今も昔も変わらずに、
世界中から旅行先として
熱い憧れの眼差しを向けられる国が
フランスです。
グルメ・ファッション・文化と
豊潤なフランスなので
どれか一つを代表として
選ぶことは難しいですよね。
今回はこれさえ押さえれば、
フランス旅行アイディアに役立つ
「フランスといえば!」の
要約大全をご紹介致しますよ。
フランスといえば食べ物はなに?
フランスは農業大国なので、
シンプルな食べ物が非常に美味しい国。
洗練された世界三大美食の礎を支える
ベースの食材も見逃せませんよ。
フランスといえばシャンパーニュ!
フランスといえばやっぱり
シャンパーニュ!
食べ物ではありませんが
世界的に華やかな席に欠かせない、
有名なフランス産の飲み物ですよね。
実はシャンパーニュを名乗れる発泡ワインは
世界でもシャンパーニュ地方で
作られているものだけなんです。
収穫の良かった年のブドウのみで作り、
3年以上熟成させる最高級のミレジメは
とっておきのシーンにふさわしい
まさに黄金の飲む宝石と言えますよ。
フランスといえばバター!
フランスといえば日本でも大人気の
エシレを始めとするバターが名産です。
こっくり濃厚な味わいなのに
フレッシュなクリーミーさが
しっかり主張しています。
料理やお菓子の味わいを一段と
その風味でドレスアップしてくれますよ。
しかも新鮮で美味しいバターは
いくら頂いても胃にもたれず、
肌を滑らかにしてかつ太らないんです!
これは是非フランスに行ったら
お土産として持ち帰りたいですよね。
フランスといえばバゲット!
フランスといえば日本人にとって
主食のお米のように、
バゲットを欠かすことはできません。
朝・晩とその町で一番美味しい
ブランジュリー(パン屋)さんの前に
バゲットを求める人の行列ができます。
薬で漂白しない小麦・水・塩のみで
作られるバゲットが真正バゲット。
フランス人は家まで待ちきれずに
歩きながらちぎって食べてしまう情景も、
フランスらしい微笑ましいものです。
フランスといえばチーズ!
フランスにはおよそ1000種類を超える
チーズが存在すると言われています。
牛・羊・ヤギのミルクをもとに
ウォッシュタイプからハードタイプ、
フレッシュタイプと
必ずおのおのに好みのチーズがあるんです。
フランスといえば畜産大国でもあるので
チーズは食事に欠かせない
タンパク源の一つなんですよ。
美味しいチーズとバゲットさえあれば
この上ない幸せ、というフランス人の感覚は、
日本では美味しいお漬物とご飯ですから
親近感がわきますね!
フランスといえば観光スポットはどこ?
フランスは首都のパリはもちろん、
全土に歴史を感じさせる観光スポットに
溢れていますよ。
その中でも世界各国の観光客が
必ず訪れるフランスといえばの
人気観光スポットはどこなのでしょうか?
フランスといえばエッフェル塔!
参照元:https://www.toureiffel.paris/
フランスといえばイメージとして
定着しているのはパリのエッフェル塔ですよね。
「鉄の貴婦人」とも呼ばれる
この美しい鉄塔は
歴史としては比較的浅く、
19世紀後半のパリ万博に建設されたもの。
その頃にロンドン留学していた
文豪・夏目漱石も
「巴里に行って昇ってみたかった」と
憧れていたほどなので、
現代までも連綿と続く人気に驚きますね。
エッフェル塔は夜になると
毎時刻ぴったりに、
まるでシャンパーニュの泡のように
美しくイルミネーションが点滅しますが
カップル旅行にぴったりのロマンティックさですよ。
フランスといえばモン・サン=ミシェル!
参照元:http://www.via-compostela.com/
フランスといえば海に浮かぶ修道院、
ノルマンディー地方の
モン・サン=ミッシェルが
人気の観光スポットです。
絶海の孤島にそそり立つ荘厳な修道院は
巡礼地としても有名です。
グルメのほうもインスタ映えする
スフレのようにふわふわな
大きな名物オムレツを外せません。
干潟に遊ぶ名産のプレサレという
黒い羊は海水塩分を含んだ草を食み、
そのおかげで肉が柔らかく美味なので
是非ご賞味を!
フランスといえばパレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ!
