多くの人に幸せを運ぶとも言われ
人気の高い観葉植物「ガジュマル」。
当然人気が高く、
自宅で育てたいと考える人達も
多くいらっしゃいます。
でも、実際に育て方がわからず、
困惑してしまう人も少なくないでしょう。
そこで今回は、ガジュマルを
夏や冬など季節を気にすること無く、
育てる方法をご紹介していきます。
また葉が落ちた時の対処法も
併せてご紹介しますので、
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
ガジュマルの育て方のコツは?
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みなさんはガジュマルという
観葉植物をご存知ですか?
なんでも、
沖縄ではキムジナーとも呼ばれる
火の精霊が宿る植物として
多くの人に幸せを運ぶとも言われているそうです。
そんな幸せを運ぶ人気の観葉植物なら、
自宅で育てて運気を上げてみたいと
考えてもおかしくありませんよね。
ただガジュマルも観葉植物=生き物であり、
育て方にもコツがあります。
では、その育て方のコツを
少しご紹介していきますね。
まず、ガジュマルの育て方で大切なのは、
温度管理・水分管理の二つです。
ガジュマルは基本的に丈夫な観葉植物ですが、
温かいところで生息する植物ということもあり、
寒さは得意ではありません。
もちろん直射日光はNGなので、
温度管理が重要となります。
とはいっても寒さに弱いだけなので、
5℃以下にならなければOKです。
そのことだけは忘れないで下さいね。
また、水を与えすぎても駄目ですし、
与えなさすぎても乾燥して枯れてしまいます。
他にも気をつけるべきことはありますが、
ガジュマルの育て方としては
まずはこの二つを抑えることが大切だと
理解しましょう。
この二つを抑えておくだけでも、
丈夫に育てることが出来ます。
ガジュマルを育てる上で大事なコツなので、
覚えておいてくださいね。
春夏に室内でのガジュマルの育て方は?
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ガジュマルを育てるには、
日光をしっかり当てないと枯れてしまいます。
それは先程、
基本的な育て方のコツとしても
温度管理が大切とお話した通り。
とはいえ、春・夏では
直射日光に当ててしまうと、
そのことが致命傷となってしまい、
ガジュマルが枯れてしまう場合もあります。
なのでまずは、
直射日光が当たらない場所かつ、
程よく日光が当たる場所で
ガジュマルを育てましょう。
では、具体的にどのような場所で育てるのが
好ましいのでしょうか。
ズバリ、レースのカーテン越しの窓際がベスト!
レースのカーテンを引いた状態なら
直射日光は浴びませんし、
程よく日光が当たって温かいです。
ただし、あまりに室内を締め切ってしまうと
春・夏は特に熱気がこもりやすく、
空気が滞留してしまいやすくなります。
熱気や湿度には強いガジュマルですが、
あまり空気がこもってしまう状況は
強くありません。
そのため、ガジュマルの葉が
落ちやすくなってしまいます。
また害虫も付きやすくなってしまうので、
適度に窓を開けてあげることも重要。
あくまで空気の入れ替え程度で構いませんが、
そのことは覚えておきましょう。
ここまでは、温度管理上での、
春・夏のガジュマルの育て方です。
では、水のやり方は、
どのように行えばいいのでしょうか。
基本的に、ガジュマルは
春・夏にぐんぐん成長していく植物です。
なので、基本、水は1日1回が目安。
ただし、水はけが悪い土を使っている場合など、
1日経っても、まだ土が湿っている場合があります。
その場合は水やりを止めてください。
あまり水をあげすぎてしまうと、
根腐れを引き起こしてしまうかもしれません。
根腐れを起こしても、
春・夏なら復活させられますが、
特に秋・冬は復活できなくなってしまう
場合もあります。
復活できるから根腐れしても大丈夫というのは、
ガジュマルの育て方としては大きな間違いです。
あくまで根腐れをしないことが大前提。
なので、
特に土が乾きやすい春・夏では、
土が乾いたのを確認してから
水をあげるようにしてくださいね。
これだけで、
春・夏はしっかりガジュマルが育ってくれます。
ぜひ、ガジュマルを室内で育て方(春・夏)の
参考にしてみてくださいね。
秋冬に室内でのガジュマルの育て方は?
