水槽内の苔や微生物を食べてくれる

ビーシュリンプは、水槽の

掃除屋さんとしても人気の高い生物です。

 

また、元々の白黒模様に加えて

現在では赤と白の模様が鮮やかな

レッドビーシュリンプもやイエローなど

様々な種類が存在するのも魅力ですよね。

 

他の小型のエビ同様に攻撃をする手段を持たず

温和なビーシュリンプですが

混泳させたい場合は、どのような生物を選べば

良いのでしょうか?

 

この記事ではビーシュリンプと混泳させるのに

おすすめの魚やエビ、貝や、相性の悪い生物を

紹介していきます。

Sponsored Links

 

ビーシュリンプと混泳させる魚選びのポイントは?

ビーシュリンプは体も小さく、

穏やかな性格をしているため

自ら率先して他の生物に危害を

与えることはありません。

 

しかしビーシュリンプを含む

小型のエビを餌にする生物も存在するため

混泳させる魚を選ぶには注意も必要です。

 

以下にビーシュリンプと混泳させる

魚を選ぶ際のポイントを3つ紹介していきます。

 

水質の相性が良いものを選ぼう!

ビーシュリンプの適応水質は弱酸性~中性で「

適応水温は22℃~24℃とされています。

 

ビーシュリンプは水質や水温の変化に弱く、

環境への適応能力があまり高くありません。

 

そのため、混泳させる魚は

ビーシュリンプに合わせた環境で生活できる

種類に限られます。

 

水温については26℃を超えてしまうと

弱ってしまう可能性が高いため

特に注意してくださいね。

 

 

水を汚さない種類を選ぼう!

ビーシュリンプは水の汚濁にも弱いため、

食べる餌の量が多くて糞の量も

多いような魚と混泳させると

病気になってしまう可能性があります。

 

そのため水を汚す生餌などを食べる魚との

混泳も避けた方がいいですよ。

 

また飼育過密な環境でも水は汚れやすいため

ビーシュリンプを飼育する水槽は

水を綺麗に保てるように心がけるようにしましょう。

 

 

大きな魚とは混泳させない!

ビーシュリンプの体長は

大人でも2.5cm程度と小さく、

成長した後であっても

中型以上の魚には

捕食される可能性があります。

 

隠れ家となるような

水草を用意した場合であっても

ストレスの多い環境になるため、

ビーシュリンプを捕食する危険性のある魚とは

混泳させないようにしましょう。

 

Sponsored Links

 

ビーシュリンプと混泳させるおすすめの種類は?

では、具体的にどのような生物が

ビーシュリンプとの混泳に向いているのでしょうか?

 

以下にビーシュリンプとの混泳に

おすすめの生物を7種類紹介していきます。

 

コリドラス

最初に紹介するビーシュリンプとの混泳に

おすすめの魚はコリドラスです。

 

水槽の底で他の魚の食べ残しを食べてくれる

コリドラスは、水質の浄化にも役立つうえ

他種の生物への興味も薄いため

ビーシュリンプとの混泳に適した魚ですよ。

 

と言っても、大きく成長する種類を選ぶと

ビーシュリンプが捕食される恐れがありますので

ステルバイやパンダのように5cm前後で成長が止まる

大きさのものを選ぶようにしてくださいね。

 

 

オトシンクルス

2番目に紹介するビーシュリンプとの混泳に

おすすめの魚はオトシンクルスです。

 

コリドラス同様に水槽の掃除役をしてくれる

オトシンクルスも、魚の中では

比較的ビーシュリンプと相性の良い種類です。

 

注意したいのが、オトシンクルスを繁殖させたり

コリドラスと一緒に飼育している場合は

餌不足が生じてしまい、

これを解消するのにタブレットなどの

人口フードを与える必要がでること。

 

この場合食べ残しを取り除かないと

水が汚れてしまうため、ビーシュリンプには

好ましくない環境になる危険性があります。

 

そのため、水槽の掃除をしてくれるからと

水底を生活域にする『底モノ』の魚を

増やしすぎないように注意しましょう。

 

 

ミナミヌマエビ

3番目に紹介するビーシュリンプとの混泳に

おすすめの生物はミナミヌマエビです。

 

ビーシュリンプ同様に

体の小さなミナミヌマエビは、

対応水質が弱酸性~弱アルカリ性と幅広く

水温も10℃~28℃まで適応可能なため

ビーシュリンプに合わせた環境で生息可能です。

 

苔や他の魚の餌の残りを食べてくれるので

水質の浄化にも役立ってくれますが

ビーシュリンプと生活域や餌が被るため

増やしすぎないように注意しましょう。

 

 

ルリーシュリンプ

4番目に紹介するビーシュリンプとの混泳に

おすすめの生物はルリーシュリンプです。

 

ルリーシュリンプもビーシュリンプ同様に

成長しても3cm程度の小型のエビですので

ビーシュリンプを攻撃することはありません。

 

また、対応水質もミナミヌマエビ同様に

弱酸性~弱アルカリ性と幅広く

水温も20℃~25℃まで適応可能なため

ビーシュリンプに合わせた環境で生息可能です。

 

