旬の時期になると、

スーパーなどでもよく見かける

 

今回は、そんな梨を

犬に食べさせても良いのか、

また食べさせる時の注意点や

梨を使ったおすすめのレシピなどを

ご紹介していきます。

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犬に梨を食べさせるのは大丈夫なの?

まず最初に確認しておきたいのが

梨は犬に食べさせても良いのかどうか?

ということですよね。

 

人に対して梨は、解熱作用

肝臓を保護する効果があることで

知られています。

 

梨は犬の体に悪い成分を含んでいませんので

アレルギーや腎臓疾患など

特定な病気を持っていなければ

犬に食べさせることが出来ますよ。

 

ただし収穫時期より前の若い梨

アミグダリンと呼ばれる

中毒を引き起こす成分が含まれており

非常に危険です。

 

なので、必ず収穫時期を迎えた梨を

食べさせるようにしましょうね。

 

一般的にスーパーや果物店で

流通している梨であれば大丈夫ですよ。

 

 

 

梨の栄養素は?

梨にはたくさんの栄養素が含まれており

犬にとっても良い効果が期待できる

栄養素もたくさんありますよ。

 

その中でも代表的なものを

いくつかご紹介しますね。

 

アスパラギン酸

梨には100gあたり140mg、

アスパラギン酸を含有しています。

 

アスパラギン酸は

体を形成するアミノ酸の一種で、

非必須アミノ酸に分類されます。

 

アスパラギン酸は

エネルギー代謝の向上利尿作用

疲労回復の効果がありますよ。

 

また夏バテ対策にも効果的です。

 

またリンゴ酸・クエン酸も含まれており

こちらも乳酸を排除して

疲労回復を助ける働きをしますよ。

 

 

プロテアーゼ

プロテアーゼ

タンパク分解酵素の一種です。

 

このプロテアーゼはタンパク質を分解し

柔らかくする作用がありますよ。

 

韓国料理などで料理に梨を良く使用するのも

たんぱく質を分解する作用で

料理の肉を柔らかくするためです。

 

フルーツの中では梨以外にも

キウイなどに多く含まれている成分ですよ。

 

 

食物繊維

梨にはたくさんの食物繊維

含まれています。

 

食物繊維は五大栄養素のほかに

第六の栄養素として、

人間だけでなく犬や猫でも

注目されている栄養素です。

 

人間と同様に、消化管の健康維持

効果が期待できるほか、

便秘の予防下痢の改善など

さまざまな効果が期待できますよ。

 

 

カリウム

梨は果物の中でも

カリウムを多く含む果物です。

 

カリウムは体内の余計な

ナトリウム(塩分)を

体の外に排出させる働きがあり、

血圧を下げる効果がありますよ。

 

カリウムが不足すると体がだるく

疲労感が増すと言われています。

 

カリウムをしっかり取り、

ナトリウムとのバランスを取ることで

疲労回復にも役立つ栄養素です。

 

 

水分

水分は栄養素ではありませんが

梨の約90%を占めていますよ。

 

この水分含有量の多さ

石細胞と呼ばれる細胞の働きによって

梨特有のシャリシャリ感

出しているのです。

 

 

 

犬に梨を食べさせるとどんな効果があるの?

梨に含まれている

たくさんの栄養素の効果は

お分かりいただけたかと思います。

 

では犬に食べさせた時には

具体的に犬にとって

どのような効果が期待できるのでしょうか?

 

犬に梨を食べさせると消化の手助けになる!

先ほどお伝えした

梨に含まれるタンパク分解酵素、

「プロテアーゼ」

犬の消化を助けてくれますよ。

 

ドックフードを食べている犬は

タンパク質を普段から多く摂取しているので、

梨を与えることによって

消化の手助けをすることが出来ます。

 

 

犬に梨を食べさせると水分補給になる!