参照元URL:http://blog-imgs-54.fc2.com
秋・冬は、春・夏と大きく異なり、
気温も一気に冷え込みやすくなります。
特に寒さが苦手なガジュマルは、
凍りつくような寒い環境では
非常に育ちにくいです。
また、秋・冬と季節が移り、
急激に冷え込んでしまうと
その寒暖の差に対応できず、
一気に葉を落としてしまうこともあります。
当然、秋・冬は、
ガジュマルの成長が
活発な時期ではありませんので、
吸水しづらくなりますし、
育て方も難しくなります。
では、具体的にどのような点を注意して
育てれば冬を乗り越えられるのか。
そのポイントをご紹介いたします。
まず、大切なのは温度管理です。
秋になり冷え込みが厳しくなってくると、
たとえ室内であっても
エアコンなどを入れていなければ、
室内の気温は下がっていきます。
そのため、
ガジュマルを育てる環境は、
ますます悪くなってしまうのです。
それは冬場になるともっと深刻。
先程、ガジュマルの基本的な育て方として
ご紹介しましたが、
最低でも、
室内の温度を5℃以上にキープしてください。
最低5度以上にキープできていれば、
人間でも参ってしまうような温度設定にしない限り
ガジュマルは暑さに強いので問題ありません。
とはいえ、先程もお話したように、
熱気が滞り、
空気がこもってしまうのは問題です。
秋・冬で若干外が冷え込んでいたとしても、
時折、窓を開けて空気の入れ替は必要です。
特に秋・冬の寒い季節は、
窓を締め切ってしまいがちになりやすいので、
気をつけましょう。
一方水のあげ方ですが、
秋・冬は、基本的に
控えめにあげるようにしてください。
何度も言いますが、
ガジュマルは春・夏の植物です。
秋はまだしも、特に冬場は、
活発に水分を根から吸ってくれません。
なので、あまり水をあげてしまうと、
すぐに根腐れしてしまいます。
根腐れしてしまう多くの方が、
秋・冬の育て方(水のあげ方)を
間違えて覚えてしまっているため、
このような現象が起こってしまいます。
基本的には土が乾いてから2~3日後に
水をあげる程度にしましょう。
その代わり、湿気に強いガジュマルは、
葉から直接水分を吸ってくれます。
なので、乾燥防止の意味も含めて、
霧吹きで水を吹きかけ、
直接ガジュマルの葉に
水をあげるようにしてください。
これだけで、
しっかり乾燥から身を防ぎ、
秋・冬を乗り越え成長していくことが出来ます。
特に秋・冬のガジュマルの育て方で、
水のあげ方は重要なので、
しっかり覚えておきましょう。
ガジュマルの葉が落ちる時の原因は?
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しっかり日光を浴びせているにも関わらず、
それでもガジュマルの葉が
落ちてしまうことはあります。
その理由として考えられることは主に2つ。
一つは害虫に栄養分を吸い取られてしまったこと。
もう一つは根腐れです。
まず、ガジュマルの木には、
「カイガラムシ」もしくは
白く小さな「ハダニ」がつきやすいです。
そのためこれらの害虫から
ガジュマルを守る必要があります。
ガイガラムシなら、
ブラシで擦り落とすのが
一番の駆除の方法。
ハダニなら、
殺虫剤で駆除するほうがベスト。
いずれもガジュマルの栄養を奪い取る
厄介な害虫なので、
しっかり駆除してあげてください。
次に、根腐れが原因の場合ですが、
この原因は完全に水のやりすぎです。
あまり水をやりすぎて
根っこがブヨブヨしてきた場合、
注意が必要。
この場合は水をあげずに
しばらく様子を見るしかありません。
また、根腐れをした場合の処置を施すことで
復活させる方法はありますが、
それをやってもだめな場合は、
復活させるのは非常に厳しいです。
くれぐれもこんな悲劇が訪れないように、
水のあげすぎには注意してくださいね。
ガジュマルの葉が落ちてしまった時の育て方は?
参照元URL:http://pds.exblog.jp
特に秋・冬のガジュマルの育て方を間違え、
水をあげすぎてしまうと、
ガジュマルが根腐れしてしまい、
葉が落ちてしまうことはよくあります。
普通なら「これで終わり」と
諦めてしまいがちですが、
ガジュマルは以外にタフな植物なので、
根腐れしても別の幹や根が元気なら
また復活してくれる場合がたたあります。
では、根腐れなどを起こして
ガジュマルの葉が落ちてしまった場合、
どのような対処(育て方)を施せば
また復活してくれるのでしょうか。
まず、ガジュマルの木を掘り起こし、
根腐れしている根・幹を全て取り除きます。
根腐れしている根は少し触るだけでも
ボロボロ落ちてしまうので、
道具を使わずとも除去することは可能です。
一方、幹に関しては、
ハサミかカッターを
用いて削るようにしましょう。
さすがに素手でやってしまうと
余計なところまで
傷つけてしまうかもしれませんし、
あくまでスカスカのところだけ
幹を削るようにしてあげるのが好ましいです。
以上のやり方で、
根腐れした部分を削ぎ落としたら、
次に土の入れ替えを行います。
特に秋・冬に根腐れを起こしている場合は、
既に元気がない場合が多いので、
出来る限り清潔な土を使い、
植え替えをしてあげるのがポイント。
例えば、肥料成分がなく、
害虫や雑菌が寄り付かない清潔な土として
赤玉土があります。
ただですら根腐れをして根を
剪定(せんてい)していますし、
特に秋・冬などは元気がない時期です。
栄養分が必要なのは分かりますが、
それ以上に、
虫や雑菌に侵されないことが重要。
なので、まず清潔な土として、
赤玉土を使ってみるのもおすすめです。
このような清潔で水分を多く含んでいない
園芸用の土を使い、
ガジュマルの木を植え替えてあげれば、
また復活してくれます。
ただし、秋・冬での植え替えは、
時期的に外したほうが無難。
どうしても根腐れがひどくて
対応しなければならない場合の
応急処置と考えてください。
また、その際、春・夏と比較すると、
復活の可能性は低くなることも
理解しておきましょう。
とはいえ、
復活の可能性は0ではありませんし、
特に春・夏の元気な時期は
この方法で根腐れを解消し、
また元気に育ってくれます。
一方、害虫が原因で
葉が落ちてしまう場合は、
害虫駆除をするのはもちろんのこと、
ガジュマルを育てる環境そのものを
見直しましょう。
害虫が発生するということは、
室内の空気が淀んでいるということの表れです。
まずは適度に窓を開けて空気を入れ替えます。
その上で温度管理を徹底してあげれば、
害虫はかなり防げます。
以上の方法を用いれば、
葉が落ちたときだけでなく
今後の対策もバッチリできるので、
再びガジュマルが元気に育ってくれますよ。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
ガジュマルを育てるのにおすすめのグッズ!
