特に女性はかわいいピアスを身に着け、
おしゃれしたいと考えている人は多いはず。
しかし、ピアス穴を開けた後の
消毒の仕方やタイミングなど、
いろんな話がネット上で飛び交い、
何が正しいのか分からず悩む人も多いです。
そこで、今回は
ピアス穴の消毒方法として、
おすすめのやり方やタイミング、
そして、おすすめの消毒液・グッズを
ご紹介していきます。
ぜひ、ピアス穴を開けた時の
参考にしてみてくださいね。
ピアス穴を消毒しないとどうなる?
参照元URL:http://rin-kyo.com
よくピアス穴を消毒しないと、
雑菌などが入り込み化膿してしまう
なんて話を耳にしませんか?
確かに化膿してしまうケースはありますし、
それも一部は正解です。
ただ、厳密には間違った情報であることも事実。
確かに昔は、
消毒することが大切とされていました。
それは、擦り傷などの治療と同じ考え方で、
雑菌が入り込まないようにまずは消毒すると
考えられてきたからです。
しかし、近年は、
自然治癒力を生かした治療法が
一般的に用いられています。
モイストヒーリングという治療法がその方法。
その治療法は、
傷口に雑菌が入り込まないように
しっかり洗浄して清潔な状態にして、
専用の絆創膏で、
傷口を追うだけというシンプルな治療法です。
この治療法を用いることで、
傷を治そうと、
体から分泌液が出て
傷をしっかり修復してくれるという仕組みです。
しかし、そこで消毒液を使ってしまうと、
せっかくの体の細胞が破壊されてしまいます。
その結果、炎症やかさぶたができてしまい、
うまく修復できなくなってしまうのです。
この話はピアス穴にも共通しています。
特に穴を開けたばかりで
安定していない状況の時に
消毒しすぎてしまうと、
逆にかさぶたなどが
できてしまう結果を招きかねません。
なので、
「消毒しないとどうなるのか?」
と質問されたら、
何かおかしなことが起こるというより、
トラブルが発生しづらいという答えになるでしょう。
ただし、全くケアをしない
ということではありません。
洗浄もせずに放置していたら、
当然、雑菌は入り込んでしまいますし、
最悪化膿して傷が悪化してしまう恐れも
出てしまいます。
なので、医師に相談した上で、
洗浄することはもちろんのこと、
適切なタイミング・適切な方法で、
消毒することも時に必要と覚えておきましょう。
ピアス穴を消毒しないといけない期間は?
参照元URL:http://pierce.nanacollect.com
ピアス穴を消毒しないといけない期間は、
大体1ヶ月前後と言われています。
これは、ピアス穴を開けたときに出てくる
分泌液(傷を防ごうとする体液)が
出てこなくなるまでの間の目安と考えればいいです。
つまりピアス穴が安定し
本当の意味で完成するまでの期間、
消毒は必要と考えると分かりやすいです。
ただし、いくら消毒が必要だからといって、
消毒しすぎはNG。
それは、先程お話しした通り、
自然治癒力で傷を治そうとしている細胞を
破壊してしまいかねない行動だから、
極端に言えば消毒はしないほうが良いのです。
とはいえ、いろんな状況によって、
雑菌が入り込んでしまうこともありますよね。
特に、ピアス穴が不安定な最初の1ヶ月は、
消毒することも必要と言われています。
つい指でピアスホールを触ってしまった。
運動をして汗をかいてしまった。
雑菌が入りやすくなる環境は、
日常生活においてたくさん発生します。
そういった時に、
洗浄・消毒してあげることは、
非常に大切。
もちろん、ネット情報だけをうのみにして、
消毒してしまうのは危険。
そもそも治療法と同じで、
効果には個人差がつきものなので、
まずは医師に相談することが大切です。
医師の指示に従った上で、
消毒を行うことを前提として、
一つの目安として、
1ヶ月=消毒が必要な期間と理解しましょう。
ピアス穴を消毒するタイミングは?