参照元:https://france3-regions.francetvinfo.fr/
フランスといえば、映画の国でもあります。
カンヌのパレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレは
毎年春先の世界的権威がある映画祭、
カンヌ映画祭の会場なんです。
シーズン外は観光客も
中に入ることが可能ですし、
有名なセレブや俳優たちが歩いた
レッドカーペットも歩けます。
有名スターの残した手形と
写真を撮るのもいいですが、
ドレスアップして横にあるカジノで
セレブ気分を楽しむのも人気ですよ。
フランスといえばディズニーランド・パリ!
参照元:https://www.parisinfo.com/
フランスといえばヨーロッパ唯一の、
そして世界で2番目に大きい
ディズニーランド・パリがあることでも有名です。
パリ郊外とあって、
アクセスが非常にいいので
世界中からお決まり観光コースの息抜きに、
そして子連れ旅行での
お役立ち観光スポットとして
観光客が絶えません。
パリオリジナルのアトラクションの
「眠れる森の美女ギャラリー」、
「アリスの迷路」などレアスポットは
外さずに体験しましょう!
フランスといえばお土産はなに?
フランスといえばおしゃれとグルメの国、
あれもこれもお土産として
持ち帰りたくなってしまいます!
安くても気の利いたお土産が
どこでも手軽に買えますよ。
フランスといえばマカロン!
日本でもフランスといえば
定番のおしゃれお菓子はマカロンとして
根付いていますよね。
卵白と砂糖、クリームだけなのに
洗練された味とヴィジュアルで、
しかも軽いのでお土産にぴったり。
有名店のマカロンはもちろんですが、
普通の街角のブランジュリー(パン屋)の
1つが手をいっぱいに広げたサイズの
巨大マカロンもハイレベルな味わい。
トリュフクリーム味など
日本ではなかなか味わえないフレーバーを、
是非試してみましょう。
フランスといえばチョコレート!
フランスといえば洗練された
チョコレートもお土産に外せませんよね。
フランスでは一人当たりの
チョコレート消費量は、
年間一人当たり6㎏強もあるんです。
ショコラトゥリー(チョコレート屋)には
老若男女を問わず、
いつも人が溢れているのも納得!
殆どの有名ショコラティエは
日本にお店がありますが、
まだ未進出で最高峰の呼び声が高い
ジャック・ジュナンのチョコレートは
レアなお土産に最適ですよ。
フランスといえばモノプリエコバッグ!
フランスといえばエコロジーに
力を入れている国でもあります。
買い物にはエコバッグが必須ですが、
大手チェーンスーパー・モノプリで売っている
1ユーロ弱のナイロンバッグが
お土産として大人気!
おしゃれなモチーフデザインは
よく変わりますが、
それゆえ限定になりやすいんです。
A4サイズのノートも分厚い本も入る
丈夫な作りですし、
実用性に富んでおしゃれで軽いので
お土産としての持ち帰りにも邪魔になりません。
フランスといえば動物は何?
フランスにはなかなか、
固有の動物がいそうにありませんよね。
しかしシンボルとして「ああ、あれ!」と
フランスといえば思い浮かぶ動物、
あなたも知っているはずですよ。
フランスといえばフレンチブルドッグ!
参照元:https://www.woopets.fr/
フランスといえばというより、
雑誌やテレビでおしゃれなパリジャンが
連れていることが多い
フレンチブルドッグ!
もとは英国人が連れて渡ってきたブルドッグが
パグなどと交配してできた品種なんですよ。
フランス人は大きい犬が好きですが、
パリは首都とはいえ面積は
東京の山手線圏内に収まってしまうほどで
景観保護のため新しい建物も立てられないので
狭いアパルトマン暮らしが主流です。
そんな場所でも飼えるペットとし人気なのが
小型犬の愛らしいフレンチブルドッグ。
カジュアルシックなパリジャンが、
古い町並みをフレンチブルドッグと
散歩しているのは絵になりますよね。
フランスといえば雄鶏!
参照元:http://www.likelecoqsportif.com/
フランスといえばル・コック(雄鶏)でしょう。
フランスの国鳥が雄鶏?と
思われるでしょうが、
フランス人のルーツであるガリア人と
雄鶏がラテン語では同じ発音であることからなんです。
有名なフランスのスポーツブランド、
雄鶏マークのル・コックは
皆さんもご存知ですよね。
堂々と胸を張り、
高らかに鬨をつくる
雄々しい雄鶏の姿に
強い国としての理想を託しているんですよ。
フランスといえば服装は?
