『風邪が中々治らないと思ったら実は花粉症だった』
あるいは『花粉症だと思っていたら風邪の症状が出はじめた』
なんて体験を実際にした事がある方も少なくないのでは?
ですが、実際、花粉症から風邪に移行したり、
花粉症と風邪に同時になったり(併発)してしまった場合、
症状の見分け方やどちらの薬を服用すべきかといった
適切な対処法は、意外と判断が付きづらいものですよね。
ですが、花粉症か風邪の単発にしろ、二つ同時の併発にしろ
きちんと症状を見分け適切な薬を服用してきちんと対処する事が
無駄に苦しむ時間を長引かせないためにも重要です。
そこで今回は、花粉症から風邪への移行や同時に併発した時の
症状の違いや見分け方、そして薬や適切な対処法などをまとめて
詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にして下さいね。
花粉症から風邪への移行や同時に併発する事はある?
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先ず、花粉症から風邪への移行、逆に風邪から花粉症になる、
あるいは花粉症と風邪を同時に併発する事ははあるかという事ですが
結論からいうと、全てのケースが起こりえるというのが事実。
勿論、花粉症は特定の花粉に対するアレルギー反応が原因で
風邪はウイルスが原因なので、花粉症が風邪を引き起こしたり
逆に風が花粉症を引き起こしているという訳ではありません。
ですが、タイミング的に花粉症と風邪を同時に煩ったり
一方に先になった後、続いてもう片方になってしまう事もあります。
また、花粉症の症状が風邪をひく事で悪化する危険もあるので
特に花粉症がひどく睡眠不足などで体力が落ちている場合は
風邪をひいて更に体力を消耗しないよう心掛ける事が大切ですね。
花粉症と風邪の見分け方のポイントとは?
さて、同時になる事(併発)や一方から他方に移行する事もある
花粉症と風邪ですが、両方共通する症状もあるものの
見分け方のポイントもあるのでぜひ押さえておいてくださいね。
花粉症では下痢、嘔吐等の症状は出ない!
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花粉症か風邪かを見分け方で有効かつ確実なのは
どちらか一方にしか現れない症状の有無で見極める事で
下痢や嘔吐などの消化器系の疾患は
風邪では一般的でも花粉症なら先ず現れない症状です。
なので、花粉症で元々苦しんでいる方でも
途中で下痢や嘔吐などの風邪特有の症状が出てきたという場合、
花粉症と風邪に同時に併発してしまった可能性が強いかもしれません。
鼻水、鼻づまり、喉のイガイガ感などの風邪の初期症状は
花粉症にも共通している症状ですが風邪はプラスαの症状が出て
気づくというパターンも多く、見分け方のポイントになりますね。
風邪では目、耳、喉などのかゆみの症状は出ない!
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花粉症と風邪の見分け方のコツとしては花粉症特有の症状に
着目する事も重要で、特に目、耳、喉などの粘膜系のかゆみは
風邪の症状にはありませんので要チェックのポイントですね。
風邪の引き始めや熱がある時は目が潤んだようになる事や
風邪が原因で細菌性の結膜炎になる可能性も否定できませんが
花粉症の目の痒みと風邪で現れる目の症状は異なるため
見分ける事もそれ程難しくはないはずです。
また耳の症状でも、風邪が原因で中耳炎になる事もありますが
かゆみという症状は花粉症のアレルギー反応の典型なので
風邪との違いをチェックする目安にする事ができますよ。
尚、喉の違和感、イガイガ感等も花粉症と風邪に共通しますが
花粉症はより痒みを伴う喉の症状がメインなのに対し
風邪の場合は痛みがより強くなる傾向がみられる事が多いですね。
花粉症では風邪のような高熱が出る事は稀!
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花粉症と風邪の見分け方では、発熱の仕方を観察する事でも
どちらが原因の症状かを見極められる場合が少なくありません。
花粉症でも発熱する事はありますが、ほとんどの場合は微熱で
免疫力が低下していると稀に38℃以上の高熱が出る事もあるものの
熱が高いなら可能性としては花粉症より風邪を疑う方が無難ですね。
ですが、長期間、花粉症に苦しんでいると免疫力が低下する事が多く
それが原因で風邪を同時に併発した上、稀に肺炎にまで移行してしまう
なんて最悪のケースも絶対にないとは言い切れませんので、
アレルギー症状の熱も軽視しないよう気を付けるようにしましょう。
花粉症は風邪より、くしゃみ鼻水、鼻づまりが長引く傾向!
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くしゃみや鼻水、鼻づまりは、花粉症と風邪の両方に見られますが、
注意深く見ていると、それぞれ症状の現れ方に特徴があるので
花粉症か風邪かの見分け方の目安にできる事も少なくありません。
花粉症の方が風邪よりくしゃみや鼻水、鼻づまりが長引く傾向があり
くしゃみが立て続けに何度も出るのは花粉症特有の症状です。
一方、風邪のくしゃみでは、2、3回程度というのはあっても
くしゃみが止まらないというのはアレルギー症状の可能性が大ですね。
また、鼻水の症状にしても花粉症は一貫してサラサラの鼻水、
一方、風邪だとサラサラから粘着きのある鼻水へと移行する事が多く
ずっとサラサラの鼻水が続く場合は花粉症の可能性が高いでしょう。
因みに、鼻づまりに関しても花粉症と風邪では少し異なり、
花粉症の方が通常は鼻づまりがひどくなりがちな傾向があるので
しつこい鼻づまりに悩まされる場合は花粉症の疑いアリですよ。
花粉症の頭痛は鈍い痛みで風邪はズキズキする痛み!