参照元URL:http://b-cube-program.com
基本的にピアス穴を消毒しすぎると
肌のトラブルを招くだけ。
これは冒頭からお話ししているとおりです。
なので、まずはピアス穴を開ける際に、
医師にその後のケアを相談し、
対応していくことが大前提。
その上で、消毒するタイミングを
一つの目安として把握しておくことは大切です。
毎日の様に消毒していいかどうか
確認しに病院へ行くのもキリがありませんし、
なによりも夜間に病院が閉まっている時は、
確認のしようがありません。
あくまで事前の相談は必要ですが、
ある程度タイミングを把握することは、
適切に消毒する上で重要なのです。
では、どのタイミングで、
ピアス穴を消毒すれば良いのでしょうか。
答えとしては、
ずばりお風呂上がりを一つのタイミングと
捉えてください。
これは、転んでしまったり
何かしら耳に衝撃が加わったりなど、
別途トラブルが発生していないことが大前提。
このようなトラブルが起こった場合は、
まず洗浄する必要がありますし、
明らかにピアス穴が汚れて
ケガが大きくなった場合は、
消毒も必要な場合はあります。
ただし、これは例外であり、
通常は、洗浄を中心に行うだけでOK。
あとは、1日1回お風呂上がりに
軽く消毒するだけで構いません。
その理由は、先程からお話ししている通り、
消毒しすぎないことが、
肌のトラブルを防ぎやすいからです。
せっかくかわいくおしゃれしたいために
ピアス穴を開けたのに、
かさぶたができて汚く見えてしまっては、
意味がありませんよね。
なので、あくまで消毒は
余計な雑菌が入り込んで
化膿してしまわないための
補助的な処置と考えましょう。
その上で、医師の指示の下、
適切なタイミングで消毒するようにしてくださいね。
ピアス穴を消毒する方法ややり方は?
ピアス穴を開けた後のケアとして、
時折、消毒する必要はあります。
いくら消毒しないほうが良いと言っても、
雑菌に感染して破傷風にかかってしまった場合、
最悪、死の危険性もあるので、
全く無視していいというわけではないのです。
では、具体的にどのような消毒をすれば、
ピアス穴を雑菌の感染から防ぎ
その上で、細胞を破壊せず
正しくピアス穴をケアできるのでしょうか。
そのやり方を、これから手順を追って
解説していきます。
ピアス穴の消毒方法!『手順1』
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ピアス穴を消毒するには、
冒頭からお話ししている通り洗浄が必要です。
なので、まずはピアス穴の消毒方法手順1として、
洗浄のやり方を覚えておきましょう。
具体的な洗浄方法は、
まず刺激の少ない
ボディーソープかせっけんを泡立て、
ピアス穴に直接塗って洗います。
この際、ピアススタッドは外さず、
くるくる回すなどして、
ピアス穴と一緒に洗っておきます。
特にピアス穴を定着させるまでに
身につけるファーストピアスは、
しばらく付けておく必要があるので、
汚れがたまりやすいです。
かといって外してしまうと、
ピアス穴を余計に刺激し、
傷を悪化させてしまうだけなので、
そのまま一緒に洗浄することが大切です。
また、洗い終わったら、
きちんとすすぐことも
忘れないようにしましょう。
きれいにすすがずに、
せっけんなどの泡が残っていると
皮脂汚れの原因となりますので、
そのことは忘れないでください。
次に、すすぎまで終わったら、
綿棒などを使い、
ピアス穴周辺の水分をしっかり拭いましょう。
この時ドライヤーで
ピアス穴を乾かすのも良いです。
水分を取らずに、そのまま放置しておくと、
ファーストピアスなどをさびつかせ、
雑菌が入り込んでしまう原因となります。
また、そのことで、
ピアス穴を化膿させてしまう恐れも出てきます。
しっかり水分を拭いケアしてくださいね。
ピアス穴の消毒方法!『手順2』
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さて、ピアス穴を洗浄し終えたら、
今度は消毒に移ります。
基本的なやり方は、
まず消毒液を綿棒に付着させ、
ピアス穴周辺に塗っていく方法がベスト。
また、洗浄するのと同じように、
ファーストピアスに消毒液を塗って
コロコロ転がすやり方でもOK。
どのみちファーストピアスも消毒しないと、
消毒の意味が薄れていくので、
厳密にはこの方法が良いかもしれませんよ。
綿棒を使っても
ファーストピアスを使っても、
