家に着いて、傘を畳もうとしたら

表面についた雨の雫が

潰れて、ベッタリと表面に残ってる……

 

そんな経験がある方は

多いのではないでしょうか?

 

購入したばかりの傘は、

雨に濡れても水をはじくので

畳む前も、数回振れば綺麗になります。

 

しかし、使用期間が長くなって

防水効果が切れてきた傘

雨をうまく弾いてくれなくなるんです。

 

だからといって、まだ使える傘を

買い替える必要はありません。

 

防水スプレーを使えば、

傘を復活させることが可能です。

 

今回は、傘に防水スプレーをかけて

撥水を復活させる方法や、

おすすめの防水スプレーを、紹介していきます。

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傘に防水スプレーをかける時の方法は?

買ってきた防水スプレーを、

普通に傘にかけるだけでも

傘の撥水は復活します。

 

しかし、薄い色の傘や

晴雨兼用傘の場合などは、

適当にスプレーをかけてしまうと

染みができてしまうことも。

 

大切な傘を綺麗に長く使えるよう、

傘に防水スプレーをかける際の

正しいやり方を説明していきます。

 

手順1:傘の汚れを落とす


参考元:https://www.youtube.com/

防水スプレーをかける前に

傘を洗って、汚れを落としましょう

 

使用した後の傘に、そのまま

防水スプレーをかけると、

表面についた汚れごと

撥水加工されてしまいます。

 

そうなると、後から気が付いて

傘を洗ってもなかなか汚れが落ちない、

ということにも、なりかねません。

 

傘の汚れを落とす、と言っても

霧吹きシャワーなどを使用して

表面の汚れを洗い流すだけで、十分。

 

なかなか取れない、頑固な汚れがあれば

水で溶いた中性洗剤をつけた

柔らかいスポンジで、やさしく洗ってください。

 

ゴシゴシと強く拭いてしまうと

傘の布地を痛めてしまうので、

力を入れないようにしてくださいね。

 

 

手順2:防水スプレーをかける


参考元:https://www.youtube.com/

続いて、傘に防水スプレー

かけていきましょう。

 

特に薄い色の傘などの場合は

全体に使用する前に

目立たない場所に防水スプレーをかけて、

変色しないか、確認すると安心ですよ。

 

また、傘に防水スプレーをかける時は

20cm~40cm離れた場所から

噴霧するようにしましょう。

 

この距離については、

使用する防水スプレーの

説明書を確認してくださいね。

 

ムラなく、全体にスプレーして

傘の表面がしっとり濡れたら、完了です。

 

 

手順3:傘を陰干しする


参考元:https://www.youtube.com/

最後に防水スプレーをかけた傘を

乾かしていく時は、

陰干しをするようにしましょう。

 

日当たりの良い場所に置いて、

手早く乾かしてしまいたいところですが、

防水スプレーの中には、

直射日光で変色するものもあります。

 

そのため、傘は必ず

陰干しをしてくださいね。

 

スプレーが完全に乾くまでの時間は、

防水スプレーによって異なります。

 

使用する防水スプレーの

説明書を確認してくださいね。

 

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傘に防水スプレーをかける時の注意点は?

上の手順の中で紹介した以外にも、

傘に防水スプレーをかける時には、

注意していただきたい点があります。

 

下に、傘に防水スプレーをかける時の

注意点を4つ紹介していきます。

 

傘に防水スプレーをかける時は作業場所に注意!


参考元:https://www.photo-ac.com/

傘に防水スプレーをかける時は、

必ず、風通しの良い屋外

作業をするようにしましょう。

 

防水スプレーには、撥水加工のため

フッ素シリコンといった

様々な成分が含まれています。

 

そしてこれらの成分の中には、

吸い込むと気分が悪くなる

というものも含まれています。

 

特にフッ素樹脂が原料のものは

大量に吸い込んでしまうと

肺に付着してしまい、

呼吸困難を招く危険もあるのです。

 

防水スプレーを使用する時には、必ず外で。

 

マスクもかけてから、作業すると

より安心ですよ。

 

また、屋外であっても

乳幼児やペットの近くでは

使用しないようにしてくださいね。

 

 

傘に防水スプレーをかける時は火気に注意!


参考元:https://pixabay.com/

整髪料や、制汗剤など、

スプレー式の商品の中には

火気厳禁の注意書きがあるものが

多数存在しますよね。

 

もちろん、防水スプレーも火気厳禁です。

 

防水スプレーには、

成分のフッ素や、シリコンを溶かすための

有機溶剤が含まれています。

 

有機溶剤には引火性があるため、

火のそばで使用すると、大変危険です。

 

防水スプレーは、

火の気がない場所で、使用してください。

 

 

傘に防水スプレーをかける時は変色に注意!


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防水スプレーをしても

問題が無いはずの素材なのに

スプレーを使ったら、変色してしまった。

 

傘に限らず、靴やカバン

様々なものに利用できる、防水スプレーですが、

染みができやすいという、デメリットもあります。

 

特にかけ過ぎは、布地が変色する

一番の原因です。

 

たくさんかければ、

効果が長持ちする、強力になる

と思ってしまいがちですよね。

 

しかし防水スプレーは

一度にたくさんかけても、

意味がありません。

 

撥水効果を高めるためには

まめにスプレーをすることが大切です。

 

液だれをするほど大量にかけてしまうと、

垂れた防水スプレーの形に

染みが残ってしまうこともあります。

 

防水スプレーは、全体的にムラなく

傘が生乾きの洗濯もののように、

しっとり濡れる程度に、かけてくださいね。

 

 

傘に防水スプレーをかける時は日光に注意!


