新生児の間はベビーバスで沐浴していた赤ちゃんも
一か月検診を無事終えたころから、
いよいよ普通のお家のお風呂デビューとなります。
ですが、一人目の赤ちゃんの場合や、
まだ首の座っていない小さな赤ちゃんを
普通のお風呂に入れるのは、
入れ方もよくわからず新米のパパとママにとっては、
とても勇気がいりますよね。
とはいえ、基本的には、
お風呂がとっても好きな赤ちゃんですから、
上手なお風呂の入れ方で、
楽しいバスタイムにしてあげたいものです。
そこで今回は、
大人、二人の連係プレーで行う
赤ちゃんのお風呂の入れ方をメインにご紹介し、
併せて、大人一人の時の赤ちゃんのお風呂の入れ方を
ご紹介していきたいと思います。
大人二人で行う赤ちゃんのお風呂の入れ方は?
参照元URL:http://1.bp.blogspot.com/
赤ちゃんのお風呂の入れ方で大切なのは、
全てをできるだけスムーズに進めることです。
出来れば、赤ちゃんをお風呂に入れる人と
それ以外の準備をする人がいると、
作業が分担できもたもたしないお風呂の入れ方ができます。
ここではパパとママが二人で協力して、
赤ちゃんをお風呂に入れる、という設定で、
入れ方を順を追ってご紹介していきたいと思います。
●赤ちゃんのお風呂の入れ方(ステップ1)
まずは赤ちゃんのお風呂に必要なものを準備します。
実際の入浴で使うものと、入浴後に必要なアイテムを
パパとママでそれぞれ分担し、準備しておきましょう。
~ママ~
参照元URL:http://www.kohjin.ne.jp/
ママは赤ちゃんの入浴後に必要なものを
室内で準備しましょう。
必要な物としましては、
・大きめのバスタオル×1
・タオル 1~2枚
・ベビー服とオムツ
・ベビーオイルや綿棒
などがございます。
冬場は、赤ちゃんが風邪をひかないよう、
予め室内を暖かくしてから始めるといいですね。
またお風呂の後、赤ちゃんが湯冷めしないよう、
ベビー服やオムツは着せる順に出しておけば、
段取りがよくなり、おすすめです。
~パパ~
参照元URL:http://jampro0220.sub.jp/
パパは赤ちゃんの入浴に必要なものをお風呂場で準備して、
そのまま待機します。
必要な物としましては、
・バスタオル×1
※赤ちゃんの体を洗う時、膝の上に敷く
・ガーゼのハンカチ、1~2枚
.ベビーソープ
などがございます。
準備が整ったらパパはお湯加減をチェックし、
お風呂に浸かってスタンバイしておきましょう。
お風呂の温度は冬場は40℃前後、
夏場が38℃位が目安となります。
大人には少しぬるめですが、
のぼせやすい赤ちゃんに合わせるのが、
上手なお風呂の入れ方のポイントです。
また、この時パパは浴室内の温度も、
赤ちゃんに適温か気を付けてあげてくださいね。
●赤ちゃんのお風呂の入れ方(ステップ2)
次は赤ちゃんの体を洗いましょう。
ママが浴槽のパパに、赤ちゃんを渡し、
湯船で赤ちゃんの体を洗う入れ方もありますが、
赤ちゃんの体は洗い場で洗っても勿論構いません。
ここではママとパパの連係がとても大切ですが、
最初は勝手がわからずおろおろしてしまっても何回かすると、
自然と上手く協力し合えるようになるので心配はご無用です。
~ママ~
参照元URL:https://youtu.be/hFJWIQXIzEM
赤ちゃんの服を脱がせて浴室に連れて行き、
赤ちゃんの体に異常はないか、
よく確認しながらガーゼを使って、
丁寧かつ要領よく体を洗います。
赤ちゃんの体を洗う手順は、
基本的には沐浴と同様に
顔→頭部→上半身→下半身の順で体の前側を洗い、
そのあと赤ちゃんの体をひっくり返して背中やお尻を洗っていきます。
動画のように、パパが赤ちゃんの体を支ている間に
ママが赤ちゃんを洗ってあげる入れ方だと、
作業が分割でき、手早くお風呂が済みますよね。
~パパ~
参照元URL: http://kids.wanpug.com/
パパはママから赤ちゃんを
洗い場または浴槽の中で受け取って、
しっかりと赤ちゃんの体を支えてあげてください。
浴槽で体を洗う場合、
パパは足をそろえて膝を立て、
三角すわりをしているような感じで
