比内地鶏にきりたんぽ、
稲庭うどんと秋田は
冬グルメの県ですが、
それら名物郷土料理のように
ほっこりあたたかいイベントも沢山あるんです。
近年は海外でも
秋田犬をペットに飼う人も多くいますよ。
また日本に来たら
秋田の冬の旅行を楽しもう!という
外国人観光客も増えています。
今回はそんな秋田の冬の旅行で是非見ておきたい、
おすすめイベントやスポットを
ご紹介致しますね。
冬の秋田の気温や天気は?
秋田では冬の始まりは早く、
11月から雪が降り始めます。
それと同時に積雪も見られて
気温がすでに0度以下の日々が始まるんです。
2月は特に寒さが厳しく、
マイナス5度から7度の気温が平均的。
1週間ずっと雪が続くことも
稀ではなくなってきますよ。
ただし一番美しい雪が見られるのも
2月頃です。
ふわふわとした綿雪は
雪の結晶が肉眼で見えて美しく、
これも秋田の名物の一つと言えるものです。
秋田の冬の旅行は歩き方に注意!
参照元:http://www.sapporo.travel/
秋田の冬の旅行では、
雪道や凍結道路になれていない
地方から行く方は、
凍結地面の歩き方を押さえておきましょう。
とかく雪のない地方から雪国に行くと
スノーブーツを履いているから、と
安心してしまいがちですが、
それでも歩き方が悪いと
転倒による怪我は避けられません。
靴の裏全体を道路につけるようにして
歩幅は小さめに出し、
すり足で歩くというのが雪国の歩き方ですよ。
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秋田の冬の旅行は路面凍結に注意!
参照元:https://www.pakutaso.com/
秋田県では街中もそうですが、
寒風山などを含め車で出かけるような
山あいのほうへ観光プランがあるならば、
路面凍結情報にも十分注意が必要ですね。
スリップ事故、
ということもそうですが
勾配がきついところが多いため、
完全通行止めになってしまうこともあるんです。
そうした場合に備えて、
目的地スポット周辺の代替策も
念入りに練っておくほうが賢明ですよ。
秋田の冬の旅行の服装は?
秋田に冬の旅行をするならば、
雪国から行く方でない場合は
普段の防寒に一、二枚プラス、という
感覚で行きましょう!
想像以上に寒さは“しみいる”ものなのです。
秋田の冬の旅行では重ね着重視な服装を!
参照元:http://www.sapporo.travel/
セーターも防寒具として悪くないですが
ニットは編み目の隙間からの冷気が気になるもの。
首元の防寒も兼ねて
フード付きのパーカーを着用しましょう。
コートはロングコートやベンチコートなど
丈が長く脚も最大限防寒できる
ダウン仕様のものを着ていたほうがいいですね。
外に出ると寒さで
手の感覚がなくなりますから
撥水・防水手袋はマスト。
さらに耳あてや帽子で頭の防寒も忘れずに!
秋田では降雪すると10分もしないうちに
頭に雪が積もってしまうくらいなので、
念には念をいれましょう。
秋田の冬の旅行では滑り止め付きの冬靴着用で!
参照元:http://www.sapporo.travel/
他の雪国を訪れる時と同様に、
足元にはスノーブーツや
マウンテンシューズで、
雪氷へのグリップ力が高いものを
選んでいきましょう。
現地で歩いてみないと
状態がわからないこともあるので、
取り外し型の携帯スパイクを
荷物にしのばせておくのも便利ですよ。
秋田の冬の旅行でおすすめなスポットは?
生活にとっては困りものであるはずの雪も、
やさしくあたたかい印象に変えた
イベントが催されるのが、
秋田の冬に訪れるべきスポットの特徴なんですよ。
秋田の冬の旅行では横手の雪祭りがおすすめ!
参照元:https://www.city.yokote.lg.jp/
全国的に有名な秋田の冬の祭りといえば
横手市の『横手の雪まつり』でしょう。
例年2月の中旬に二日間かけて
開催されるのですが、
およそ450年もの歴史を誇る
一大イベントなんですよ。
横手市内各所でかまくらが作られ、
中には水神を祀るんです。
会場は広いので巡回バスが出ているため、
横手城や古民家町付近など
違った雰囲気のかまくらを
楽しんで回るのがおすすめです。
特に川原や小学校の校庭などの
ミニかまくら2000個は、
ろうそくの灯りを入れた雪灯籠なので
幻想的な雰囲気に浸れるでしょう。
※公式サイト:『横手市ホームページ』
かまくら内では地元の子どもたちによる焼き餅のおもてなし!