どちらの方法でも構いません。
ただ、一つ注意してほしいことがあります。
それは、ピアス穴に
直接消毒液を塗らないことです。
冒頭からお話ししている通り、
あまり刺激の強い消毒液を
そのままダイレクトに塗ってしまうと、
細胞までも破壊されてしまい、
自然治癒能力までも低下してしまいます。
結果、かさぶたができ、
将来、傷がしみになって
永遠に残ってしまうなど、
かなり悪影響をおよぼすことも考えられます。
なので、直接消毒液を塗る方法は、
間違ったやり方と覚え、
優しく間接的に塗る方法として
綿棒やファーストピアスを使った
消毒のやり方を覚えましょう。
ピアス穴の消毒方法!『手順3』
参照元URL:http://pierce.nanacollect.com
せっかくピアス穴を消毒したのに、
そのままほったらかしでは
また雑菌が入りこみ、
化膿してしまうかもしれません。
そこで、最後に、
雑菌が入らないようにピアス穴を
保護する必要があります。
その方法としておすすめしたいのは、
ピアス穴を清潔に保ち保護する
専用ジェルを塗る方法。
後ほど、
おすすめグッズとしてご紹介いたしますが、
モイストヒーリングするための絆創膏のように、
ピアス穴を保護するためのジェルもあります。
そのジェルをピアス穴周辺に
綿棒などを使って塗るだけで、
ピアス穴を雑菌から防ぐことが出来るので
非常におすすめです。
もちろん、ジェルを塗ったからといって、
必ず雑菌が入らないということではありません。
あくまで雑菌が
入りづらくするための予防策です。
しかし、これをやるとやらないとでは、
大きく差が出て来ることは確か。
少しでも雑菌が入らないようにするには、
清潔を保つことは必要不可欠なので、
必ず、保護するための専用ジェルを塗り、
雑菌が入らないよう予防しましょう。
ピアス穴を消毒する時におすすめな消毒液は?
最後に、ピアス穴を消毒するために、
あったら便利なおすすめグッズをご紹介します。
間違ったやり方で
消毒しても意味ありませんし、
せっかくあると便利なグッズがあるなら
活用しないと損です。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
ピアス穴の消毒にはピアジェリーがおすすめ!
ピアジェリーは、先程ご紹介した
ピアス穴を保護して清潔に保つための
ジェル状の保護液です。
基本的な使い方は先程ご紹介した通り。
洗浄・消毒して、
ピアス穴の水分をしっかり拭った後、
専用綿棒でピアス穴の表面・裏面に
このジェルを付けてください。
たったこれだけのやり方で、
しっかりピアス穴を雑菌から保護してくれます。
とはいえ、
一度塗ったら一生効果を
発揮するものではありません。
やはり一日一度、
お風呂から出てきたタイミングで塗るのが、
ベストなやり方です。
ぜひ、ピアス穴を保護するためにも
あると非常に便利なのでピアジェリーは
常備しておきましょう。
ピアス穴の消毒にはピアフロスがおすすめ!
ピアス穴を消毒するには
ピアス穴を洗浄し、
汚れが取れていることが大前提。
しかし、
お風呂に入っている時間がなく、
忙しい中消毒だけしたいということも
あるかもしれません。
そんな時は、
ピアフロスという糸状のお掃除棒を使用し、
汚れを拭い去ることをおすすめします。
このピアフロスというグッズは、
歯の細かい掃除に使う
デンタルフロスと同じと考えると
分かりやすいです。
糸状になったフロスを
付属されているハーブウォーターに浸し、
ピアス穴に通してあげるだけで、
汚れが取れるというすぐれもの。
これがあるだけで、
ピアス穴を清潔に保つこともでき、
非常に便利でおすすめです。
ピアス穴を清潔に保つことは、
冒頭からお話ししている通り、
非常に大切なことです。
ぜひ、ピアス穴の消毒を
よりよく効果的なものとするためにも、
ピアス穴の汚れを取ってくれる
ピアフロスを常備しておいてくださいね。
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いかがでしたでしょうか?
今回は、
ピアス穴を初めて開けた人向けに、
ピアス穴の消毒する方法・やり方や、
消毒しなければいけない期間を中心に、
参考となる情報をご紹介させていただきました。
ぜひ、ピアス穴を開けた時のケアに
困惑されている方は、
一つの参考としてみてくださいね。
以上『ピアス穴の消毒方法!おすすめのやり方や市販の消毒液のご紹介!』の記事でした。