亀をペットとして飼いたいけど、

大きくなりすぎてしまう子はちょっと…。

 

そう思っている方も

多いのではないでしょうか?

 

そこで今回は、

ペットとして飼うことが出来る

大きくならない亀の種類

それぞれの亀の特徴や値段などを

お伝えしていきますね。

Sponsored Links

 

大きくならない水棲ヌマガメの種類は?

ペットとして飼育するのに

昔からメジャーな存在なのが

ヌマガメという種類の亀です。

 

ヌマガメは主に

水辺を中心に生活していますが、

その中でもほぼ水中で生活をする亀を

水棲ヌマガメと言います。

 

さてそんな水棲ヌマガメの種類の中で

ペットとして適している大きくならない亀

どのような亀がいるのでしょうか?

 

実はたくさんの種類がいるのですが

ここではペットとして購入しやすい亀

ご紹介していこうと思います。

 

ミシシッピアカミミガメ!

ミシシッピアカミミガメ

おなじみの「ミドリガメ」の愛称で

親しまれている亀です。

 

最近では外来種として

テレビで取り上げられることも

多くなりましたが、

いまだにペットとしては一番人気の

大きくならない亀になりますよ。

 

生活環境にもよりますが、

大きさは大人になっても

甲羅の大きさが30cm位ですので

衣装ケースなどで

飼われている方も多いですね。

 

値段も500円~1000円

販売されることが多く

簡単に手に入る亀の一種ですよ。

 

名前の通り、耳の部分が

赤くなっているのが特徴

赤ちゃんの頃などは手のひらサイズで

とても可愛い亀になります。

 

また割と人になつきやすい一面もあり

手から餌を食べたり

名前を呼ぶと寄ってきたりと

人懐こい亀に育てることも出来ますよ。

 

 

イシガメ!

こちらはニホンイシガメとも呼ばれており

昔から日本にしかいない

日本の在来種の亀になります。

 

このイシガメも大きくならない亀として

ペットにはぴったりの亀なんですよ。

 

赤ちゃんの頃はゼニガメとも呼ばれ

昔から縁起が良いということで

ペットとして人気があります。

 

イシガメは大きくなっても

甲羅の大きさは22cm程度で、

大きくならない亀としても有名。

 

イシガメは、国内での個体数が

現在減少しており、

販売されている値段は

5000円くらいから販売されていますよ。

 

こちらも人には慣れやすく、

日本の在来種になるので

大きくならない亀の中でも

日本の気候に適しており、

飼いやすい亀と言えるでしょう。

 

 

クサガメ!

黒い石のような甲羅

目の下や首元に入っている

黄色い線が特徴のクサガメ

 

クサガメも大きくならない亀として

ペットに適していますよ。

 

クサガメはその名の由来が

「臭亀」のとおり、

特徴的な臭いを出す亀になります。

 

ただ飼育下でその臭いを出すことは

ほとんどありませんが、

野生のクサガメを捕まえると

お尻のあたりから強い臭いを出しますよ。

 

クサガメはイシガメと比べると

大きくなる個体が多いですが

それでも甲羅の大きさは30cm位で

飼いやすい亀になります。

 

ペットショップでも個体にもよりますが

500円~2000円程度で販売されていますので

手に入りやすい亀と言えますね。

 

 

ニシキガメ!

ニシキガメは種類にもよりますが

錦と名につく通り

甲羅や腹部に黄色い線が入るのが

特徴的な亀になります。

 

こちらのニシキガメも

大きくならない亀として

ペットとして飼育することが出来ますよ。

 

オスよりもメスの方が

大きくなることが多いようですが

それでも甲羅の大きさは最大25cmほど

 

ペットショップには

比較的並ぶことは少なく、

珍しい種類のようですが

値段はそこまで希少価値は付かずに

3000円~5000円程度で

販売されることが多いようですよ。

 

 

ミシシッピニオイガメ!

