツ系のパンに仕上げるのもありでしょう。
リンゴを使ったスイーツやケーキもおすすめですが
シブ―ストやタルトタタンはかなりのスキルを必要とするので
特にシンプルに「アップルパイ」の素材としての使用はいかがでしょうか?
12月が旬の食材ランキング『第3位』
●鱈(タラ)
まず、ここでいう上記の「鱈(タラ)」は
「真鱈」を意味します。
冬季に鱈(タラ)といえば、真っ先にイメージするのは
おせち料理の棒鱈ではないでしょうか?
ズバリ生の鱈を保存食として
干した鱈を戻した上で甘辛く煮つけた物を
おせちにする料理ではありますが、
実は知らず知らずに間に普段から生で食している
可能性が高い食材だったりするのです。
鱈の主な産地は北海道及び東北地方であり
旬も12月~2月とされますよ。
今回ご紹介する、上記の真鱈は北海道産であります。
大骨処理済の冷凍真鱈切り身が300g1240円で購入し
到着次第、解凍することで手軽に楽しめるのです。
「魚ちり」も良いですが「鱈の西京焼き」も外せません!
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冬場の宴会での鍋でよくある寄せ鍋や
魚ちりの「魚」ですが、
100%ではない物の高い確率で
「鱈」であることが多いでしょう!
それは癖がない食材だからであり、
白子も含め、“一度で二度おいしい楽しみ方ができる”のが理由ですが
火が通り過ぎるとすぐに身崩れするのが難点といえば難点です。
栄養的に鱈は低脂肪でローカロリーなタンパク源であり
身体に必須な各種アミノ酸も多く含んでおり
世代問わずおすすめできる食材。
そこでおすすめしたいのが
上記の画像の「鱈の西京焼き」ですね!
ご存じ京都の西京みそに酒+みりんなどを加えた漬け床に
真鱈の切り身を漬け込み焼いた逸品ですよ。
皮や断面がパリッと香ばしく焼かれるので
身崩れが起きにくく食べやすいのでは、と
考えますがいかがでしょうか?
12月が旬の食材ランキング『第2位』
●白菜
葉物野菜なのでキャベツと同様に
春のイメージがある「白菜」。
今やスーパーなどで年中見かける野菜のひとつですよね。
実際は半分正解で、
産地を変えながら1年中出荷されています。
といっても白菜の旬は
実は甘みが増す11月~2月まで、
つまり鍋が美味しい時期が旬とされますよ。
基本的にこの時期の白菜が多く出荷され
最も安く手に入るはず。
産地も日本全国に渡ってはいますが、
主な産地としては茨城県や長野県または愛知県とされていて
今回ご紹介する上記の白菜も長野県産のものです。
ちなみに1個2kgもので700円(税別)で、
産地物の白菜が楽しめますよ。
豚と白菜のコラボ!ミルフィーユ鍋で心身ともに温まる!
参照元:https://www.photo-ac.com/
白菜そのものは淡泊な味であり、
逆に他の食材の味を取り込むことから
洋の東西問わず、実に様々なレシピが存在します。
ことのほか、様々な鍋料理には必ず入っており
冬鍋には欠かさない野菜のひとつとされていますね。
殆ど水分で作られているといっても過言ではない白菜ですが
栄養素的にそれでもバランスよく
ビタミンやミネラル類が含まれています。
実は豚肉とコラボすることで更にビタミンが強化され
疲労やストレス緩和効果に期待が繋がります。
その豚肉を使った写真のようなミルフィーユ鍋や、
クリーム仕立ての鍋などのシンプルな鍋は
冬の白菜においては最もおいしくいただける鍋料理でしょう。
もちろん、別途ご紹介している
「てっちり」「魚ちり」にも
定番食材なのは、いうまでもありませんね。
12月が旬の食材ランキング『第1位』
●河豚(ふぐ)
第1位の紹介は
冬の高級食材のひとつとされる「河豚(ふぐ)」!
そのふぐも種類がありますが、
ここでいう河豚は「とらふぐ」を意味します。
河豚といえば圧倒的に下関が産地として有名ですが
実は周辺で獲れた河豚の集積場がある港が
下関にあったのが起因しているとの事。
産地としては他に福岡県や長崎県、
天然に至っては石川県も挙げられ
白子が美味しい時期や河豚の鰭酒の旨さを考慮すると
11月~2月までが旬とされていますよ。
ご紹介する河豚(てっちりセット)も
長崎または熊本産の養殖ものであり
朝獲れのものを〆るので冷凍ではなく冷蔵で配送が特徴的。
5~6人前(約800g)が12,680円(税込)で楽しめるのです。
まさに年末年始の家族でのイベント時期に最適でしょう。
余す処なく丸ごと河豚が味わえる鍋は「てっちり」以外ありえません!
参照元:https://www.photo-ac.com/
淡泊でありながらしっかりと味を主張する河豚ですが
その味を証明するがごとく、
刺身(てっさ)や焼きふぐ、唐揚げや握り鮨など豊富にあります。
また、変わった食べ方だと
「焼きカレー(下関のB級グルメ)」の
トッピングまであるんですよ!
河豚の冬におけるおすすめレシピといえば
圧倒的に上記の画像で紹介している「てっちり」でしょう。
河豚の身の食感とその身から出る出汁が堪能できます。
それもそのはずで河豚にはグルタミン酸や
イノシン酸を多く含んでおり、
〆の雑炊が美味しい理由が実はここにあるのです!
また鍋の具材としても
河豚の白子が楽しめる場合があるので
好きな人は冬到来の度に
楽しみにしている人も多いのではないでしょうか?
※家で河豚を楽しむ際は、
すでに捌いた後のものの購入をおすすめします。
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いかがでしたでしょうか?
正直、色彩がない食材が多い12月ですが
このようにまとめてみると、
さすが四季がある日本、と言わざるを得ない食材の豊富さ。
「えっ?あれも12月だったの?」な物も
あるのではないでしょうか?
上記でご紹介した12月の旬の食材は
ほんの一部であり、まだまだ豊富に食材があります。
寒くなる冬を逆手にとって
豊かな食材を使ってグルメしてみませんか?
以上、「12月の旬の食材とは?魚や野菜、果物、フルーツの食べ物ランキング!」の記事でした。