その年の穀物・野菜果物の出来を左右する、
重要な気象現象が梅雨入りと梅雨明けです。
梅雨入りになると夏の入口に
差し掛かったなと思いますが、
とにかくじめじめ湿気が続いて
憂鬱になるのも事実ですよね。
そうなると待たれるのが梅雨明け。
2022年の夏レジャーの計画を立てるためにも、
早々にいつから梅雨入りで
いつ梅雨明けになるのかを、
把握しておきましょう。
今回は2022年の梅雨入りと梅雨明けを、
日本全国の平均期間をご紹介しつつ
全国地域別に予想してご説明していきます。
梅雨入りや梅雨明けの定義って?
まず、梅雨というのは、
世界的に存在しうる気象現象ではありません。
日本の美しい四季折々の
風景が楽しめるのは、
気象変化が年に4回変わるためですよね。
南北に長い日本列島は
数種の気候型を有する、
世界でも珍しい国の一つです。
そして梅雨もこの現象の中に組されますが、
これも日本を始めとする
東~東南アジアのみの気象現象です。
太平洋高気圧の影響により
晴れと雨が繰り返される、
春夏特有の天気型が梅雨。
そして雨天がその土地で
10日以上続くと予想されたら、
気象庁により梅雨入りと判断されます。
梅雨明けはというとその逆で、
晴天の見込みが10日以上、
そして梅雨前線が消滅したり
北上してその土地から抜けて行ったら、
ということになります。
日本全国の梅雨入り梅雨明けの平均期間は?
参照元:https://www.photo-ac.com/
地域 | 梅雨入り平均時期 | 梅雨明け平均時期 |
沖縄地方 | 5月上旬頃 | 6月下旬頃 |
奄美地方 | 5月中旬頃 | 6月下旬頃 |
九州南部地方 |
5月下旬頃 | 7月中旬頃 |
九州北部地方 | 6月上旬頃 | 7月中旬頃 |
四国地方 |
6月上旬頃 | 7月中旬頃 |
中国地方 | 6月上旬頃 | 7月下旬頃 |
近畿地方 |
6月上旬頃 | 7月下旬頃 |
東海地方 | 6月上旬頃 | 7月下旬頃 |
関東地方 | 6月上旬頃 | 7月下旬頃 |
北陸地方 | 6月中旬頃 | 7月下旬頃 |
東北南部地方 | 6月中旬頃 | 7月下旬頃 |
東北北部地方 | 6月中旬頃 | 7月下旬頃 |
上記にまとめたものが、
全国各地域での梅雨入りと梅雨明けの
ここ10年の平均一覧表です。
ざっと見てみると梅雨入りでは
6月上旬が多いことに気が付かれるでしょう。
昔から入梅(にゅうばい)、
つまり梅雨入りは6月10日頃と
言われてきていましたが、
実質的に言い伝えと大差がないことが
よくわかりますね。
2022年版!日本全国の梅雨入りと梅雨明けはいつからいつまでか予想!
さて、全国の例年平均の梅雨入りと
梅雨明け時期が前項目で分かりましたね。
続いては2022年の梅雨入りと梅雨明けは
いつからいつまでかを、
地域別にご紹介していきます。
沖縄地方は梅雨がいつからいつまでか予想!
参照元:https://www.photo-ac.com/
最初にご紹介する2022年の
沖縄地方の梅雨入りと梅雨明けの予想は、
5月上旬頃~6月中旬頃です。
梅雨前線が最も早く日本に入る
沖縄地方。
過去60年を平均で割り出すと
5月上旬に梅雨入りする確率が
5割以上を占めています。
梅雨明けもこの計算を出すと
6月上旬が6割に。
今のところ異常気象も
発表されていませんから、
上記平均を2022年の梅雨とみて
問題はなさそうですよ。
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奄美地方は梅雨がいつからいつまでか予想!
参照元:https://www.photo-ac.com/
次にご紹介する2022年の
奄美地方の梅雨入りと梅雨明けの予想は、
5月上旬頃~6月下旬頃です。
戦後まもなくの頃には
最も早い梅雨入りで、
なんと4月を記録したこともある奄美。
もちろんそれは例外で、
近年は5月中旬から下旬で
安定していました。
2022年の梅雨入りが早めなのは
エルニーニョ現象の影響と言われています。
九州南部地方は梅雨がいつからいつまでか予想!
参照元:https://www.pakutaso.com/
次にご紹介する2022年の
九州南部地方の梅雨入りと梅雨明けの予想は、
5月下旬頃~7月上旬頃です。
過去データからすると
最も遅い梅雨入りは6月下旬の九州南部。
九州北部の梅雨入りの時期は
年々早まっている傾向があると
データ分析から言われています。
もしかしたら数年後には、
梅雨入り梅雨明けの期間は
奄美地方と同じような傾向が
見られるようになるかもしれませんね。
九州北部地方は梅雨がいつからいつまでか予想!
参照元:https://www.pakutaso.com/
次にご紹介する2022年の
九州北部地方の梅雨入りと梅雨明けの予想は、
5月下旬頃~7月上旬頃です。
こちらは60年前から比較的安定して
梅雨入りと梅雨明けが
大体同様の日程となっています。
例外であったのが1957年で
5月中旬に梅雨入りしたケース。
この時も梅雨明けは現在平均と同じ
7月上旬となっていますよ。
四国地方は梅雨がいつからいつまでか予想!