ミシシッピニオイガメ

ドロガメ科ニオイガメ属に分類される亀。

 

大きくならない亀の中でも

世界最小級ともいわれるほど

小さい亀になります。

 

名前の由来は、腹部に臭腺

持っていることですが、

身を守るための野生下での攻撃のためであり

飼育下ではめったに

悪臭を放つことは無いので、

安心して飼育することが出来ますよ。

 

大きさは成長しても

10cm程度しか大きくならない亀で

丸みのある甲羅が非常に愛らしいです。

 

ペットショップでの流通量も多く

値段も3000円程度で販売されていますので

手に入りやすい亀と言えるでしょう。

 

Sponsored Links

 

大きくならない陸棲ヌマガメの種類は?

主に水の中に生息する水棲ヌマガメに対し

森林や湿地などに生息するヌマガメを

陸棲ヌマガメと言います。

 

そんな陸棲ヌマガメの種類の中にも

大きくならない亀で

ペットに適した種類がいますので

ご紹介しますね。

 

ミツユビハコガメ!

ミツユビハコガメ

ヌマガメ科アメリカハコガメ属に属する亀で

名前の由来は後ろ足の指が

3本しかないことから名付けられたようです。

 

最大でも甲羅の大きさは16cm程度

大きくならない亀として有名ですよ。

 

ミツユビハコガメの甲羅は

ドームのような丸みがあり

オスのほうがメスに比べると頭が大きく、

後ろ足の爪が太くて大きくなるのが特徴。

 

ミツユビハコガメの値段は

ピンからキリまであり、

イベントなどの時は20000円程度

販売されることもあれば

色の入り方などによっては

10万円を超える個体もあるようですよ。

 

もともと北米に生息する亀になるので

日本の気候にも合い

比較的飼いやすく、

大きくならない亀になります。

 

 

マレーハコガメ!

マレーハコガメ

イシガメ科ハコガメ属に分類される亀で

大きくならない亀とはいっても

ハコガメの中では最大種になります。

 

しかしそれでも甲羅の大きさは

成体でも20cmを超える程度なので

水棲ヌマガメの

ミシシッピアカミミガメに比べると

大きくならない亀になりますよ。

 

マレーハコガメは東南アジアの

温かい地域に生息しているので

冬眠をしないで1年中活動しています。

 

そのため飼育する際は

冬場などの寒い時期には必ず

ヒーターなどで保温をし

適温である25度以上を

キープしてあげるようにしましょう。

 

 

セマルハコガメ!

セマルハコガメはマレーハコガメと同じく

イシガメ科ハコガメ属に分類される亀で、

中国や台湾、日本の石垣島や

西表島に生息している亀です。

 

マレーハコガメよりは大きくならない亀で

甲羅の大きさは18cm程度になりますよ。

 

甲羅は大きなドーム型をしていて

驚くと頭から手足までを

全て引っ込めることが出来ます。

 

中国では食料や薬用とされていますが

日本では主に大きくならない亀として

ペットとして流通していますね。

 

しかし国内で繁殖された個体は

天然記念物として指定されているため

取引は禁止されています。

 

そのため日本で流通している

セマルハコガメは、

中国や台湾で繁殖されたものを

輸入した個体になりますよ。

 

通常のペットショップで

見かけることは少ないですが、

爬虫類専門のショップなどで見かけることがあり

値段は2万円~4万円程度

 

甲羅がずれていたりする個体は

1万円台程度で手に入ることもあるようですよ。

 

 

スペングラーヤマガメ!

スペングラーヤマガメは、

一般的な亀よりも長い尻尾を持つため

別名オナガヤマガメとも呼ばれ

イシガメ科ヤマガメ属に分類される亀です。

 

中国やベトナムに生息していて

甲羅の大きさは11cm~15cm程度になり

メスよりもオスのほうが

大きくならない亀なんですよ。

 

遠目で見ると、まるで落ち葉のような

見た目をしており、

くりくりの目が特徴でとても愛らしい亀です。

 

他の亀に比べると

とても視力が優れていると言われていて

動きにスピードもありますよ。

 

昆虫などを食べるので

反射神経も抜群の亀です。

 

かつては大きくならない亀として

ペット用で安価で流通していたのですが

現在はワシントン条約による規制のため

流通も少なく値段も高価になっていますよ。

 

一般的なペットショップや

爬虫類専門店で25000円~35000円程

販売されていることが多いようです。

 

販売されている個体はほとんどが

海外で捕獲された野生種になるので

購入する際はとにかく

元気そうな個体を選ぶことが

とても大切になりますよ。

 

 

大きくならない陸ガメの種類は?

