大雪が降ると、普段歩いている道も雪でいっぱいになり
いつも当たり前のようにできている生活も困難になってしまうので
雪かきは欠かせませんよね。
また、雪の降らない地域の人は雪かきに関心がないかもしれませんが
最近は幅広い地域で大雪が降ったり、外出先や突然の引っ越しなどで
雪かきをする可能性は十分にあるでしょう。
なので、そのような事態に備えて雪かきの知識や注意点など
効率のいいやり方を事前に身に付けておくと
戸惑わずに対処する事ができますよ。
そこで今回は、雪かきの効率のいいやり方や
楽にやれる方法やコツ、そしておすすめの道具まで詳しく紹介していきます!
雪かきの効率のいいやり方って?
雪かきをしないと、普段歩いている道も歩けなくなってしまったり
車が走れずに交通が滞ってしまう様々な困難が生じるので
できるだけ早く除雪する事が求められますよね。
しかし、ただ地道に目の前の雪を移動させれば良いという
単純な考え方では時間が掛かり疲れてしまうので
効率のいいやり方を知って、早く終わらせる事が重要となりますよ。
ここからは、雪国の人が実際に行っている
雪かきの効率のいいやり方を見て行きましょう!
雪かきの効率のいいやり方は準備運動をする!
参照元URL:https://www.pakutaso.com/
『雪かき程度で準備運動なんて必要ないのではないか』と
思う人もいるかもしれませんが、これを怠ってしまうと
身体へ負担が掛かり効率が悪くなってしまうのが事実なのです!
というのは、大雪が降った場合の雪かきは思った以上に重労働なので
急に重い雪を運ぼうと力が入ると身体を痛めたり、
血圧や脈拍が急上昇して大きな疲労感や、
体調が悪くなってしまう人が多いと言われていますよ。
また、長時間雪かきをしていると下半身に血液が溜まり
急に作業を辞めてしまうと心臓や脳に血液が行き渡らず
貧血にもなりやすいので、
合間にも軽く体操をすると良いでしょう。
雪かきの効率のいいやり方は身体全体を使う!
雪が軽い場合や、積もり方が浅い場合には余計な動きをせずに
腕の力だけでスコップを動かして
雪かきをした方が早く、効率のいいやり方だと
考える人も多いかと思われます。
しかし、実はそれだと腰などを痛めてしまう大きな原因となり
足や腰の力を使い、身体全体で持ち上げるようにするのが
本当の雪かきの効率のいいやり方なのです。
また、膝を曲げる時にも背筋を伸ばす事を意識して
お腹に力を入れながら雪を持ち上げると
背骨への負担もないので腰痛にならず、
身体を痛めずに雪かきを続ける事ができますよ。
雪かきの効率のいいやり方は雪山を複数作る!
雪かきをしてスコップに雪がいっぱいになった時に
雪を集めるための場所を作ると雪山ができるかと思いますが
その雪山を一箇所にして大きな山を作るのは効率が悪いのです。
では、効率のいいやり方するにはどうすればよいかというと
雪山を複数にすると移動時間も少なく、
雪をかきに集中する事ができるので
小さい雪山で良いので数を増やしてみると良いですよ。
また、雪山が1つだと少しでも雪を集めてから持っていこうと
スコップいっぱいに溜まった重い雪を
何度も運ぶので身体が疲れてしまい、
かえって効率も悪くなってしまうでしょう。
雪かきの効率のいいやり方は固い雪は表面から取る!
アイスバーンのような固い雪は地面から凍っているので
凍っている部分までしっかりと取らないと躓いてしまったり
滑って転倒してしまう危険がありますよね。
なので、雪かきに少し時間が掛かってしまいそうですが
そのような雪は、まず表面の雪だけをスコップやほうきで掃き
最後に固くなった氷にお湯をかけるのが効率のいいやり方なのです。
そしてお湯を掛けた後は、
翌日に地面が凍ってしまわないように
雪が溶けきる前に移動させたり、
スコップなどで水を吸い上げておくと安心ですよ。
雪かきの効率のいいやり方は早めに行動する!
あまり雪が降らない地域に住んでいる人でも雪が降った時
夜寝る前には全く積もっていなかったのに
朝に沢山雪が積もり、驚いた経験をした人も多いのではないでしょうか。
この経験からも言えるように、
もし夜の時点で雪が積もっていた場合は
「降り積もるなら今やっても意味がない」と考えるかもしれません。
ですが、夜から朝は想像以上に雪が積もるので
実は効率のいいやり方なのです。
何故なら、少しでも量を減らしておけば
翌日の朝の雪かきを短縮する事ができて
朝から重労働をしなくて良い事や、
通勤や通学も時間通りにできるので忙しい朝も慌てずに済みますよ。
雪かきの効率のいいやり方は正面体制を意識する!
スコップで雪を集めて、集めた雪を投げ出したい時
少しでも早く終わらせろうとする気持ちから
身体を捻って雪を捨てようとする人が多いのが事実。
確かに、身体を捻った方がすぐに次の雪に取り掛かれるので
効率のいいやり方と感じるかもしれませんが
このやり方では身体へ負担が掛かり、
後々効率が悪くなってしまいますよ。
なので、効率のいいやり方をする為には
雪を捨てる時は捨てる方向に
身体を正面に向けて捨てた方が身体を痛めないので
スムーズに良く雪かきを進める事ができるでしょう。
雪かきをする際に注意することは?