参照元:https://youtu.be/BG2nlc5w7Uw
各所に設けられた
大人4~5人が入れるほどの
大きなかまくらでは
地元の子どもたちが、
「はいってたんせ
(どうぞ中へ入ってください)」と
声を掛けてくれます。
是非お邪魔して、
水神様の神棚にお賽銭を上げ
子どもたちが焼いてくれるお餅や甘酒の
ふるまいを受けてみましょう!
子ども目線での地元の様子や
おすすめスポットなど
貴重な話も聞けますし、
あたたかいかまくらの中での
子どもたちとの優しい交流は
秋田の旅の大事な1ページになりますよ。
秋田の冬の旅行では火振りかまくらがおすすめ!
参照元:http://kakunodate-kanko.jp/
“みちのくの小京都”と称されて
武家屋敷が立ち並び、
桜の頃から雪景色まで風情のある
角館市の角館火振りかまくらも
おすすめのイベント。
旧暦の小正月行事の一つですが
五穀豊穣から無病息災・家内安全など、
1年の無事を火で祈願する祭りなんですよ。
例年2月の13日・14日の
2日間で開催されています。
炭俵に長い縄を結んだものに火をつけて
身体の周りで振り回して田を清め厄を払う姿は、
炎が描く弧が美しく我を忘れて見入ってしまいます。
炎の龍が雪の上を走っているような眺めは
本当に壮観!
500円を払うと半纏・軍手・頭を保護する
手拭いが貸し出され、
この火振りを体験することもできます。
秋田の旅の忘れられない思い出になりますよね。
※公式サイト:『仙北市ホームページ』
天筆焼きで旧正月の正月飾りを焼いてもらおう!
参照元:https://youtu.be/a-0_5TQhLtU
火振り祭りは
旧正月のどんど焼きも兼ねており、
正月飾りや破魔矢を燃やす場でもあります。
この天筆焼きに合わせて
秋田へ旅行するなら正月飾りを持ち込み、
焼いてもらうのもいいものです。
会場では無料で天筆焼きで焼いた
餅入りのおしるこもふるまわれますから、
甘味と清めが身体にじんわりと
しみいるのを感じましょう。
秋田の冬の旅行でおすすめなイベント・観光スポットは?
ダイナミックで勇壮な、
神事を兼ねたイベントが催される
秋田の冬。
観光客も気軽に実体験させてもらえるので
エキサイティングで心が温まります!
秋田の冬の旅行ではなまはげ柴灯(せど)まつりがおすすめ!
参照元:https://youtu.be/LNg51uHkjMY
秋田の冬といえばこれ!の
男鹿市のなまはげ柴灯(せど)まつりは外せません。
例年2月の第二週目の金曜から日曜にかけて
真山神社で行なわれる、
みちのく五大祭りの一つなんです。
およそ900年以上もの歴史がある
旧正月1月3日の神事・柴灯祭りと
ご存じ民族行事のなまはげを組み合わせたもの。
なまはげといえば子どもと初嫁を脅す
怖いもの、というイメージですが
神の入った面をかぶり、
柴灯のもとで勇壮に踊るなまはげを見ていると
厳かで神々しい姿に見えてくるから不思議です。
初日限定の鎮釜祭・湯の舞も
是非見たいところですね。
※公式サイト:『秋田県観光総合サイト あきたファン・ドッと・コム』
なまはげが配る護摩餅を頂いて災難除去を願おう!
参照元:https://oganavi.com/
なまはげ柴灯(せど)まつりを訪れたなら
クライマックスでなまはげが
柴灯火で焼いて切り分けられた大餅を
配ってくれるのを頂くのを忘れずに!
この護摩餅(ごまもち)は、
災難除去の護符として利益があるものなんですよ。
一年を改めて無事に健康に過ごせるよう、
祈りを込めて受け取りましょう。
秋田の冬の旅行では上桧木内の紙風船上げがおすすめ!
参照元:https://youtu.be/eG30yd_oxmM
仙北市の『上桧木内の紙風船上げ』も、
冬の秋田に旅行するなら
立ち寄ってみたいイベントでしょう。
およそ100年以上続く小正月行事で、
毎年2月10日に行なわれているんです。
雪空に舞い上がる大きな紙風船は
武者絵や美人画が描かれており、
およそ100個余りがふわりと高く浮いては輝いて
消えていくさまは不思議でノスタルジックなもの。
江戸の有名発明家・平賀源内が
この地を訪れた時に、
熱気球原理を応用した遊びとして伝えたとか!
願い事を紙風船に書きつけたら、
ステージイベントも楽しみつつ
打ち上げまで出店のきりたんぽ鍋や甘酒で
お腹ごしらえをしておきましょう。
※公式サイト:『仙北市ホームページ』
秋田の冬の旅行ではやしま冬まつり・酒造開放がおすすめ!
