日本列島は、世界でも有数の地震が多発する地域に
属しています。
そこで暮らしている限り、
私たちの日常は大地震に遭遇する危険性と。
常に隣り合わせと言っても過言ではありません。
突然、襲ってきて甚大な被害をもたらす地震は、
日頃からの対策や準備が最も重要になりますよね。
ですが、実際にまだ遭遇していない大災害に、
何を備えればいいのか判断が難しいと思います。
そこで今回は、万が一の地震に備え、
日頃から揃えておきたいグッズのリストや
準備の仕方のポイントなどご紹介したいと思います。
地震に備えるグッズのリストは2つのリストに区分!
参照元URL:http://www.interblog.jp/
まず、地震に備え準備しておくグッズのリストは、
以下の2つに分けておくことが肝心です。
①地震直後、生命の安全維持を確保するためのグッズ
②生命の安全確保後、避難生活を乗り切るためのグッズ
地震の規模や被害の大きさ、そして津波の危険性など、
深刻度はお住まいの地域で異なると思います。
ですが最初の危機を脱するために最低限必要なものと
ひとまず生命の危機がなくなった後、
その後の避難生活を生き抜くのに必要なものという観点で、
準備するグッズのリストを2つ作りましょう。
では引き続き、
それぞれのグッズのリストを作る際のポイントについて、
ご紹介していきたいと思います。
●地震直後、生命の安全維持を確保するためのグッズのリスト!
参照元URL:http://www.bousai.metro.tokyo.jp
こちらのグッズは地震が起きた際に、
それがないと生命の維持にかかわるかどうかというのが、
準備する際の一つのポイントとなります。
リストのグッズはリュックなどにまとめて入れて、
いつでも持ち出せる場所においておきましょう。
では、一般的なグッズのリスト例を以下にご紹介致します。
・飲料水
地震が起きた際には必需品になります。
できれば、一人につき2リットル程度の飲料水を準備しておきましょう。
・救急用医薬品、持病の薬
地震による怪我の恐れがあるので外傷薬や、
持病がある方は2~3日分の常備薬の準備を!
・非常食
調理しなくても食べられる手軽なもの、
具体的にはチョコレート、カロリーメイト、羊羹など。
・懐中電灯
夜間、地震が起こった場合には必需品で、
手動で発電できるものが便利。
・防災ずきん
地震で倒壊する危険のある建物の傍を通って避難する場合、
二次災害を避けるため有効です。
・携帯ラジオ
非常時の情報収集が生命を左右する場合も。
こちらも手動で発電できるタイプがおすすめ。
・お金&身分証明
小銭があると公衆電話が使えて便利です。
一緒に身分証明も入れておくのがベター。
・軍手
地震で建物が倒壊している場合、
作業中の怪我を防ぎます。
・ゴミ袋
レインコートにもでき、保温性もあるので便利。
※貴重品の管理について
貯金通帳やカード類ですが、
すぐ持ち出せる場所に
常時おいておくのは無用心なのも事実。
もし地震が起きた際、
自宅に帰ってこれなかったときに備えて、
預金や株券など財産リストを予め作り
そのコピーを入れておくこともおすすめです。
※靴
寝ているときに地震が起こった場合、
破損したものが散乱していると、
家の中でも、素足で歩くのは大変危険です。
そういう場合に備え、履き易い運動靴を一足、
防災袋の傍に常備しておくといざという時、大変便利です。
その他、余裕があればトイレットペーパー、ライター
少量の生理用品、筆記用具やウエットティッシュなども
非常用の袋に入れておくと地震が起きた際に重宝します。
また、赤ちゃんのいるご家庭では、
粉ミルク、哺乳瓶、紙オムツなどの必需品を
別途、忘れずに準備しておきましょう。
ただ、これは、あくまでも最低限のグッズのリストです。
欲張りすぎると持ち出しが困難になりますので、
グッズのリストをつくる際は、注意が必要です。
●生命の安全確保後、避難生活を乗り切るためのグッズ
参照元URL:http://www.fd-sabaenyu.jp/
先に紹介したグッズのリストが、
地震後1~2日の必需品を想定しているのに対し、
こちらのリストは1週間程度の生活を念頭におき、
準備をするのがポイントとなるグッズです。
地震直後の混乱が一旦、おさまってから、