参照元:https://cdn.leslipfrancais.fr/
フランスといえばファッションの国。
多くの世界的ハイブランドを生み出しているので
さぞフランス人はおしゃれな服装だという
イメージがありますよね。
しかしフランス人が好む服装は
男女と共にジーンズにシャツ、という
極めてシンプルで動きやすいもの。
ただし色合わせや素材合わせには
こだわるところは、
さすがおしゃれな国民性ですね。
フランスといえば文化は?
参照元:https://www.lexpress.fr/
フランスは植民地時代の
複雑な政治背景もあって、
文化が多様に入りまじっているところこそ
フランスという意識なんです。
パリの街は特に
メトロポリタンで移民が多く、
中東系・アフリカ系・中華系をはじめ
とにかく世界中の文化のるつぼ。
言い換えるとフランスに来ると、
日常的にそれらの文化に
気軽に触れてしまえます。
フランス人に人気がある食べ物屋さんは
アラブの煮込みのクスクスやレバノン料理、
ヴェトナムやタイ料理というところにも
それが顕著に表れていますよ。
王政時代から外国人の王妃、
とりわけイタリアやスペイン、
オーストリアの姫君たちを
多く迎えてきた影響で、
これらの国の文化が発展応用したのが
今のフランスの文化なんです。
フランスといえば有名人は誰?
フランスといえばの有名人には、
日本人もよく知っている
“あんな人たち”がいます!
フランスといえばジェーン・バーキン!
参照元:https://elpais.com/
フランスといえばフレンチカジュアルの
草分けになったジェーン・バーキン!
彼女は英国人ですが、
フランスの伝説的マルチアーティスト・
セルジュ・ゲンズブールの
パートナーとなったことで
そのおしゃれなゆるカジスタイルが
今やフレンチシックの定番の礎を作った人。
彼女の娘・女優で歌手の
シャルロット・ゲンズブールも、
日本では有名なおしゃれフランス人の
代表として知られていますね。
フランスといえばジョエル・ロブション!
参照元:https://www.joel-robuchon.com/
フランスといえばフレンチの帝王で、
2022年8月に亡くなった
ジョエル・ロブションを
忘れることはできませんね。
フランス料理への貢献と功労に、
国家からいくつもの勲章を
授けられてもいる人なんですよ。
日本を愛した
フレンチの巨匠のお店では
日本食材を巧みに料理に融合させた
洗練の極みの味わいで、
ずっと忘れずに愛されていくことでしょう。
フランスといえばエマニュエル・マクロン大統領!
参照元:https://www.20minutes.fr/
フランスといえば若き共和国現大統領、
エマニュエル・マクロンは
世界中の注目の的です。
2022年にわずか40歳で国家を任される
大統領職に就任したマクロンは、
その熱い情熱と並外れた鋭利な頭脳。
かのフランス英雄ナポレオンに似た風貌で
フランス国民の期待を一身に集めています。
元々ロスチャイルド銀行で
副社長格にまで昇り詰めるほどの
手腕だったので、
低迷し続けるフランス経済と物価の高騰、
貧困格差の是正への改善に力を入れています。
私生活も並外れてオリジナリティがあります。
元高校同級生の母親で
自分の教師でもあった24歳年上の
初恋の女性がパートナーであることは
世界中で周知の事実ですよね。
フランスといえば滝川クリステル!
参照元:http://christelfoundation.org/
日本で最もよく知られる
フランスの匂いを感じさせる有名人として、
滝川クリステルさんが挙げられます。
日仏ハーフでパリ生まれの
元アナウンサーのクリステルさんは
「お・も・て・な・し」で知られますが、
美しく知的で落ち着いた雰囲気に
フランスのイメージが重なりますよね。
今は動物保護団体支援を
精力的に行なわれて、
強くしなやかなタフさも
魅力的な女性です。
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いかがでしたか?
フランスといえば豊穣で
美しいものに溢れた夢のような国、
というイメージが先行しますが
歴史的背景や現状には
重く暗いものも背負っているんですね。
だからこそ一層美しさが増しますし、
このような点を知識として持って赴くと
より深くフランスを楽しめますよ。
以上、『フランスといえば何?食べ物や観光スポット、お土産や動物、服装や文化は?』の記事でした。