90%が水分で出来ている梨は、

犬にとってとても良い水分補給になります。

 

特に真夏の暑いときなどは、

犬も夏バテ気味になり

動きが鈍くなってしまうことがありますよね。

 

そんな時に梨をおやつとして与えれば

夏の熱中症予防にもなりますし、

冬などで水を飲むのが苦手な犬でも

おいしく水分補給が出来ますよ。

 

また、ストルバイト結晶などの

尿石が溜まってしまう

病気を持っている犬の場合、

おしっこの回数を増やす必要があるため

梨を与えるのもおすすめですよ。

 

 

犬に梨を食べさせると便秘予防に効果的!

梨に含まれている食物繊維は、

水に溶けない性質を持っています。

 

この梨に含まれる食物繊維

犬の便に含まれる水分を増やす性質があり

便秘予防に効果がありますよ。

 

また同じく梨に含まれる

「ソルビトール」という成分

便を柔らかくする効果があります。

 

そのため犬に梨を食べさせると

便秘気味の犬や

便が固くて回数や量が少ない犬、

また便を出しにくくなった老犬などに

とても良い効果をもたらしてくれますよ。

 

 

犬に梨を食べさせると疲労回復に効果的!

梨に含まれるリンゴ酸クエン酸、

アスパラギン酸には

疲労回復の作用があります。

 

リンゴ酸とクエン酸は

体内の乳酸を取り除き、

アスパラギン酸はタンパク質合成の手助けや

アンモニアを体外へ促すことで

疲労回復をサポートしてくれますよ。

 

そのため運動量が多い犬

トレーニングやアジリティーを行う犬

また代謝が悪くなった高齢犬にも

梨を与えることがおすすめです。

 

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犬に梨を食べさせる時に注意することは?

いいことだらけの梨ですが、

犬に食べさせる際には

いくつか注意してほしいことがあります

 

注意点をご紹介していきますので、

良く理解してから

犬に食べさせるようにしましょうね。

 

犬に梨を食べさせる時は種は必ず取る!

未成熟の梨に含まれる

アミグダリンという成分は、

犬にとって中毒となる場合があります。

 

そのため成熟した梨を与えるのはもちろん、

実はこのアミグダリン

梨の種にも含まれていますので、

犬に梨を食べさせる際には

必ず種を取って食べさせるようにしましょうね。

 

ただものすごく大量の種を食べて

やっと症状が出るくらいの中毒量なので

梨の種を1個2個食べてしまったからと言って

慌てることはありませんよ。

 

しかし何か起こった時に

あれが原因かと思ってしまうことの無いように

気を付けて食べさせるようにしましょうね。

 

 

犬に梨を食べさせる時は大きさに注意!

人間が食べる梨の大きさのまま

犬に食べさせてしまうと、

そのまま丸飲みをして喉に詰まってしまい

危険な状態になってしまうことがありますよ。

 

そのため犬に梨を食べさせるときは

必ず小さくカットしたり

すりおろして与えるようにしましょうね。

 

梨の成分はすりおろしても

変わることはありません。

 

また梨の皮は消化しにくいので

必ず皮をむいてから

犬に食べさせてあげましょう。

 

 

犬に梨を食べさせる時は量に注意!

梨を必要以上に食べ過ぎてしまうと

犬の消化に負担をかけてしまう恐れがありますよ。

 

なぜかというと、梨には石細胞という

シャリシャリとした食感を出す成分が

含まれています。

 

適度に食べると便通を良くする効果

得られるのですが、

過剰に食べ過ぎてしまうと

下痢を引き起こしてしまうこともありますよ。

 

また、腎臓疾患の犬などは

食べ過ぎるとカリウムの過剰摂取

なってしまう危険もあるので、

食べさせる前に必ず獣医師に相談してから

与えるようにしましょうね。

 

 

 

犬に梨を食べさせる目安の量は?

では犬に梨を食べさせる際には

どのくらいの量だったら

与えても大丈夫なのでしょうか?

