皆さん犬は勘がするどいと聞いたことありませんか?
犬に関わらず動物は勘という物を持ち、
自分や周りの動物に非日常なことが起きる前兆を、
予知できると言われています。
大地震などの災害の前に、
犬が異常な行動を起こすというのはすごく有名ですよね。
そんなことはないと思っているアナタ!
まずはこちらの動画をご覧下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=w5KbXRBqlgM
参照元URL:https://www.youtube.com/watch?v=w5KbXRBqlgM
地震の直前には犬が逃げ出していますよね?
実はアナタの知らない所で、
犬は地震を予知し何かしらの行動を、
起こしていると言われています。
そこで今回は地震を予知した時に犬が起こす行動や、
地震が起きる前に飼い主が知っておくべきこと、
地震が起きた時の犬の守り方などをご紹介します。
地震を予知した犬の異常な行動とは?
まず、地震を予知した犬の異常な行動とは、
一体どんなことを差すのでしょうか。
代表的な異常な行動をご紹介します。
●犬が突然吠え出す
参照元URL:http://inulog.net/
さっきまで大人しく静かに寝ていた犬が、
地震を予知した時、
急に起き上がって吠え出したり、走り回ったりなどの、
異常な行動を起こします。
そもそも犬は元々吠える動物で吠える行動に意味があり、
意味もなく吠える犬はいないのです。
それでは何の為に吠える行為をするのでしょうか?
理由は様々ですが、
ストレスや恐怖、警戒、興奮、要求などが上げられます。
ですので地震の前に犬が吠えるのは、
犬の本能からくる警戒や恐怖かもしれませんね。
●犬が飼い主に噛み付いたり言うことを聞かない。
参照元URL:http://honyakusitem.blogspot.jp/
地震を予知した犬は急に言うことを聞かなくなったり、
噛み付いたりなどの行動も多く見られています。
基本的に犬は飼い主に忠誠心があり、
反発したりという行動はあまりないのですが、
犬の中でも恐怖心や興奮、要求など、
色んな要素が加わり混乱して、
地震の前にはこのような行動を起こしてしまうと考えられています。
普段と違い、噛まれたり言うことを聞かなかった時は、
地震を予知しているかもしれませんので、
叱るだけでなくこのようなことも注意してみてはいかがでしょうか?
●犬が飼い主を外に連れ出すための行動をとる。
参照元URL:http://petone1.net/
犬がいつもと違うタイミングで散歩に行きたがった時は要注意です。
実は地震を予知した犬が起こす行動で、
これが一番多い異常な行動なのです。
犬が地震を予知するのは震度5からだと言われています。
犬は電磁波に強く反応する動物であり、
実験でもそれが証明されています。
震度が大きければ大きいほど、
犬が予知する確率が高くなるということですね。
犬の犬種では、
「バセンジ」「シベリアンハスキー」が激しく反応し、
「柴犬「秋田犬」「チャウチャウ」が敏感だと言われています。
地震の時、犬を守るにはどんな行動をとるべきか。
突然訪れる自然災害の地震。
気が動転してしまって、なかなか冷静に行動できないですよね。
地震が起きた時、どうすれば良いか分からないままだと、
余計パニックになってしまいますよね。
大事な家族でもある犬を、
守るにはどのような行動をとれば良いのか知っておきましょう。
●地震が起きる前にしっかりとクレートトレーニングをしておく
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地震時にすぐ対応できるように、
犬にクレートトレーニングをしておきましょう。
クレートとは、犬の持ち運びに便利なケースのことで、
地震が起きた時にものすごく活用出来ます。
地震の時には車で犬と共に過ごす方も多かったため、
クレートトレーニングなどもしておくと役に立ちます。
具体的にクレートトレーニングをする方法は、
はじめは、その犬の好きなおやつを持って、
クレートの中に誘導します。
自らクレートに入るようになるまで繰り返してください。
決して犬を無理やり押し込まないこと!
おやつでスムーズに入るようになったら、
今度は犬に「ハウス」を覚えさせます。
ハウスと言ったら犬がクレートに入るようにしつけるのです。
はじめのうちは、犬がおやつを目標にクレートに入る時、
一緒にハウスと言います。
そうすると、おやつがなくても、
ハウスの声だけで犬がクレートに入るようになります。
そして次は扉を閉めたトレーニングです。
犬がおやつを食べている間だけ、
そっと扉を閉じて、食べ終わったら開けてください。
犬にいつでも扉は開くよ、
という安心感を与えてあげることが大切です。
クレートは檻みたいでかわいそうと思う方も多いかもしれませんが、
クレートは犬が安心する個室でなければいけません。
クレートの中で安心して寝れるくらいになれば合格です。
犬にクレートが怖い部屋と思わせてはいけないので、
そこだけは注意してくださいね。
●地震の避難時にはドッグフードを持っていく
参照元URL:http://www.goood.co.jp/
地震時など緊急用に、
ドッグフードは切らさず持っておいてください。
人間の食べ物をそのまま犬に与えるのはあまり良いとは言えません。
犬が体調を壊し、
余計に犬に負担をかける可能性があります。
人間の食べ物の中で犬に良くないとされているものは、
ネギ、ニラ、玉ねぎ、キャベツ、芽キャベツ、カブ、
ブロッコリー、カリフラワー、小松菜、白菜、なす、
ピーマン、トマト、じゃがいも、塩分、
チョコレート、イカ、タコ・、貝類香草類、香辛料、
カフェイン、ぶどう、卵白。
などこの他にもありますので意外と多いです。
必ずいくつか持っておくようにしましょう。
地震が起きた時の犬の預け先。
参照元URL:http://blogs.yahoo.co.jp/
地震の避難所では、
犬の受け入れをしてくれないところがほとんどです。
同じ家族でも同じ場所に避難できず、
一緒に行動できないのはとても苦しいですよね。
少しでも安全な場所で犬にも過ごしてもらうために、
どこに預ければ良いのか、頭に入れておきましょう。
●犬友達を作っておきましょう
参照元URL:http://www.sesj.org/
犬は人見知りをしてしまいます。
知らない犬や、知らない人には警戒心を抱いた行動も。
顔見知りの知人を必ずつくっておきましょう。
遠方の友人であれば、いざという時助けになってくれますよね。
この時気をつけるのは、時々犬に会いに行ってあげるという行動。
飼い主を離れ離れになってしまい、
犬は精神的にもダメージを受けますし、
不安なはずですので頻繁に会いに行ってあげてください。
少しでも犬を安心させることが大切ですよね。
●動物救護センターに犬を任せる
参照元URL:http://blog.goo.ne.jp/
愛護団体によって災害時に開設されるものです。
犬の病気はもちろん、預かりも受け付けてくれます。
持病を持った犬が家族にいる場合は、
動物救護センターに預けるのが安心です。
災害時にうまく対応できるように、
普段から犬をしっかりとしつけておくことが大事です。
避難所で犬を受け入れてくれるところがあっても、
クレートに入らなかったり、
クレートが怖い部屋だと思って必要以上に吠えてしまい、
受け入れをお断りされてしまうケースも少なくないようです。
今からでも遅くありませんので、大事な家族を守るために、
できる限りのことはしておきましょう。
以上今回は『地震を予知した犬の行動や地震の前に飼い主が知っておくべきこと!』
の記事でした。