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次にご紹介する2022年の
四国地方の梅雨入りと梅雨明けの予想は、
5月下旬頃~7月上旬頃です。
2022年度は梅雨時期が短いと思いきや、
降水量は平年よりも2倍近くを
記録したのが四国地方。
昨年は6月上旬が梅雨入りでしたので
2022年は少し入りが早まりそうです。
対する梅雨明けは2022年と同じように
やはり7月上旬ですから、
期間としては平年通りの長さに
戻ると言えますね。
中国地方は梅雨がいつからいつまでか予想!
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次にご紹介する2022年の
中国地方の梅雨入りと梅雨明けの予想は、
5月下旬頃~7月中旬頃です。
中国地方も四国地方と隣接しているため、
梅雨前線が同様のかかり方をします。
去年の梅雨の現象は
四国と同様の傾向が見られましたので、
やはり今年の梅雨入り梅雨明けも
同じと予想していいでしょう。
近畿地方は梅雨がいつからいつまでか予想!
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次にご紹介する2022年の
近畿地方の梅雨入りと梅雨明けの予想は、
5月下旬頃~7月中旬頃です。
大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、
滋賀県、和歌山県の6県の関西圏に
三重県が加わると近畿地方のくくりになります。
そこで梅雨の傾向をみてみると、
去年は6月上旬に梅雨入りし、
7月上旬の梅雨明けになっていました。
こちらもエルニーニョ現象の影響で
梅雨入りが2022年は少し早まり、
明けは平均通りになる見込みですので
梅雨期間は少々長めと考えましょう。
東海地方は梅雨がいつからいつまでか予想!
参照元:https://www.photock.jp/
次にご紹介する2022年の
東海地方の梅雨入りと梅雨明けの予想は、
6月上旬頃~7月中旬頃です。
過去に5月初めという異例の梅雨入りを
記録したこともある東海地方。
しかしこの特別な現象は今のところ
2022年には予想されていないので、
ご安心下さい。
去年は6月5日頃の梅雨入りで
7月15日頃の梅雨明けでしたので、
2022年もこれに倣うものとなるはずです。
関東地方は梅雨がいつからいつまでか予想!
参照元:https://www.photock.jp/
次にご紹介する2022年の
関東地方の梅雨入りと梅雨明けの予想は、
6月中旬頃~7月中旬頃です。
関東6県に加えて山梨・長野の
甲信越を含めてみた予想がこちら。
去年の雨量は大体例年通りでしたし、
ここ数年の梅雨入り・梅雨明けは
2日ほどの違いしかなく安定しています。
したがって2022年度も
先に掲げた日程とみても、
大きな外れはなさそうです。
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北陸地方は梅雨がいつからいつまでか予想!
参照元:https://www.photock.jp/
次にご紹介する2022年の
北陸地方の梅雨入りと梅雨明けの予想は、
6月初旬頃~7月中旬頃です。
北陸地方はこの2年間、
梅雨入りには半月ほどの開きがあり、
梅雨明けに至ってはおよそ1か月も
開きがあるものでした。
予想は難しいのですが
双方の間を取って、
上記に掲げた梅雨入り・梅雨明けとみるのが
妥当な所と言えるでしょう。
東北南部地方は梅雨がいつからいつまでか予想!
参照元:https://www.photock.jp/
次にご紹介する2022年の
東北南部地方の梅雨入りと梅雨明けの予想は、
6月上旬頃~7月中旬頃です。
こちらもここ数年の梅雨入りは
安定しておらず、
半月ほどの日にちの差が生じています。
逆に梅雨明けは下旬で一定の
リズムを記していますから、
平均値を割ってみると上記の期間が
2022年の梅雨になるでしょう。
東北北部地方は梅雨がいつからいつまでか予想!
参照元:https://www.photock.jp/
最後にご紹介する2022年の
東北北部地方の梅雨入りと梅雨明けの予想は、
6月初旬頃~7月下旬頃です。
東北北部ではここ数年、
1か月ほどの梅雨入り日の違いが
データに表れています。
梅雨明けに関しては下旬、と
東北南部と同じですので、
割り出してみると2022年の
梅雨入り・梅雨明けは、
上記のような動きになるはずです。
一般的に梅雨前線は
東北までくると一気に抜けるので、
梅雨明けが早くなる期待は持てますよ。
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いかがでしたでしょうか?
本記事では2022年の梅雨入りと
梅雨明けはいつかを、
日本全国の平均期間をご紹介しつつ
全国地域別に予想してご説明してきました。
情緒ある紫陽花が楽しめるのも
梅雨ならではの楽しみですが、
あまり長雨が続くと気がめいりますよね。
しとしと降雨の梅雨を楽しむには、
梅雨明けの夏レジャーの計画を立てて
気分を盛り上げていきましょう!
以上、『梅雨入りと梅雨明けっていつからいつまで?日本全国の平均期間や2022年の予想を紹介!』の記事でした。