赤ちゃんを脚の上に載せてあげると安定感がよくなります。
一方、洗い場で赤ちゃんの身体を洗う入れ方の場合は、
先に膝の上に濡れたバスタオルを乗せ
その上で赤ちゃんを横抱きにすると安定します。
赤ちゃんの体を洗い、お風呂に入れる一連の作業は
慣れればパパ一人でもできるようになりますが、
最初の内は二人で助け合った方が、
よりスムーズなお風呂の入れ方ができおすすめです。
●赤ちゃんのお風呂の入れ方(ステップ3)
参照元URL:http://01.gatag.net/
バスタイムの仕上げはパパと湯船でスキンシップを取ります。
ママが赤ちゃんの体を洗い終えたら、
バスタイムの締めくくりとして、
パパと一緒に湯船につかってリラックスしましょう。
パパは先ほど同様、三角すわりをして、
赤ちゃんの体をしっかりと支え湯船に入ります。
この時、赤ちゃんがモロー反応で、
万歳の格好をし入浴を不安がったら、
おなかや肩にタオルをかけてあげると、
落ち着いてお風呂に入ってくれます。
パパは、赤ちゃんに話しかけたりして、
スキンシップを取りながら、
二人で湯船につかるのがここでのお風呂の入れ方のポイントです。
湯船に5分程浸かったら、
ママを呼んで赤ちゃんをお風呂から出してあげましょう。
これで、パパの役割はひとまず終了なので、
あとは、ひとりゆっくりとお風呂を楽しんでください。
●赤ちゃんのお風呂の入れ方(ステップ4)
参照元URL:http://www.the0123-lab.com/
パパから赤ちゃんを受け取ったママは、
準備していたバスタオルで赤ちゃんをくるみ、
部屋へ連れて行って、手早く髪の毛や体を拭きます。
この時のポイントは、
ざっと体を拭き終わったら
ひとまず先にオムツをしておくこと。
特に男の子は、
おしっこをして大参事になる危険もありますので、
スキンケアなどはオムツを付けてからする方が安心ですよね。
最後に一通り、赤ちゃんの身支度が終わったら
母乳、湯冷まし、どちらでも構いませんので、
忘れずに水分補給をしてあげましょう。
お風呂タイムは、赤ちゃんを清潔に保ち、
体の様子などを観察する大切な時間なので、
パパとママが協力してぜひ挑戦してみて下さい。
ひとりでする赤ちゃんの上手なお風呂の入れ方は?
参照元URL:http://www.the0123-lab.com/
二人で協力した方が、負担も少なく、
何かとスムーズな赤ちゃんのお風呂の入れ方ですが、
パパの帰りが遅い時などは、
どうしてもママひとりで対応しなくてはなりませんよね。
そこで最後に、
ママ、パパがそろわない場合の
赤ちゃんのお風呂の入れ方について、
その違いを簡単にご説明しておきましょう。
二人でも一人でもお風呂の入れ方の大まかな流れは
同じですが、以下のような違いがあります。
①服を脱がせた赤ちゃんを脱衣所に連れて行きます。
②赤ちゃんをバスタオルに包んで、ベビーチェア等の
安全な場所を確保し、脱衣所で待機させます。
③その間にママが先に自分の体を洗いますが、この時、
お風呂のドアを開けておくと赤ちゃんが見えて安心です。
④その後、赤ちゃんを浴室に連れてきて、
二人の場合と同じ要領で、
赤ちゃんの体を洗い湯船に浸かります。
⑤お風呂から出たら、
自分のことは後回しにして先に赤ちゃんを拭きます。
一人の時の赤ちゃんのお風呂の入れ方ですが、
自分のことを後回しにして、
赤ちゃんを優先するというのがポイントです。
初めはドキドキかもしれませんが、
慣れれば問題なくひとりでお風呂に入れることが出来ますので、
ぜひ参考になさってくださいね。
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ということで、赤ちゃんのお風呂の入れ方、
いかがだったでしょうか?
一見、すごく大変そうな赤ちゃんのお風呂の入れ方ですが、
首が座り、お座りが出来るようになると
入れ方は格段に楽になりますので、
本当に大変なのは最初の1,2か月だけです。
こちらでご紹介した手順を参考にしていただき、
ぜひ、赤ちゃんもパパとママも、
皆が楽しいお風呂タイムを実現させてくださいね。
以上今回は『赤ちゃんのお風呂の入れ方をご紹介!』の記事でした。