古くから日本人に愛されてきた蛍(ホタル)。
夜空を幻想的に舞う蛍(ホタル)の光はとてもロマンチックですし
その幻想的な光を愛でる風景は
初夏から夏にかけて日本の風物詩となっていますよね。
しかし実際は東京で蛍(ホタル)を鑑賞することなんてできるの?
と疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、そんな方にぴったりな東京で蛍(ホタル)を鑑賞できる
スポットや時期をご紹介していきたいと思います。
東京で鑑賞できる蛍(ホタル)の種類は?
国内では全部で40~50種類の生息が確認されている蛍(ホタル)ですが、
東京ではどんな蛍(ホタル)が多く生息し、鑑賞できるのでしょうか。
こちらでは、光り方の動画とそれぞれの特徴を交えて、
ご紹介していきたいと思います。
●ゲンジボタル
参照元URL:https://www.youtube.com/watch?v=2bGdsIZ1ISI
体長はオス約15mm、メス約20mmで、
ゆっくり発光し背中に十文字の模様があること
曲線的に飛ぶ事がゲンジボタルの特徴です。
またゲンジボタルはカワニナしか食べないということもあり、
温度が低すぎず高すぎず、
水がきれいすぎず汚れすぎずというカワニナが好む場所に生息します。
●ヘイケボタル
参照元URL:https://www.youtube.com/watch?v=eXHGTcfx2FE
体長はオス約9mm、メス約10mmで、連続または長めに発光し、
背中に縦に線が1本ある事と直線的な飛び方が特徴です。
タニシなどを食べるので、汚染に対しては
かなり強い性質で東京でもよく鑑賞されるそうです。
●ヒメボタル
参照元URL:https://www.youtube.com/watch?v=sn_O9FDx1Ks
体長はオス9mm、メス7.5mmと少し小さめですが、
地域によって差などがあり東日本は、
やや大型が生息していると言われています。
規則的にはっきりと発光し胸が赤く前の方に黒く大きな斑紋があり、
メスは退化していて飛ぶことができません。
黄色味を帯びた光を放ち、光の強さは
ゲンジボタルやヘイケボタルと比べると若干光り方が弱いそうです。
東京で蛍(ホタル)が鑑賞できる時期は?
参照元URL:http://travelnavi.link/
まず最初に5月下旬からゲンジボタルが飛び始め、
6月に入ってくるとヘイケボタル、
そして7月上旬からヒメボタルが飛び交い、
最後8月下旬にオバボタルが飛び見頃の時期を終えます。
ちなみにちょっとした豆知識なのですが、
実は蛍(ホタル)の光はオスとメスが出会うための合図で
メスの弱い光に対してオスが強い光を放ちプロポーズしているんです。
とてもロマンチックですよね。
そんなロマンチックな光を今年は、
恋人や家族と観賞してみて下さいね。
蛍(ホタル)が鑑賞できる東京のスポットをご紹介!
蛍(ホタル)が発する淡い光は私たちの心をつかんで離しません。
こちらでは東京でロマンチックな蛍(ホタル)の光を眺めながら
風情ある夏の夜を過ごせるスポットについて、
鑑賞できる蛍(ホタル)の種類・見頃の時期などをご紹介していきたいと思います。
●蛍(ホタル)の鑑賞は東京のHOTEL椿山荘のスポットへ!
参照元URL:http://d2vwk2nl1zb0cl.cloudfront.net/
ディナーを楽しみながら蛍(ホタル)を鑑賞できるスポットで、
2010年より専門家の指導の下、ゲンジボタルの産卵から飛翔まで
蛍(ホタル)が生息できる環境作りに取り組んでおります。
東京で「都会のオアシス」と呼ばれ親しまれるスポットで
美味しいディナーに舌鼓を打ちながら蛍(ホタル)の鑑賞ができるなんて素敵ですね。
蛍(ホタル)の種類:ゲンジボタル
蛍(ホタル)の見頃時期:5月下旬から6月下旬頃
住所:東京都文京区関口
●蛍(ホタル)の鑑賞は東京のふれあい植物センターのスポットへ!
参照元URL:http://kohta.ojiji.net/
毎年6月中旬から下旬頃の時期にかけて、
渋谷区内最大規模のホタル鑑賞会「ホタルの夕べ」が行われているスポットです。
東京とは思えないたくさんのホタルが見られますので
グリーンガーデンに一歩踏み込めば、
その命の営み輝く幻想的な自然の世界に街の喧騒も忘れてしまいそうです。
蛍(ホタル)の種類:ゲンジボタル・ゲンジボタル
蛍(ホタル)の見頃時期: 6月中旬頃から
住所:東京都渋谷区東
●蛍(ホタル)の鑑賞は東京の世田谷区代官屋敷のスポットへ!