水辺や湿気が多い地域に

生息するヌマガメと違い、

一生を陸地で過ごす亀を陸ガメと言います。

 

陸ガメは大きさの差が非常に大きく

大きくならない亀は

甲羅の大きさが12cm程度の陸ガメから

120cmにもなる種類の陸ガメもいますよ。

 

水族館などで子供を乗せて歩いているのも

この種類の陸ガメですね。

 

ではこの陸ガメの中で

ペットとして適している種類を

ご紹介していきましょう。

 

ホルスフィールドリクガメ!

ホルスフィールドリクガメは別名が多く、

ヨツユビリクガメ

ロシアリクガメとも呼ばれています。

 

ホルスフィールドリクガメは

陸ガメの中でも特に丈夫で飼いやすく、

また甲羅の大きさも最大でも20cm程度

陸ガメの中でも

大きくならない亀であることから

とても人気の陸ガメになりますよ。

 

冬眠できる環境を整えれば

屋外飼育も可能な陸ガメで、

陸ガメ初心者でも

安心して飼育することが出来ます。

 

四肢に4本爪があり

甲羅の形が丸めなのが特徴で、

幼体は8000円~15000円程

販売されていますよ。

 

ペットショップでの流通も多く

比較的手に入りやすい陸ガメですね。

 

 

ヘルマンリクガメ!

日本で輸入されているヘルマンリクガメには

ヒガシヘルマンリクガメと

ニシヘルマンリクガメの2種類がいます。

 

ただ、ニシヘルマンリクガメの方が

流通が少ないため、

高価で販売されることが多いようですよ。

 

主にヒガシヘルマンリクガメは

ペットショップで

10000円~30000円程で販売されています。

 

ヘルマンリクガメは成長しても

甲羅の大きさが20cm程度

陸ガメの中では大きくならない亀で、

さらに丈夫で人懐こい性格なので

ペットとして根強い人気がありますよ。

 

性格は個体によって大きく違うことが多く

好奇心旺盛な亀から大人しい亀まで様々です。

 

 

ギリシャリクガメ!

ギリシャリクガメは甲羅の柄が豊富で

ギリシャのモザイク模様に似ていることから

その名前が付いたと言われています。

 

このギリシャリクガメも大きくならない亀で

成長しても甲羅の大きさは20cm~30cm程

 

性格は大人しいですが人に良く懐き、

飼い主さんの顔も覚えてくれるようですよ。

 

日本国内での流通も多く

ペットショップやホームセンターなどで

10000円~30000円程で販売されています。

 

丈夫で日本の気候にも適応しているので

飼いやすい種類としておすすめですよ。

 

 

パンケーキリクガメ!

パンケーキリクガメはその名の通り

パンケーキを焼いたような扁平で

とても柔らかい甲羅が特徴の陸ガメです。

 

やはり陸ガメの中では

大きくならない亀として有名

成長しても甲羅の大きさは20cm程

 

見た目もユニークで可愛らしいので

非常に人気が高い亀ですよ。

 

ペットショップにも

定期的に流通があることが多く、

15000円~30000円程

販売されることが多いようです。

 

いかがでしたでしょうか?

 

一言で大きくならない亀とはいっても、

それぞれの種類などによって

飼い方や特徴に大きな違いがあることが

お分かりいただけたかと思います。

 

それぞれの亀の特徴

飼育方法を正しく理解して

かけがえのない生涯のパートナーに

迎え入れてあげましょうね。

 

以上 『大きくならない亀の種類って?ペットとして飼えるカメの値段や特徴も紹介!』の記事でした。

Sponsored Links

関連した記事