雪かきはには沢山の危険が伴っていて
実際に毎年のようにトラブルや事故が起きているので
いくつかの注意点を守りながら作業をする事が重要となります。
まず雪かき始める前に、今いる周りの状況を見て
近くの建物の屋根の形や雪が落下して来ないかどうか
確認をする事で落雪事故を防ぐ事ができますよ。
また、特に晴れている時に落雪事故が多いので
できるだけ軒下に近付くのを避け、
やむを得なく作業をする時は2人以上で
作業をしたり家族や近所の人に声を掛けておくと良いでしょう。
雪かきを楽にするためのコツって?
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雪かきは重労働なので、できるだけ早く終わるように
効率のいいやり方を見つけて楽に終わらせたいですよね。
そのためには、雪かきをしたい雪の深さや種類を把握して
状況に合わせた除雪道具を使用する事がポイントとなりますよ。
最近はスコップ以外にも
様々な道具が増えてきています。
使いやすい道具を選ぶ事は
最も効率のいいやり方と言えるので
楽に雪かきをする事ができるでしょう。
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雪かきをする時の服装はどんなのがいいの?
雪かきは雪に触れる事で体温が奪われてしまうので
手先や足先を冷やさないように、
手袋と長靴を着用します。
さらに温かい帽子を被り、
その上に転倒や落下物があった時に
頭部を保護できるヘルメットを着用しておくと安心ですね。
そして服は雪で濡れてしまう為、
防水素材を着用するのが基本です。
また、作業中をしていると暑くなり汗もかくので、
上着は汗を吸収しやすい物や
体温調整ができるように重ね着をするのがおすすめですよ♪
雪かきをする際におすすめな道具は?
雪かきの効率のいいやり方をする為に重要となる道具選びですが
まずはどんな除雪道具があるのか知っておきたいですよね。
最近は、様々な種類の道具が増えてきているので
雪かきをする機会があまりない人には
聞いたことのないような物や驚くような便利な物が沢山ありますよ。
では、効率のいいやり方ができるような
雪かきにおすすめな道具を紹介していきます!
雪かきをする際には雪はねがおすすめ!
最初に紹介するのは、基本アイテムの雪かきスコップで
雪はね、又はジョンバとも呼ばれている商品です。
このスコップは柄が長くて軽量なので使いやすく
あまり雪の降らない地域で、道を作るための雪かきや
車を出すために駐車場に積もった雪を除雪する際に役立ちますよ。
なので、どんな道具を買えば良いのか分からなかった時でも
雪はねが1つあれば間違いないので、覚えておくと良いでしょう。
雪かきをする際には電動除雪機がおすすめ!
次に紹介する商品は、手動では1日掛かっても終わらないような
大雪が積もった時におすすめなコードレスモデルの
電動除雪機ブラックアンドデッカーです。
スコップなどの雪かきに比べて
スピードや勢いが優れているのが特徴。
大雪の雪かきをする場合でも時間の短縮ができ
最も効率のいいやり方ができる道具と言えるでしょう。
そしてコードレスなのでコードを巻き込む心配もなく
静穏設計なので早朝から作業をしても
周りに迷惑を掛けずに雪かきができますよ。
雪かきをする際にはスノーダンプがおすすめ!
次におすすめする商品は名前だけでも迫力のありそうな
スノーダンプ、別名ママサンダンプとも呼ばれています。
この道具は、あまり力を入れなくても雪を押しのけて
大量の雪が一気に除雪できるので、
効率のいいやり方ができそうですね♪
なので大雪の降る地域には一家に1台はあると言われていて
大雪が積もった時にいきなりスコップで除雪するのは大変なので
まずは歩けるくらいの平らにしたい時に役立つ道具と言えるでしょう。
雪かきをする際にはアルミスコップがおすすめ!
次に紹介するのは、頑丈で丈夫なアルミ製の角スコップで
雪かきをする頻度の多い地域で人気のある商品です。
こちらもスコップとして使うので
雪はねと同じ役割がありますが
金属性であることから、1.4kgと少し重さがあるので
軽さよりは耐久性を重視したい人におすすめですよ!
また、角型になっているので氷のように固まった雪でも
角を利用して割ったり、切り分けたりもできてしまうのです。
雪かきをする際には雪押しがおすすめ!
次に紹介する商品は
最近出てきた新しい除雪道具の雪押しです。
別名スノープレッシャーとも呼ばれ、
雪かきをする面積が広い場合や
新雪が沢山積もった時に役立ちます。
この道具のメリットは、雪を持ち上げなくても
押すだけで雪を移動させて除雪する事ができるので
効率のいいやり方ができる上に、身体への負担もないのです。
また、スノーダンプとは違って雪を押すだけでなく
スコップとしても使えるのが便利ですね☆
雪かきをする際には除雪ホーキがおすすめ!
最後に紹介するのは、
車のフロントガラスに積もった雪や
固まってしまった氷上のサラサラとした雪を除雪したい時
ほうきのように使う事ができる除雪ホーキですね。
見た目はただのほうきですが、
力を入れず撫でるだけで除雪ができて
ナイロン製で毛が丈夫なので壊れにくいメリットがありますよ。
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いかがでしたでしょうか?
雪かきの効率のいいやり方や楽にできるコツなど
豆知識や、便利な道具まで紹介してきました。
効率のいいやり方をする為には、
道具の力だけでなく身体に負担のないような
雪かきの知識が重要なのですね!
なので、雪かきに関する正しい知識を身に付けておけば
突然雪かきをする時があっても、効率のいいやり方で
楽に雪かきをする事ができるでしょう。
以上、『雪かきの効率のいいやり方は?コツや楽にする方法、おすすめの道具も!』の記事でした。