ガジュマルの育て方を実行するにあたり、
当然、常備しておいた方が良い
おすすめグッズもいくつかあります。
では、そのおすすめグッズ・アイテムを
3つご紹介しておきます。
ガジュマルを育てるにはハイドロカルチャーがおすすめ!
先程もお話ししたように、
特に、秋・冬のガジュマルの植え替えなどでは、
清潔な土を使う必要があります。
一応、本記事では、
清潔な土の代表として、
赤玉土をおすすめしております。
しかし、赤玉土を使いたくない場合、
一体どれが清潔な土なのか。
そもそも価格はいくらするのか…
おそらく、いろんな不安に駆られてしまうはず。
そこでおすすめしたいのが、
上記画像でも説明している、
ハイドロカルチャーです。
もともと、ハイドロカルチャーとは、
水耕栽培のことを意味し、
土なしでも水分だけで
植物を育てる手法を指した言葉です。
そこに注目して開発されたのが、
上記画像で説明している、
ハイドロカルチャーです。
粘土を練り込みボール状に形成し、
その上、高温で焼いて石状にして販売。
当然、高温で焼いているので、
既に雑菌は焼かれていますし、
土よりも清潔です。
さらに、石なので
部屋を汚すことなく、
何度も洗って再利用可能で非常に便利。
室内でガジュマルを育てる際には、
土とは異なり部屋を汚さなくても済みます。
また、植え替えの際にも
根に土が絡むというような、
面倒は起こりづらいです。
少しでも気軽にガジュマルを育てたいなら、
ハイドロカルチャーを、
ぜひ、活用してみてくださいね。
ガジュマルを育てるにはゼオライトがおすすめ!
みなさんはゼオライトという鉱物を
聞いたことがありますか?
実はこの鉱物は、
余分な不純物を取り除いてくれる
性質を持っている鉱物なんです。
そこで、
このゼオライトという鉱物を使うと、
ガジュマルの根腐れを防止してくれる
効果が期待できます。
不純物を取り除き、
活性炭のような効果をもたらすことで、
植木鉢内の水分の浄化を行ってくれるため、
腐敗防止が期待されるのです。
特にハイドロカルチャーを使わず、
土を使ってガジュマルを育てる場合は
効果が期待されます。
根腐れを防止する意味で、
ぜひゼオライトを使いましょう
ガジュマルを育てるには霧吹きがおすすめ!
特に秋・冬のガジュマルの育て方では、
土に水を含ませるのではなく、
葉に水を直接吹き付けてあげる方法を
ご紹介いたしました。
そこで、必要となるのが霧吹きです。
百円均一のものでも十分対応はできますが、
やはり、水の出が悪かったりするものも多く、
非常に不便。
そこでおすすめしたいのが、
上記画像で説明している霧吹きです。
この霧吹きは、見た目は
100均のものとあまり変わりありませんが、
使ってみると全く違うことに
気付かされる優れもの。
まず力を入れずに
軽くレバーを引くだけで、
しっかり水が霧状で出てくれます。
これだけでも非常に嬉しいのですが、
魅力はそれだけではありません。
どのように傾けて使用しても
均一に水が霧状に広がって出てくれるので、
観葉植物を育てるには非常におすすめ。
やはり、霧吹きである以上、
ちゃんと霧状に水が出てくれないことには
始まりません。
ぜひ、機能性の高い霧吹きを常備し、
効率的にガジュマルを育ててみてくださいね。
この記事を読んだ方からは、
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いかがでしたでしょうか?
今回は、ガジュマルの育て方のコツや、
あったら便利なグッズをご紹介いたしました。
少しでも知っていると
ガジュマルの育て方を間違えてしまい、
葉を落としてしまうことも防げますし、
最悪の場合また復活させることも可能です。
そんな情報を記事にしてみましたので、
ぜひ、ガジュマルを育てる際の
参考にしてみてくださいね。
以上、『ガジュマルの育て方!夏や冬に室内で育てる方法や葉が落ちる時は?』の記事でした。