布袋寅泰さん、本木雅弘さん、葉加瀬太郎さん、
この方達に共通する事、皆さん
なんだかお分かりになりますか?
そう、実はこの方々は、
皆さんイギリスで生活されているんです。
最近では、一般的になったワーキングホリデーや、
短期・長期の留学、
または観光旅行などで、
行き先をイギリスに選ばれる方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
しかしイギリスは習慣やマナーも異なりますし、
できれば現地に行く前に知っておきたいのは、
最低限のその国のマナー。
そこで今回はイギリスに行く前に、
ぜひ、皆さんに知っておいて頂きたいマナーや、
イギリスという国のあれこれについて、
ご紹介したいと思います。
知っておくべきイギリスのマナーのご紹介!
参照元URL:http://www.geek.sc
私達にとって最もメジャーな外国というと
きっとアメリカではないかと思いますが、
同じ英語圏でもアメリカとイギリスでは、
色んな文化やマナーの違いがあります。
その辺の事情もまじえながら
イギリスのマナーのことを
早速ご紹介していきたいと思います。
イギリスでのジェスチャーのマナーは?
参照元URL:http://www.theexpeditioner.com/
これはご存知の方も多いかと思いますが、
この男性がしているジェスチャーは、
イギリスではタブー。
相手にけんかでも売っているのならともかく、
最大級のマナー違反ですので、
冗談半分にでも絶対にしないでください!
中指一本のジェスチャーももちろん、
NGのマナーですが指2本も絶対に駄目ですので、
くれぐれもご注意ください!
因みに外国人=大げさなジェスチャーと
考えられがちですが、
イギリス人は他の欧米人と比べ
会話中、大きなジェスチャーを用いません。
こんなところに、
自分を律する事が美徳と思われてた古き良きイギリスのマナーが
ちょっぴり残ってるのかも知れないですね。
イギリスでの食事のマナーは?
参照元URL:http://www.primalsecurity.net/
テーブルマナーというほどのものではないですが、
イギリスをはじめとする欧米の人々は、
人前でのゲップを非常にマナーの悪い行為として、
不快に思います。
人前で鼻をかむのは全然オッケーなのに、
ゲップは駄目って不思議な気もしますが
それが文化というもの。
また、麺類、スープ類をすすって食べたり、
ストローで飲み物を飲む際、音を立てることも
マナーが悪いと白い目で見られますのでご注意を!
またナイフとフォークで食事する際、
ご飯をフォークの背中に載せて、
食べる方がいらっしゃいますが、
これは日本式のマナーですのでする必要はありません。
イギリスでのお礼のマナーは?
参照元URL:http://3.design-milk.com/
イギリスではプレゼントをもらったり、
家に招待されておもてなしを受けた場合、
その場でお礼を言うだけではなく、
後日、Thank you Cardという
お礼の気持ちを伝えるカードを相手に送るのがマナー。
日本のお礼状のようなものですが、
別に長々と文章を書く必要はありません。
短い文面で大丈夫なので、
感謝の気持ちをこめたカードを送ると、
相手と良い関係が築けると思います。
イギリスでのカード選びのマナーは?
参照元URL:http://www.sofiaclara.com/
丁度カードの話題が出ましたので、
ついでにカード選びのマナーについても少々。
誕生日、結婚式、お葬式、お見舞いなど等、
様々な場面でカードを送る習慣が、
欧米にはありますがイギリスもそれは同じ。
しかしカードを選ぶときに
気をつけていただきたいマナーは、
自分の好みのものではなく、
相手が好みそうなカードを選ぶということ。
例えば、写真にあるような誕生日カードは、
いくら可愛くても年配の男性なんかにおくると、
かなり微妙な反応が返ってくるかも?
知らないと結構、気まずい思いをすることも
ありますので、マナーとしてぜひ覚えておいて下さい。
イギリスでの順番待ちのマナーは?
参照元URL:http://dominiquedecooman.com
イギリス人は列を作るのが大好きな人種です。
イギリスの空港に降り立った瞬間から、
いたるところでキュー(列)を作っている
人々を目にすることになります。
なかなか進まない列も、
我慢強くじっとまつのがイギリス流のマナーですが、
当然、割り込みは絶対にダメ!
行列に並ぶ際は、最後尾の人に、
“Are you in the queue?”(アーユーインザキュー?)
と一応、確認してから、
その列の最後尾に並ぶのが良いマナーと言えます。
イギリスでのプレゼントのマナーは?
参照元URL:http://www.e-spicenet.com/
知り合いの家に招待されたときの手土産や、
友人や恋人に贈るプレゼントとして、
花束はイギリスでもとても一般的。
ですが一つ注意していただきたいのが、
花の種類です。
日本では、仏花である菊を人に贈るのは、
かなり非常識なマナーですが、
イギリスでは他の花と同じように花束として用いられます。
恋人とデートの待ち合わせをしていて、
彼が白い菊を1本持って待ち合わせ場所に現れ、
ものすごく微妙な気分になった。
なんて、笑い話みたいな本当の話もあるほどなので、
当然マナーにも反していません。
なのでイギリスでは、
贈る場合も贈られる場合も、
菊に関してはあまり気にせず、
ごく普通の花と捉えておけばマナーとしての問題はありません。
イギリスでの話題選びのマナーは?
参照元URL:http://i.telegraph.co.uk/
現地の人と仲良くなって、
色々な話をする場合、
話題選びのマナーとして、
一つ気をつけていただきたいことがあります。
これは個人によって捉え方も違うので、
全ての場合に当てはまる事ではないのですが、
イギリスの方って結構ぽっちゃりめの人が多いんですよね。
そして、本人もそれを自覚していて
口に出さなくても、
体型を気にしている場合が多々あります。
そういう方に、たとえ自分のことでも、
体型や体重、ダイエットの話題を振ってしまうと、
遠まわしにその人の体型を揶揄しているなんて
誤解を受けないとも限りません。
イギリスでは外見の話題は結構デリケートな問題ですので、
マナーとしてその手の話題は、
はじめから避けて通るほうが無難かもしれません。
イギリスでの言葉の選び方のマナーは?
参照元URL:http://images.thecarconnection.com/
皆さん、こちらのデビッドベッカムの奥さんのニックネームは、
ご存知でしょうか?
元スパイスガールズのメンバーだった彼女は、
アイドル時代、ポッシュ(スパイス)と呼ばれていました。
さて、このPoshという単語ですが、
豪華な、上品な、といった良い意味の言葉なのですが、
使い方によっては上品ぶったとか鼻持ちならない、
みたいな軽蔑をこめた意味でも使われる場合があるんです。
元々、イギリスは階級社会で、
アッパークラス→アッパーミドル→ミドル→ローアーミドル→ワーキンググラス
といった社会の枠組みがあり、
これは今でも根強く残っています。
階級ごとにマナーや話し方、考え方なども
大きく違うイギリスですので、
クラスの話はかなりデリケートな問題。
なので、単にほめ言葉として使ったposhという言葉が、
相手を皮肉っているように取られる場合も、
まれにありますので、
上品という表現をしたい場合は、
elegant など違った言葉を使うほうが誤解を生まずに済みます。
古い歴史のある国、イギリスですので、
なかなか難しい所もあるんですよね。
というわけで、
イギリスに行かれる前に知っておいて頂きたいマナーの事を
今回はご紹介してまいりましたが、
いかがだったでしょうか?
参考にしていただける情報を見つけて頂けたなら
幸いです。
以上、『イギリスのマナーは?食事やジェスチャーお礼などのマナーをご紹介!』の記事でした。