参考元:https://pixabay.com/

防水スプレーのかけ方の手順でも

紹介しましたが、

防水スプレーを乾かす時には

直射日光を当てないようにしてください。

 

防水スプレーは、乾ききる前に

日光に当ててしまうと

黄色く変色することがあります。

 

淡い色の傘や、晴雨兼用傘が

黄色く変色してしまうと

かなり目立ってしまいますよね。

 

屋外で、直射日光の当たらないところと、

防水スプレーが使用できる場所は

かなり限られてしまいます。

 

使用する前に、作業場所を確保してから

防水スプレーを、使用してくださいね。

 

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傘に防水スプレーをかける頻度は?


参考元:https://pixabay.com/

傘に防水スプレーをかける頻度は

傘の使用頻度に合わせて調整

するようにしましょう。

 

雨の続く梅雨時や、台風シーズンであれば

2週間に一度程度

 

晴天が続いて、あまり傘の出番が無ければ

2ヶ月に一度程度で、十分です。

 

出掛ける前に雨が降っていたからといって、

慌てて防水スプレーをかけても、

すぐには効果は期待できません。

 

特に雨の多い時期には、

安心して傘が使えるように

前もって防水スプレーで

傘の撥水効果を高めておきましょう。

 

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傘におすすめな防水スプレーは?

最近は、100円均一でも

手に入るようになった防水スプレー。

 

種類も豊富なため、どれを選ぶべきか

迷ってしまいますよね。

 

傘におすすめの防水スプレーを

5選紹介していきますので、

是非参考にしてくださいね。

 

傘におすすめな防水スプレー1


最初に紹介する

傘におすすめの防水スプレーは

アメダスです。

 

革靴の防水スプレーとして

シューズケアのお店などでも

取り扱いの多い、アメダス。

 

靴に使う防水スプレーの印象がありますが、

傘にも使える商品なんです。

 

アメダスは日本のシューズケアメーカー

コロンブスの商品のため、

日本の気候に合わせた効果が期待できます。

 

スプレーをして、15分で乾くという速乾性

忙しい時には嬉しいですよね。

 

 

傘におすすめな防水スプレー2


2番目に紹介する、

傘におすすめの防水スプレーは

ロックタイト 超強力防水スプレーです。

 

超強力長時間を謳う

こちらの防水スプレーは

効果が長時間続くのがポイントです。

 

撥水効果も高く、大雨の日など

普通の傘がびしょびしょになる時でも

雨を弾くことができますよ。

 

傘以外にも、雪かき用の手袋

スキーウェアレインコートなど

様々なものに使用できます。

 

 

傘におすすめな防水スプレー3


3番目に紹介する、

傘におすすめの防水スプレーは

3M スコッチガード

はっ水・防汚スプレーです。

 

シリコン樹脂、フッ素樹脂の他に

アクリル樹脂を使用した、こちらの商品は

布地に与えるダメージが少なく

型崩れさせにくいのが特徴です。

 

スプレーをしてから20分でにおいが

気にならなくなる、というのも

においに敏感な方には嬉しいですね。

 

 

傘におすすめな防水スプレー4


4番目に紹介する、

傘におすすめの防水スプレーは

ネバーウエットネオです。

 

アメリカで開発された、こちらの商品は

防水だけではなく、

防塵効果が高いのが特徴です。

 

日本製のものに比べると

においがきつめ、というデメリットも

ありますが、用途も豊富で

機能面では優れたスプレーですよ。

 

 

傘におすすめな防水スプレー5


最後に紹介する、

傘におすすめの防水スプレーは

KIWI防水・防汚スプレー です。

 

シューズケアメーカーとして

高い人気を誇るKIWIの商品である

こちらのスプレーは、

用途が豊富なのが特徴です。

 

スムースレザー、スエード、ヌバック

と様々な革製品にも使えるため

傘以外のものにも使用したい、

という方には、特におすすめですよ。

 

においが少しきついので、

マスクを着用して、使用すると安心です。

 

 

傘の撥水を復活させるには防水スプレー以外に他はある?


参考元:https://pixabay.com/

傘の撥水効果を高めたいけれど

防水スプレーが家にない。

 

そんな場合におすすめなのが、

ドライヤーを使ったテクニックです。

 

やり方はとても簡単で、

傘から10cm程離れた場所から

ドライヤーをあてるだけ

 

一箇所につき、30秒ほど温風をあてたら

隣に移動する、を繰り返して

傘全体にドライヤーをあてます。

 

これだけで、傘の撥水効果が

復活してくれるという

お手軽な裏技ですよ。

 

注意点は、長時間ドライヤーの熱を

傘にあてないようにすること。

 

布地が傷んでしまう恐れがあるので、

注意してくださいね。

 

効果が続く期間は、

防水スプレーには劣ってしまいますが、

とっさの時には便利な方法です。

 

これなら、防水スプレーのにおいが嫌な人

妊婦さんでも、安心して試せますよね。

 

いざという時のために、

覚えておきたい裏技です。

 

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いかがでしたでしょうか?

 

傘の撥水効果が切れてきてしまうと

もうそろそろ買い替え時かな?

と思ってしまいますよね。

 

しかし、防水スプレーを使用して

こまめにメンテナンスを行えば

お気に入りの傘を

長く使うことができます。

 

雨や雪が予想される日の前に

しっかり傘のメンテナンスをして

悪天候に備えましょう。

 

以上『傘に防水スプレーをかけて撥水を復活させる時の方法や注意点、おすすめスプレーも!』の記事でした!

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