参照元URL:http://grapee.jp/
例年7月中旬頃の時期から下旬にかけての土日2日間で
「せたがやホタル祭りとサギ草市」が行われるスポットです。
このイベントは、昼は主にサギ草市の見学と即売、
夜は蛍(ホタル)の鑑賞と盆踊りを楽しむことができ、
今や世田谷の夏の風物詩として毎年多くの人出で賑わっております。
蛍(ホタル)の種類:ヘイケボタル
蛍(ホタル)の見頃: 7月中旬から下旬頃の時期にかけて
住所:東京都世田谷区世田谷
●蛍(ホタル)の鑑賞は東京のわんぱく王国のスポットへ!
参照元URL:http://grapee.jp/
毎年7月上旬頃の時期に「ほたる鑑賞の夕べ」
というイベントが行われる大人気スポットです。
わんぱく天国内に設置されたテントの中にホタルが放たれ、
そこで間近に蛍(ホタル)を鑑賞することができます。
見られる蛍(ホタル)の種類はヘイケボタルで、
東京都内で蛍(ホタル)が見られる希少な場所として
イベント期間中多くの人が鑑賞に訪れているようです。
蛍(ホタル)の種類:ヘイケボタル
蛍(ホタル)の見頃時期:7月上旬頃
住所:東京都墨田区押上
●蛍(ホタル)の鑑賞は東京の夕やけ小やけふれあいの里のスポットへ!
参照元URL:http://www2.cscblog.jp/
童謡「夕焼小焼」のモデルとなった自然満載のスポットです。
6月の上旬から下旬頃の時期には「ホタルの夕べ」と銘打ち
特別夜間営業を行い、2500匹ほどの蛍(ホタル)が
幻想的に暗闇の中を飛び回る景色を楽しむことができます。
蛍(ホタル)の種類:ゲンジボタル・ヘイケボタル
蛍(ホタル)の見頃時期: 6月中旬
住所:東京都八王子市上恩方町
●蛍(ホタル)の鑑賞は東京のおとめ山公園のスポットへ!
参照元URL:http://img.yaplog.jp/
「東京の名湧水57選」に選ばれている貴重なスポットです。
公園内の湧水を利用して蛍(ホタル)の飼育を行っており、
普段は夜間利用ができない公園の中を通り
蛍舎の中を歩いて鑑賞することができ、
とても幻想的な空間を体験することができます。
蛍(ホタル)の種類:ヘイケボタル
蛍(ホタル)の見頃時期: 7月上旬頃
住所:東京都新宿区下落合
蛍(ホタル)の鑑賞におすすめな持ち物は?
蛍(ホタル)の鑑賞は野外というスポットも多いですので、
それなりの準備が必要となってきます。
こちらでは蛍(ホタル)の観賞の際に必要になってくる
おすすめな持ち物を紹介したいと思います。
蛍(ホタル)の鑑賞には雨具がおすすめ!
初夏はどうしても雨が多い時期、
そして気温の変化がある時期でもありますので
レインコートなどの雨具を持参することをおすすめします。
中でも上記はランキング1位のレインポンチョで、
通常のレインコートよりもたっぷりしているので
足元も濡れにくく、また鑑賞中に肌寒くなった時にも
羽織れるのでおすすめの持ち物なんです。
レインコートについて詳しく知りたい方は、
こちらの記事も参考にしてみて下さい。
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蛍(ホタル)の鑑賞にはハンディタイプの電灯がおすすめ!
蛍(ホタル)を鑑賞する場所までは暗い夜道もありますので、
ハンディタイプの電灯は必需品となります。
ただ白すぎる光のものは目がくらみますので
選び方にもポイントがありそうです。
上記はキャンプなどにも使用でき、
逆さにしても大丈夫な優れもので、
白くなりすぎず程よい明かりで辺りを照らしてくれるので、
おすすめの持ち物となっております。
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いかがでしたか?
東京で蛍(ホタル)を鑑賞できる機会なんてと思っていた方の意識が
少し変わったのではないでしょうか。
2022年の夏は、
是非、東京で蛍(ホタル)の鑑賞を楽しんでみてください。
蛍(ホタル)が放つ幻想的な光の世界でロマンチックな気分になれること間違いなしですよ。
以上『蛍(ホタル)の鑑賞は東京へ!スポットや時期のご紹介『2022』!』でした。