ルリーシュリンプも改良品種が多く

画像のように青い種類も存在するため

水槽のアクセントとしてもおすすめですよ。

 

 

チェリーシュリンプ

5番目に紹介するビーシュリンプとの混泳に

おすすめの生物はチェリーシュリンプです。

 

チェリーシュリンプも

成長しても大きさ3cm程度の小型のエビで、

対応水質は弱酸性~中性

水温は20℃~25℃とビーシュリンプに近い

生態を持ちます。

 

性格も温和で他の生物を攻撃しないため

ビーシュリンプとの混泳も安心ですよ。

 

 

ラムズホーン

6番目に紹介するビーシュリンプとの混泳に

おすすめの貝はラムズホーンです。

 

対応水質が弱酸性~弱アルカリ性と幅広く

水温も10℃~28℃まで適応できる

ラムズホーンは環境への適応能力も高く

非常に丈夫な貝です。

 

大きさも2cm前後のためビーシュリンプのような

小さな生物との相性も良く

食べたり食べられたりといった心配もありませんよ。

 

繁殖しやすいため、適宜間引きをすることで

増えすぎないように調整してくださいね。

 

 

カラーサザエ石巻貝

7番目に紹介するビーシュリンプとの混泳に

おすすめの貝はカラーサザエ石巻貝です。

 

ラムズホーンとほぼ同様の

水質、水温に適応できる石巻貝も

貝を食べる性質のない生物とならば

混泳が可能な種類です。

 

また汽水で増える性質を持つため

水槽内では繁殖せず、

増殖しすぎて困るといった心配も不要ですよ。

 

 

 

ビーシュリンプと混泳させるのに向かない種類は?

ビーシュリンプは体が小さいため

稚エビの時はもちろん、大人になっても

様々な魚に捕食される危険があります。

 

そのため魚とは混泳させないという人も多く

相性が悪い種類も多く存在します。

 

以下にビーシュリンプとの混泳に向かない

生物のうち代表的なものを4つ紹介します。

 

ヤマトヌマエビ

最初に紹介する

ビーシュリンプとの混泳に向かない

生物はヤマトヌマエビです。

 

ミナミヌマエビやチェリーシュリンプが

混泳可能ならばヤマトヌマエビも大丈夫だろう

と考えてしまいがちですが、

ヤマトヌマエビはビーシュリンプを捕食する

可能性があります。

 

また、ビーシュリンプを食べ残した場合

死骸が原因で水が汚れる危険性もあるため

同じエビの仲間であっても

大きさの異なるヤマトヌマエビは

混泳させない方が無難でしょう。

 

 

ベタ

2番目に紹介する

ビーシュリンプとの混泳に向かない

魚はベタです。

 

個体によって攻撃性に差があるベタですが

攻撃性の有無に関係なく

ベタにとって小型のエビは餌にしか見えません。

 

またベタ以外にもエンセルフィッシュや

ディスカスといった中型以上の熱帯魚には

ビーシュリンプを含む小型のエビは

捕食される可能性が高いため

混泳は避けるようにしましょう。

 

 

グッピー

3番目に紹介する

ビーシュリンプとの混泳に向かない

魚はグッピーです。

 

グッピーは食欲が旺盛で食べる量も多ければ

糞の量も多いため、水を汚しやすい魚です。

 

また好奇心も強いため、捕食目的でなくとも

ビーシュリンプにちょっかいを出すことも

見られます。

 

更に繁殖力が非常に高いことから

普通に飼育していてもあっという間に増えて、

飼育過密な環境になってしまうため

水質の変化に弱いビーシュリンプとは

相性が良くない種類と言えるでしょう。

 

 

アカヒレ

4番目に紹介する

ビーシュリンプとの混泳に向かない

魚はアカヒレです。

 

飼育環境を選ばない丈夫さが魅力のアカヒレも

小型の魚ですが食欲旺盛なため

ビーシュリンプを捕食する危険性がありますよ。

 

アカヒレ以外にもネオンテトラやカージナルテトラ

といった初心者向けとされる小型の魚も

稚エビはもちろん、脱皮したての

大人のビーシュリンプまで食べることがあります。

 

そのため、特にビーシュリンプの繁殖を

希望している場合は、混泳を避けるようにしましょう。

 

いかがでしたでしょうか?

 

ビーシュリンプは見た目も可愛らしく

人気の高いエビですが、

繁殖をさせたい場合は

魚とは混泳させない方が良いと言われるほど

デリケートな種でもあります。

 

もちろん相性の悪い種類であっても

水槽の広さや環境に気を気を配れば

混泳可能なこともあります。

 

しかしビーシュリンプが熱帯魚の餌に

なってしまうことが無いよう

注意してタンクメイトを選ぶようにしてくださいね。

 

以上『ビーシュリンプと混泳できる魚やエビ、貝の種類って?相性が悪い種類もご紹介!』の記事でした!

Sponsored Links
Sponsored Links

関連した記事