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頭痛も花粉症と風邪に共通しますが、症状の現れ方には差異があり
花粉症か風邪かの見分け方の目安にできるポイントでもあります。
というのも、花粉症で頭が痛い場合、鼻づまりが原因になって
頭痛の症状が出ていることが多く、頭がぼーっとして鈍い痛みが続く
というのがありがちな特徴といえるでしょう。
一方、風邪による頭痛はズキズキするような鋭い痛みが多く
頭痛の種類でもどちらの症状かをある程度見分けられますよ。
花粉症では乾いた咳、風邪では重い咳の傾向!
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風邪では一般的な症状の咳ですが、花粉症でも現れる事があり
咳の種類でも花粉症と風邪の見分け方の参考にできるんです。
花粉症の症状で咳が出る場合は、鼻水が喉の方まで届いてしまい
咳になるというのがよくあるパターンで、
軽めの乾いた感じの咳になるという特徴があります。
一方、風邪の咳は引いた風邪のタイプにもよりますが
痰が絡んだような重めの咳が多く、両者を区別する目安にできますね。
花粉症と風邪に同時に併発した時の対処法や注意点は?
という事で、花粉症と風邪の症状の違いや見分け方を見てきましたが
両方に同時に併発した場合は、相応しい対処をする事が重要です。
花粉症も風邪も命に係わる重病ではないと軽く見ていると
辛い症状がさらに悪化しないとも限らないので適切な処置を
早めにとるように心がける事が大切ですよ。
花粉症と風邪を同時に併発したら風邪を治すのが先決!
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花粉症と風邪を同時に発症している(併発)という場合は、
先ず風邪の方をしっかり治すことを優先させる事が大切です。
花粉症と風邪の諸症状は被る所も少なくありませんが
総体的に日常生活に著しく支障をきたすのは風邪が重くなる場合で
花粉症を患って体力が低下していると肺炎に移行する危険も
全くないとは言い切れないので要注意ですよ。
また、花粉症で鼻詰まりが長引いている場合、
同時に風邪を併発してしまうと蓄膿症を発症しやすくなる
という事も言われているので、いずれにせよ十分休養を取って
風邪を早目に直すようにする事が肝心ですね。
花粉症と風邪の薬を併用しない!
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花粉症と風邪を同時になってしまった所謂、併発の状態では
それぞれの薬の成分がかぶっている可能性が高いため
薬を併用するのはとても危険なので注意が必要なんです。
尚、花粉症と風邪、両方の薬に含まれる成分では
特に抗ヒスタミン薬という成分の摂取量に注意が必要なので
両方を併発している場合は花粉症の薬の服用を一時的に止めて
風邪薬のみを飲むようにするといいでしょう。
但し、先に触れた通り、花粉症で体力が落ちているところに
風邪をり患すると重症化したり長引いたりする可能性もあるので
自己判断せずに早いうちに病院に行く方が安心な場合も多いですね。
花粉症と風邪に同時になった時(併発)におすすめのグッズは?
という事で、花粉症と風邪の症状の見分け方や
同時になった(併発)場合の対処法、注意点など見てきましたが
最後におすすめのグッズもご提案しておきますので参考にして下さい。
花粉症と風邪に同時に併発した時はアロマディフューザーがおすすめ!
花粉症と風邪を同時に併発している状態では
風邪を早く治せるようにゆっくりと養生する事が大切ですが
辛い諸症状のために安眠が阻害されるなんて事もありますよね。
上記のアロマ加湿器400ml大容量は
加湿に加えて空気浄化作用もあるので花粉症や風邪の諸症状の
緩和にも効果的に使うことができるおすすめのグッズなんです。
7色の返還LEDライト付きのおしゃれな外観の加湿器は
花粉症や風邪などに有効なエッセンシャルオイルを加えて
アロマディフューザーとして使えば更に効果が期待できるので
ゆっくり静養する環境を整える事もでき、大変おすすめですよ。
花粉症と風邪に同時に併発した時はハーブティーがおすすめ!
花粉症と風邪を同時に併発してしまった際には
ゆっくりと休養を取って早く風邪を治す事が何より先決なので
リラックス効果もあり花粉症や風邪の民間療法として利用される
ハーブティーのブレンドを飲むのもおすすめです。
上記の風邪ひきブレンドのハーブティーは
風邪ひき始めや風邪予防などにも効果のあるハーブティーで
花粉症の諸症状の緩和にも効果が期待できるので
花粉症の方は日頃から愛飲されるのもいいアイデアですよ。
ローズヒップ、タイム、ペパーミント、ジンジャーなど
8種類のハーブをブレンドした無農薬のハーブティーは
風邪の引き始めには特におすすめのアイテムとなっていますので
無理をせず早目の養生をする時にも役立つ逸品ですよ。
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という事で、花粉症から風邪へと移行したり、
花粉症と風邪を同時に併発したりした際の見分け方や対処法、
薬の服用の注意点などをご紹介しましたが、いかがでしたか。
単発でも十分につらい花粉症や風邪なので
どちらにもなってしまった場合は、ぜひ薬を飲んでしっかり休み
早めに風邪を治すよう、ぜひ心がけて下さいね。
以上『花粉症から風邪に?同時(併発)の時や見分け方、薬は同じでいいの?』の記事でした。