救援物資が届くまで家族がしのげる備蓄を準備し、
自宅の中でも、特に頑丈な場所を選んで
保管しておくとよいでしょう。
また、このグッズは相当な容量になりますので、
スーツケースに入れたり台車を一緒にしておくと、
移動させやすく非常に便利です。
では、以下に一般的なグッズのリストを
ご紹介していきたいと思います。
・飲料水(1週間分)
一人あたり、1日2リットルとして、
家族の人数分の水を備蓄しておくと安心です。
・携帯用トイレ
衛生面が気になる避難生活の必需品なので、
ぜひ、リストに加えておきましょう。
・非常食(5~7日分)
賞味期限が長く、簡単に調理できるものを
選んで、日頃から備蓄しておきましょう。
・着替え
下着を中心に数日分用意しておくと良いでしょう。
・毛布、寝袋
屋外や暖房設備の無い施設で過ごす場合は必要不可欠です。
・暖房器具
電気や電池不要のカセットコンロで作動する
アウトドア用のものが便利です。
・衛生用品
生理用品、歯磨きセットやウエットティッシュなど
最低限の身だしなみが整えられるグッズ。
・カセットコンロ
お湯が沸かせるだけでも、非常食の幅がぐんと広がり
地震の避難生活が長引いた場合とても便利です。
地震の際におすすめなグッズをご紹介!
では最後に、防災グッズのリストに入れて、
ぜひ準備して頂きたいおすすめグッズを
ご紹介しておきたいと思います。
また、こちらでご紹介するグッズの他にも、
台風対策の記事でご紹介した防災グッズなども、
ぜひ参考にしていただければと思います。
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地震の際の準備グッズは保存水を!
人間が生命を維持する上で最も大切なのは水ですよね。
こちらの2L×6本の保存水のセットは、
大人一人が必要な水の約1週間に相当します。
5年間保存ができる非常用の飲料水で、
赤ちゃんの粉ミルクにも安心して利用していただける
おすすめのグッズとなっております。
家族の人数分、準備しておかれると、
地震が起きた際に役に立つ事、間違いありません。
地震の際の準備グッズは応急手当セットを!
普段、ご家庭で使っている救急箱のほかにも、
ぜひ、地震時に用意しておいて頂きたいのが応急手当セットです。
地震で負傷した場合、
最低限の手当てができるグッズの有無で、
その後の体調が大きく左右されないとも限りません。
こちらの救急セットは、
切り傷の応急処置に役立つ絆創膏などを中心に、
必要なグッズがコンパクトに
まとめられた非常におすすめの品です。
常備薬を追加して、
ぜひ防災袋に加えていただきたいグッズとなっております。
地震の際の準備グッズは防災ずきんを!
地震からの避難の際に、
大切な頭部を守ってくれる防災ずきんは、
ヘルメットよりも収納がしやすいので、
ぜひ、非常袋と一緒に準備しておきたいグッズです。
こちらの日本防災協会認定の防災ずきんは、
燃えにくい素材で作られており、
地震後に発生する事の多い火災にも対応できる
グッズとなっております。
サイズも小学校高学年以上向けのLサイズと
小さなお子様用のSサイズからお選び頂けますので、
家族全員分をお求めになっておくと安心なグッズですよね。
地震の際の準備グッズは防災ラジオを!
地震時に最も重要になるのが情報収集ですが、
過去の地震を振り返ると、
停電や携帯電話の充電切れで肝心のときに、
情報収集の手段を断たれるケースが多くあったようです。
そんな教訓を生かし、
開発された電池不要の手動で発電が可能な防災グッズは、
ぜひ一つ、準備しておく事を強くおすすめします。
上記のLEDライト搭載の携帯ラジオは、
手回し発電で電池が不要な上、
携帯電話などへの充電も可能で、
災害時に役立つ機能が満載のグッズとなっております。
壊れにくい構造で、持ち運びに便利な
コンパクトサイズとなっておりますので、
防災袋のグッズに加えて頂ければと思います。
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というわけで、
今回は地震に備えて準備しておきたいグッズのリストを、
地震の発生時からの緊急度に準じご紹介いたしました。
今後、ご家庭の地震対策をなさる上で、
参考にして頂ければと思います。