 

基本的に犬が食べても良い梨の量は

1日に20g程度と言われています。

 

しかし犬の体の大きさによっても

異なってきますので、

1日の全体の食事量の

10%を目安にしてくださいね。

 

たとえば1日に

100g餌を食べている犬であれば

1日に食べてよい梨の量は10gです。

 

また稀に、

梨にアレルギーがある犬もいますので

嘔吐体のかゆみ湿疹などが出た場合は

すぐに動物病院で

診察を受けるようにしましょうね。

 

 

 

犬におすすめな梨は?

犬にとっても良い効果が期待できる梨。

 

犬用でもいろいろなタイプの梨が

発売されていますよ。

 

その中でもおすすめなものを

いくつかご紹介しますね。

 

犬におすすめな梨1

まず最初にご紹介するのは

上記画像のドライフルーツ。

 

こちらの商品は農薬不使用

太陽の恵みいっぱいに育った

健康的なフルーツです。

 

標高の高いところで育つことで

寒暖差を受け

うまみをたっぷり蓄えていますので

犬も喜んで食べてくれますよ。

 

また人も食べられるドライフルーツなので

安心して犬に食べさせることが出来ますね。

 

 

犬におすすめな梨2

こちらもドライフルーツになった

犬用の梨です。

 

こちらの商品は薄めに出来ており

手で簡単に割れるので

しつけのご褒美やおやつにおすすめですよ。

 

味付けもしておらず、

梨本来の味を味わうことが出来る商品です。

 

またチャック式袋に入っているので

保存しやすいのも嬉しいですね。

 

 

犬におすすめな梨3

上記画像の商品は厚みがあり

しっかりとした食べ応えの

ドライフルーツの梨になります。

 

すべて手作業で丁寧に加工しており、

梨のみずみずしさを残したまま

本来の甘さを最大限まで引き出した梨なので

犬が美味しく食べることが出来ますよ。

 

おやつとして与えてもいいですし、

ご飯のトッピングにもなるので

お好みで食べさせてあげてくださいね。

 

 

犬にパイナップルを食べさせるおすすめレシピは?

では自宅で犬に梨を食べさせるときは

生でそのままあげる以外に

何かレシピはあるのでしょうか?

 

梨は加熱するとカリウムなどの

栄養素の効果が弱まるので、

出来るだけ生のまま与えるのが

良いとされています。

 

そんな梨のレシピの中で

犬におすすめなレシピを

いくつかご紹介しますね。

 

梨ヨーグルト

◎材料

・無糖ヨーグルト

・梨 

梨はすりおろすか

1cm角の大きさにカットします。

 

②無糖ヨーグルトに

用意した梨を加えたら完成です。

 

用意するものも少なくて

手順も簡単な梨ヨーグルトは

すぐに犬のおやつとして

作ってあげることが出来ますよ。

 

ヨーグルトに含まれる乳酸菌には

人間と同様に犬も腸内環境の改善

期待できます。

 

ただし甘い加糖ヨーグルトは

糖分が肥満の原因となってしまうので、

必ず無糖ヨーグルトを使用しましょうね。

 

 

犬用の梨ゼリー

◎材料

・梨20g

・お湯100ml

・粉ゼラチン2g 

①粉ゼラチンをお湯で溶かします。

 

②梨の皮をむいてすりおろした後、

溶かした粉ゼラチンの中にいれます。

 

③それらを容器に入れて、

冷蔵庫で冷やせば完成です。

 

カットした梨でも問題はありませんが、

梨の甘さを出すためにも

犬に食べさせる際は

すりおろした方が良いでしょう。

 

いかがでしたでしょうか?

 

暑い時期などは、人も犬も

夏バテ気味になりがちですよね。

 

そんな時に梨は

たくさんの効果を発揮してくれますので、

犬にも積極的に食べさせてあげましょう。

 

注意事項には気を付けていただき、

犬が安全に食べられるように

工夫してあげましょうね。

 

以上『犬に梨を食べさせるのは大丈夫?注意点や効果、おすすめなレシピも!』の記事でした。

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