夜空を華麗に彩る打ち上げ花火もいいですが、
皆で集まって手軽にできる手持ち花火も、
違った趣があり、まさに日本の夏って感じですよね。
そんな手持ち花火では、
浴衣や甚平に着替えて夕涼みがてら、
家族や仲の良い友達で楽しめば、
素敵な夏の思い出が、また一つ増えるのではないでしょうか？
そこで今回は、手持ち花火の種類や
おすすめの手持ち花火をご紹介したいと思います。
手持ち花火の種類をご紹介！
一目ご覧いただければ、
「ああ、あの花火ってそういう名前だったのか。」
と、きっと納得していただける手持ち花火の種類を
早速、ご紹介していきましょう。
●手持ち花火の種類１『線香花火』
参照元URL：https://kinarino.jp
手持ち花火の中で、
最も伝統のある種類といえば、
なんといっても線香花火。
赤く輝く火の玉から四方に飛び散る火花は、
点火後、様々な種類に形を変え私達の目を
楽しませてくれますよね。
地方によっては、
松になれ、柳になれ…なんて、
はやし言葉をつけて楽しむこともあり、
とっても風情がある手持ち花火になっております。
斜め45度に持つ事が線香花火を長持ちさせる
秘訣なのだそうですが、
今年は誰の線香花火が最後まで残るか、
皆で競争するのもおすすめの楽しみ方です。
※線香花火の豆知識
参照元URL：http://image.rakuten.co.jp/
線香花火は関東と関西で、
それぞれ種類が違うのは皆さん、ご存知でしょうか？
伝統的に関東では柄の部分が紙の『長手』が主流、
方や関西では柄がわらや竹ひごの『すぼ手』が
一般的なんだそうです。
その昔、稲作が盛んな関西地方で、
すぼ手が普及し香炉に線香花火を立てて鑑賞する遊びが、
京都のお公家さんの間で大流行したのだとか。
その後、江戸に伝わった線香花火ですが、
江戸ではわらが手に入りにくかったため、
代わりに紙を使った長手が関東に広まったのだそうです。
機会があれば、そんな線香花火の豆知識、
一緒に手持ち花火を楽しんでいるお仲間さん達にも
披露してあげてくださいね。
●手持ち花火の種類２『ススキ花火』
参照元URL：http://sozaing.com/
花火に火をつけると「シュー」っという音と共に、
まるでススキの穂のように、
長い火花が飛び出すのがススキ花火の特徴です。
色のバリエーションも豊富で勢いがあり、
華やかな種類なので子供達には
一番、人気のある手持ち花火かもしれません。
ですが、その火勢は意外に強く、
点火の際は十分に注意される事をおすすめします。
先端の紙の部分に火をつけると、
紙だけ燃え、筒の部分の火薬に火がつかない場合もありますので、
きちんと筒の部分に点火することも肝心です。
また、火薬の詰まった筒の途中にいきなり点火すると、
大きな火の玉になったり爆発する事もあるので、
この種類の手持ち花火の扱いには、
くれぐれも注意することをおすすめします。
●手持ち花火の種類３『変色花火』
参照元URL：http://www.hanabi-quest.com/
参照元URL：https://youtu.be/pLEkPbscTsE
花火に点火後、何色にも火花の色が変わる変色花火は、
次はどんな色になるのだろうと最後まで目が離せず、
大人も子供も楽しめる種類の手持ち花火ですよね。
3色程度の変化から多いものでは20色という
多彩な変化をする花火まで色々な種類が存在します。
因みに、この色の変化は火薬の中に含まれる
金属が燃える際に出るもので、
仕込む金属の種類により様々に変わるのだそうです。
そう考えてみると、
なんだか理科の実験みたいで、
大人も童心に返って楽しめそうな手持ち花火ですよね。
●手持ち花火の種類４『スパーク花火』
参照元URL：http://blog-imgs-19-origin.fc2.com/
線香花火を豪華にしたような印象のスパーク花火は、
まるで雪の結晶みたいに繊細な火花が、
パチパチという音と共に四方に広がる手持ち花火です。
煙も少なく火勢もそれ程強くないので、
小さな子供さんでも安心して楽しんでいただける
手持ち花火の種類となっております。
また、この花火は火花の出る様がとりわけ美しく、
情緒もたっぷりなので、
恋人同士で静かに楽しまれるのも、
雰囲気があっておすすめです。
夏の思い出に残る印象深い手持ち花火の
種類となっております。
●手持ち花火の種類５『絵形花火』
参照元URL：http://www.hanabiyasan.co.jp/
動物やアニメのキャラクターなどの柄が付いている絵形花火は、
放出される火花はススキ花火とほぼ同じですが、
特に子供さんにおすすめの手持ち花火の種類です。
ただ、この種類の手持ち花火は、
デザインによってはもち手の部分が短いものもありますので、
小さなお子さんが楽しまれる場合は、
少し注意してみてあげることをおすすめします。
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いかがだったでしょうか？
手持ち花火といっても種類は様々で、
それぞれの楽しみ方がございます。
今年は皆さんの楽しい夏の思い出に、
手持ち花火もぜひ加えていただければと思います。
以上今回は『手持ち花火の種類やおすすめな手持ち花火のご紹介！』の記事でした。