参照元:http://www.yurihonjo-kanko.jp/
秋田といえば銘酒の宝庫でもある土地。
冬の秋田に来たならば
その中でもとりわけ、
由利本荘市のやしま冬まつり・酒造開放の
イベントは外せないでしょう。
例年2月の第2土曜日あたりに催されますが、
矢島地区の2大酒造・天寿酒造株式会社と
株式会社佐藤酒造店をどちらも無料で
酒蔵の見学と試飲ができるんです。
その朝のしぼりたてのお酒や甘酒、
発酵中の発泡酒などレアなお酒が
利き酒できるのはここならでは。
鴨汁、松皮餅、百宅そばといった
郷土料理が楽しめますし
マグロの解体ショーなど
ダイナミックなスペクタクルも!
無形文化財指定の秋田弁で行なわれる
猿倉人形芝居なども見ごたえがあり、
お酒が飲めない人も存分に楽しめます。
※公式サイト:『由利本荘市観光協会公式サイト』
お土産には酒造の酒粕を買って、
自宅で秋田の冬の旅行の思い出を
味覚再現するのもいいですよ。
秋田の冬の旅行でおすすめな持ち物は?
とにかく秋田のような
豪雪地帯へ旅行するならば
何はともあれ防寒対策を
しっかりすると、ストレスフリーで
思い切り楽しむことができますよ。
秋田の冬の旅行では防寒インソールがおすすめ!
最初にご紹介する
秋田の冬の旅行におすすめの持ち物は、
上記のあったか ウールインソールです。
どんなに防寒シューズを履いていても
地面からの冷えは想像以上に強く、
観光を続けていると足裏から冷えてきます。
そこで靴底に仕込んでおきたいが
ウール製のふわふわインソールです。
吸汗性と透湿性に優れているので
蒸れたり汗で冷たくなることもありません。
イベントを長時間外で観覧するならば、
ウールのクッション性の快適さも
かなり役立つアイテムですよ。
秋田の冬の旅行ではダウンマフラーがおすすめ!
次にご紹介する
秋田の冬の旅行におすすめの持ち物は、
上記のダウン マフラーです。
雪国にマフラーをしていくならば、
雪落ちも良く保温性抜群の
このフリース素材のものがおすすめです。
超軽量なので携帯にも邪魔にならず、
折り畳んでもしわになりません。
カラーバリエもおしゃれなので
タウンユースで通勤仕様としても使えますね。
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秋田の冬の旅行では防寒ダウンジャケットがおすすめ!
次にご紹介する秋田の冬の旅行におすすめの持ち物は、
上記のUMiNEKOの
防寒ダウンジャケットです。
キュッとあご先で締められるフードがついた
ダウンジャケットは豪雪地帯ではマストアイテム!
身体にぴったり沿う作りなので
熱は逃がさず冷気は通さないという優れものです。
外でのイベント観覧中に
激しい降雪に見舞われることもあるので、
雪しみを気にせずに降る雪さえ楽しめてしまう
この強防水アウターは強い味方ですよ。
秋田の冬の旅行では裏起毛インナーがおすすめ!
次にご紹介する
秋田の冬の旅行におすすめの持ち物は、
上記のあったか 裏起毛エアヒート
長袖インナーとズボンセットです。
しっかり防寒の決め手となるのは
やはリインナーの備えでしょう。
こちらは手首・足首まで
きちんとプロテクトする長さで、
冷えを感じるポイントとなる
関節をちゃんと覆ってくれます。
裏起毛でふんわりと肌との間に
温かい空気の層を作るのに、
薄手で洋服の着膨れにも響きませんよ。
秋田の冬の旅行では防寒安全シューズがおすすめ!
最後にご紹介する
秋田の冬の旅行におすすめの持ち物は、
上記のUNION76 鉄先芯入り
セーフティPU防寒フリースシューズです。
ブーツも時としては
寒さによる足のむくみで血流を悪くし、
一層冷えを感じさせる大敵となることも。
このシューズなら丈は高めですが
ソールがカップのように土踏まずに沿って湾曲し、
歩きやすいばかりか血流を妨げません。
鉄先芯が入っているので絶対に
雪しみで足先を冷やさないところもポイント!
ガツンとしたグリップ力で転倒知らずですし、
豪雪地帯の旅行をまさに軽いフットワークで
楽しめますよ。
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いかがでしたか?
秋田の冬の旅行で魅力となっている
有名な冬季限定イベントを、
本記事ではご紹介しました。
グルメも合わせて楽しみつつ、
冬の秋田は秘湯・乳頭温泉など
名湯も豊かです。
温泉にぶらりと立ち寄って
イベントで冷えた身体を
ほかほかと温めるのもいいですよ。
以上、『秋田の冬の旅行で人気のイベントや気温、観光でおすすめなスポットは?』の記事でした。